Como

ようこそ!Como(コモ)の世界へ。 絵本出版を目指し、創作ストーリーを書いてます。気…

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ようこそ!Como(コモ)の世界へ。 絵本出版を目指し、創作ストーリーを書いてます。気になるお話がありましたら、是非覗いてみてください。♡スキを下さい! いつか素敵なイラストレーターさんともご一緒したいな。

最近の記事

アメリア

ピコンピコンピコン、 博士『よし、もう少しで、完成だ。』 ピコンピコンピコン。 むかーしむかし、きみたちの知らない世界のお話し。 不思議な不思議な、世界のお話しだよ。博士は何かを作っているよ。 博士『あとは、この回路を繋いだら、』 カチリと、回路が繋がれた。 博士『さあ、目覚めてくれ!』 しーん。 博士『まさか、また失敗なのか?』 しーん。 博士『なんでだよ。』 と、博士が後ろを向いた、その時! 『は、か、せ』 ビクリと博士が振り返ると、実験台に寝

    • えたーなる•すのー

      しんしんと、降る雪。 天から、ふわふわと降ってくる。 辺りがしーんとなる、その瞬間が好き。 わたしが、わたしでいられる時。 しんしんと、降る雪。 ゆきの『山の神様は言ったわ、男を一人差し出しなさいって、元気で強くたくましい男を探して、山の神様に差し出さなければっ。』 むかーしむかし、きみたちの知らない世界のお話し。 あるところに、太陽と言う名前のきこりがおりました。そのきこりは、村一番とても元気で、たくましく、そして村一番、心優しいのでした。 今日も、村にいる

      • ふぁーすとらぶ♡

        きみたちの、知らない世界のお話をしよう。 かわいい二人の、かわいい物語だよ。 あるところに、世界一不幸なアラタという男の子がおりました。アラタはね、イジメにあい、さぎにあい、家族に家を追い出され、橋の下で独りぼっちでくらしていたの。 アラタ『もう、な〜んにもしんじられないや。もう、つかれちゃったな〜。』 そんな、アラタを、気の毒そうに、お空の上でカミサマがみていたの、 カミサマ『あ〜、なんとかわいそうに、ようし、わしがなんとかしてやろう。』 と、カミサマの気まぐれで

        • ふぁんたじー

          『うーん、うー、あーうー。』 あれあれ、ここに何やらとっても悩んでいる女の子がいるよ。どうしたのかな? 『あー、もう、これじゃない、あっ!そうか、コレね!!あたしって、天才じゃん!』 あらま、何かひらめいたみたい。 よかったねー。 むか〜しむかし、キミたちの知らない世界のお話し。絵本が飛び出す、不思議な世界のお話し。 ノーエ『よし、コレね!!コレをこうして、そう、そう、上手くいったわ。』 この子は、魔女。しかもただの魔女では、あーりません♪なんと、魔法の作家さん

        アメリア

          翼をください

          神様『ばかもーん!』 シェリル『ごめんなさーい!!』 むか〜しむかし、キミたちの知らない世界のお話し、遠いようで近いような世界、とある天使のお話し。 神様『これで何度目だ!また違う魂を天国へみちびきかけたな!』 シェリル『違うの神様、あの魂は、悪い事ちゃんと反省して、助けて欲しいと言ったのよ!だから、救いたかったの。憧れの天使、テレサ様のように、深い愛をもって。』 神様『いつも言っとるじゃろ、悪い事をした魂は、すぐに天国へは導けぬ、ばつをあたえねばならないのじゃ!天

          翼をください

          みにくい死の神

          むか〜しむかし、君たちの知らない世界のお話し。 ここは、死神達の住む世界。 生と死の間の世界。 ここに、 まだまだ、半人前の死神達がいるよ。 うーぶ『えーん』 死朗『あー、また泣いちゃった!』 死〜助『ほんと、すぐ泣くんだもんな!』 死三郎『今日も、ビリッケツ!一つもとれやしない!』 うーぶ『えーん、いじめないでよ。』 死朗『いいか!おれたち死神はな、みんな生き物の命がとれるんだ!魂100個集めたら、立派な、大鎌もらえるんだ!けど、こいつは、いつも、命をと

          みにくい死の神

          虹色の雨

          むか〜し、むかし、キミ達の知らない世界のお話。 雨の降らない、干からびた世界のお話。 あるところに、いつも泣いている男の子がいたんだよ。 その子の名前は太郎。 太郎はね、今よりちょっと昔に、お外で遊んでいる時に、犬のしっぽを踏んで犬に噛まれ、 太郎『えーん、痛いよー、えーん』 と泣き。続けて、カラスに頭をつつかれ、 太郎『痛いよ、やめてよ、えーん、』 と泣き。転んで毛虫にさされ、 太郎『やだー、キモイよ痛いよ、えーん』 と、立て続けに泣いたら、 ショック

          虹色の雨

          デイジーの歌声

          タタタタ、ヒュードカン、バリバリバリバリ、ドカン、ドカン、タタタタタタタタ、ドカーン! 男『逃げろ、』 女の子『イヤだ、イヤ!』 男『もう、オレはだめだ 、後は、死ぬだけ。』 女の子『戦争終わらせたいって!言ったよ、』 男『もう、この世界はもたない。 お前だけは、どうか生きて生きて生きてくれ。』 女の子『ラララ、ラララララー、ラーラーラー♪』 男『その歌、あの時の』 タタタタ、ヒュードカン、バリバリバリバリ、ドカン、ドカン、タタタタタタタタ、ドカーン!

          デイジーの歌声

          アイノキオク

          むか〜しむかし、キミたちの知らない世界のお話し。 ある小さな国に、エフェメラル姫という、綺麗な金色の髪の毛、宝石のようにキラキラと輝く瞳のそれは、それは美しいお姫様がおりました。 お姫様は、小さな頃、悪い魔女に魔法をかけられ、朝食べたもの、昨日食べたもの、お友達の名前、草木の名前、自分の名前までも、ありとあらゆる事を頭の中から、次々と忘れていく魔法にかけられたのです。 小さな国の、国王様は、兵を連れ、その魔女を倒しましたが、何故か魔法はとけません。何度も何度も、お医者さ

          アイノキオク

          輝き姫

          むか〜しむかし、君たちの知らない世界のお話し。 あるところに、と〜っても我儘で自分勝手なお殿様がいたんだって。 そのお殿様は、美しいもの、珍しいもの金銀財宝が好きで、ありとあらゆるものを家来達に集めさせ、気に入らないものあれば、 殿『こんなものいらぬ!すぐに新しいものを持ってまいれ!』 と、我儘放題。 殿『全てわしのものじゃ!』 と、自分勝手。 家来達は、呆れ果て、だーれも殿様を好きなものはおりませんでした。 そんなある日のこと、ある村に、月の輝きのようにとて

          輝き姫

          ねむり姫と勇気のネコ

          むかしむかし、きみたちの知らない世界のお話し。 あるところに、一人の女の子がおりました。 女の子は、いつも独りぼっち、お友達がおりません。何をするにも何を見るにも楽しさを感じず、お友達に話しかける勇気さえもでません。いつも独りで部屋に閉じこもり、出てきませんでした。 女の子は一日の半分以上を、ベッドで寝てすごし、一度眠ったらなかなか起きず、毎日毎日、ベッドで寝てばかり、食事の時に起きるだけ。 その様子に、お父さんとお母さんは、 お父さん『どうしたことか。』 お母さん『ど

          ねむり姫と勇気のネコ

          魔法使いの約束。

          風のない、三日月が綺麗なある夜、 断崖絶壁に立つ、一人の女の子がいた。 女の子の名前は、ヒカリ。 その子は、なんと、魔法使い。 しかも、まだまだ見習いの。 ヒカリ『さてと、そろそろかな?』 と、言った瞬間、ビョー!!っと、いきなり強い風が吹いた! ヒカリ『いまだー!!』 と、思いっきり、ジャーンプ!下は深い深い海、落ちれば二度と上がってこれない、深い深い海。落ち続けていくヒカリ、 ヒカリ『あれれ、魔法間違ったかな、うーん!う〜ん、浮かべ、浮かべ、わたしの体よ

          魔法使いの約束。

          ユメのクリスマス

          あるところに、二人の、仲良し父娘がおりました。    この物語は、この仲良し父娘のクリスマスに起こったとびっきりの奇跡の物語。 ユメ『ねぇ、パパ、今日はクリスマスだよ。 一緒に家でケーキ食べるんだよ! それから、ユメおりこうさんにしてるから、大きな大きな、くまちゃんのぬいぐるみー!』 パパ『そうだね、一緒にケーキ食べようね。 パパ、お仕事終わったら、すぐ保育園に迎えにくるからね。』 ユメ『うん!ユメ、おりこさんしてまってる。』 パパ『じゃー、一緒に、ママに行っ

          ユメのクリスマス

          闇子の光

          ずっとずっと闇の底、な〜んにも見えない 、真っ暗、真っ暗、底の闇。 声が、聴こえる。そう、そうだあのコの眩い声。 あたしは、闇子。 真っ暗闇の世界に、たった一人で、住んでるの。くら〜いくら〜い、周りにはな〜んにもない。あたしは、いつもヒトリボッチ、だと思っていた。 けど、あのコがやってきた、あのコの眩い声、ひかり、、?ひかりこ、光子!そうだヒカリコと言っていた。真っ暗闇の闇の底の底の闇。あたしがいるとこまで、その眩い声が届いてきたの。 だから、あたしは······

          闇子の光

          キラキラさん

          むかーしむかし、キミたちの知らない世界のお話し。不思議な不思議な世界のお話し。 ほら、ごらん、何やら二人の姉妹が、困ったかおで話しておりますよ。 のえ『キラキラさんでないねー』 ちー『でないねー、キラキラさん』 そこは、雲の世界、お星さまよりは、ちょいと下、ふわふわ、もくもく、雲の世界。  のえ『もう雲で遊ぶの、あきちゃったなー、』  ちー『ねー、あきちゃったー』 のえ『ちーちゃん、あそこのもくもくおっきな雲まで、競争しようか?』 ちー『うん!!しよー!』

          キラキラさん