MMTへの誤解を解く その3 本当の「富」は何か?

せっかく、お上に納めた税金が、
実は行政のための財源ではない……?
まさか?

だとしたら、ではいったい行政の財源は何なのか?
それは、どこから調達するのか?

という疑問が出てくるとしたら、
まだ固定観念から抜け出せていないことになります。

勘違いの大本をたどると
「財源」という言葉そのものにあることが
わかってくると思います。

極端な話、理想論的には
政府は「無一文」で国家運営が出来るということです。

そもそも、いったい世の中の「富」の源は
どこにあるのかを
これからよく考えてみたいと思います。

結論を先に言うと、
「財源」は政府にあるのではなく、
実は、国民の側にあるということが
見えて来ると思います。

お金とは、通貨とは、
国民の中に眠っている「富」を
動かすための「ツール」に過ぎないということです。

逆に「お金」こそが「富」であって、私達は仕事によって
それを受け取って暮らしているのだという認識では、
税金の罠から逃れることは出来ないと思います。

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