見出し画像

英語学習:短期集中期間を持つこと

英語を学ぶのは長期戦です。

基本はそれが大原則ですが、成長は緩やかな右上がりカーブなので、きちんと段階を踏みながらやらないと、漫然とやってしまいます。下手すると、並行線のまま(あるいは下降線)、なんてことになりかねません。

そのため、「短期集中学習期間」を持つことが重要と思っています。
私にとってのそれは英語での学会発表でした。

学会での発表というゴールが決まってしまったので、お尻に火がつき、話すことが必要になりました。そして、実際に発表の場に出て緊張感にさらされることにより、飛躍的に自信をつけることができました。
のどがカラカラになるくらいの緊張感でしたが。。

あるいは、留学時、日本人ゼロ、日本語ゼロのオランダのような場所で暮らしてみることで、英語を使わないといけない状況に身を置いたのも成長に多く貢献しました。

学会発表や留学は特殊な例ですが、短期学習の効果は以下の書籍でも紹介されています。「特訓、研修などの短期集中学習で実力を一気にのばす」

たとえて言えば、受験勉強でも一緒で、ゴールや使わなければいけない場が設定されているのでやらざるを得ない。そのような状況が人を成長させるのだと思います。

仕事でも同じ。
On the job training とoff the job training、と考えると一緒ですね。
そしてどんな場合でもon the job trainingが人を大きく成長させます。

他にも短期集中で使える勉強で言えばTOEICなどがありますが注意が必要です。
私自身、短期集中で半年勉強して、800点台から900点台に上がりましたが、結局使えるようになったかというと???でして、TOEICを解くテクニックが身についただけでした。
満点とったり、年単位で勉強したらもっと違う世界が見えてくるのかもしれません。
ただ、TOEIC900点あっても使えないヒトがいるということをしばしば見聞きします。
したがって、その勉強の第一選択とするには余程の注意が必要です。

ちなみに個人的には4技能試験のある英検は意味があるとは思っています。ただ、生身の勉強に勝るものはないので、こちらも TOEIC同様、意識や目標を忘れないようにしなければ英検のための英語学習となりかねません。

ここのところ、英語で仕事をリードする機会が増え、短期集中学習チャンスが増えています。過去の経験から、これを経て自分自身が成長することを知っています。今後まだまだ成長する予感がしてなりません。

中年に差し掛かってもなお、自分のこれからのステップアップが楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?