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ホステル暮らし・電気工事士・映画

東京にいるのも半年切ったので、なんとなく日記を書いて残しておきたい。この2年近い東京生活はぬるぬると厳しかった。

8/30

9月末でアパートを解約する。「故郷に戻るので今年度末にはどちらにせよ出ていく、かつコロナの影響で収入も減っていて厳しいので、今回は更新料をどうにか免除してくれないか」と管理会社を通して2度粘って交渉したが、オーナー側からの答えはいずれもノーだった。かなり勝手を申していたので仕方ない。しかし、依頼時の管理会社の方の口調は前向きなのに返信があるとノー、という軽い期待と絶望を繰り返したので、なんとなく、あまり気の上がらない引越しだ。

9月末から年度末までは、今の生活圏内にあるホステルで暮らすことにした。今はインバウンド激減の大打撃もあってか、いろんな宿泊施設が月額プランを出しており、そこそこリーズナブルに暮らせるようなのだ。内見もできるので、土日は2軒のホステルを見てきた。

片方は東京のホステル界を代表するラウンジが素敵な有名ホステルだが、当たり前ながらシャワートイレ共用。もう片方は施設が新しく、シャワートイレも備えたビジネスホテルのような部屋に滞在できるホステル。

値段はどちらもほぼ同じで、スペックだけ見れば、後者が確実に長期滞在に向く。だけど今のところは前者に予約を入れようと思っている。前者はちょっといかついスタッフさんや泊まっているお客様、木造で温かい施設の雰囲気が好ましく、直感的にそちらにいたいと思ったのだ。

うだるような汗をかきながら家に帰ってきて、第二種電気工事士の試験勉強。実家の仕事が関係なかったら興味のかけらも持たないであろうことを勉強している。が、これが面白い。スイッチやコンセント、ケーブルだけでも、めちゃくちゃ種類が出てきて、どう使うのか、さっぱり想像がつかぬまま、頭に語句と形状を流れ込ませていく。
言われてみれば、当たり前のように灯りをつけたり、冷蔵庫が冷えたりしているが、その電気がどのような配線を通って流れてくるのか、全く分からなくて、世界は途方もない人工と職業で成り立っているのだと思わされる。

夜は映画「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」を見た。後半のイカれ具合と暴れっぷりが最高。「ベイビー・ドライバー」の監督の作品だと知って納得。不真面目に楽しいを突き詰めてたら、バチバチにキマったのできました、って感じがある。

何も考えずに生きてるので、ひどい日記しか書けなかった。

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