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昨年の紅葉狩り③ 圓光寺・金福寺・蓮華寺

昨年はあちこち紅葉狩り行ってたな。
さて、昨年の紅葉狩り第三弾です。11月20日ですからちょうど一年前になりますね。圓光寺の早朝拝観を皮切りに、金福寺、蓮華寺と巡ってきました。


とにかく朝早く、地元の最寄駅を始発の次ぐらいの電車に乗って向かった圓光寺。7時前には既に行列ができており(事前申込制でしたが)、開門と同時にベストスポットを確保すべく皆が一斉にこの場所に集合。この時間帯にやってくる人は大なり小なり首からカメラを下げている人達ばかり。暗黙の了解なのか、誰もこのフレームの中に入ろうという人はいませんでした。お庭の遙か向こうには道があり、人が写り込んでしまう可能性があるために、見極めを慎重にして撮影。もっと広角なレンズがあったらよかったのにな。


水琴窟近くの石灯籠前には綺麗な紅葉が飾られていました。この圓光寺ですが、徳川家康と深い関係のあるお寺だったのですね。何度も足を運んでいるのにちゃんと知ったのは今回が初だったかもしれません。


庭石の上の散り紅葉がなんとも素敵。この時の圓光寺はまさに見頃。何をもって見頃とするのかは人によって解釈が違うかもですが、私の場合は枝についているカラフルな紅葉と散り紅葉のバランスが絶妙なタイミングを見頃と呼ぶことにしています。


建物の中からの景色も最高なのですが、私はこの場所も好きです。確かこの日は小雨がパラついていました。なので、散り紅葉の色がしっとりといい感じ。強い光が当たっていないので、各々の色合いの深みがしっかり出ています。


圓光寺のアイドルといえばこのお地蔵さんでしょう。実はこのお地蔵さん、意外と撮りにくいのです。この日は薄曇り。まぁ、薄曇りじゃない時もそうなのですが結構薄暗い場所にいらっしゃるお地蔵さんなので、撮影する時は結構な頻度でブレちゃいます。


昨年訪れた圓光寺ですが、今こうして一年後に記事としてまとめながら改めて写真を見返してみるとすごく美しいですね。黄色い葉っぱが散りばめられているのもなかなか素敵な景色です。


ここも圧巻でした。昨年は本当に色付きがよかったです。左下の門ですが、開門から1時間程度経つと人々の往来も増え始め、背の高い人が通ると頭が写り込んでしまうということがしばしば起こりました。内心イライラしながら撮影のベストタイミングをじっと待っていました。

さて、圓光寺を後にして、徒歩5分圏内にある金福寺に移動しました。


圓光寺や詩仙堂に程近い金福寺ですが、境内の規模はこじんまりとしているものの紅葉の美しさは上記の寺院に引けを取りません。特に美しいのが、境内の入口付近にあるこの敷き紅葉。真紅の紅葉。今回で3度目ですが、初めて訪れた時も今回同様真っ赤でした。2度目の訪問の時は色付きが悪い年だったのか茶色かったです。


金福寺の境内。写真上部奥には与謝蕪村のお墓があります。しばらく前まで庵の改修工事が行われていたようですが、この時は終わっており境内の全貌を綺麗に収めることができました。ここは皐月の名所でもあります。

金福寺の後は蓮華寺に移動。どうやって移動したのか忘れましたが。

ここでの紅葉狩りも久々でした。コロナ禍時期は拝観停止していたのかな。相変わらず美しい庭園。見頃少し手前といった感じでしょうか。


池を少しズームしてみました。水辺にある紅葉って色づきが良いのかもしれませんね。永観堂の紅葉もそうだし、醍醐寺の弁天池周りにある紅葉も然り。そんな気がするのは私だけでしょうか。


もはや、一枚の襖絵のような情景。ここも圓光寺と同じで、カメラを持った人達は壁側に背を向けてお庭を眺めるといったスタイル。縁側に座る人はほとんどいませんでした。


襖絵バージョンパート2。少し引いてみました。こういうのを額縁庭園というのでしょうか。京都の額縁庭園はほぼ制覇しています。どこがいいか甲乙つけ難いですが。


蓮華寺は庭園だけでなくて、建物の外も絶景です。イチョウの葉の敷き紅葉が見応えあります。引きで撮る際には足元注意です。苔に靴が少しでも当たるとお寺の人に注意されます。当然ですが。

この日の紅葉狩りは終始曇り空で、どれを撮っても色合いが深いものばかりでとても楽しい撮影でした。今年はきっと人が多いんだろうな。数年間の見頃時期には開門前に外国人達が占拠していましたから。今年もそうなっているのかもしれませんね。


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