katsumi

33歳独身♂新卒からコンサル業界で働く。悩みながらも何か行動を起こしている最中。 じぶ…

katsumi

33歳独身♂新卒からコンサル業界で働く。悩みながらも何か行動を起こしている最中。 じぶんを表現できるフィールドを模索中。 興味:サッカー(Liverpool、鹿島アントラーズ)、ランニング、凛として時雨    スマートシティ、再生可能エネルギー、自然共生

最近の記事

読書感想文「最高の体調」

精神的な体調は回復し、(仕事以外では)通常の日常を過ごせるようになってきたが、お腹中心に体調が優れないこと、あと今後同様のことが起こらないようにするために本書を手にとった。 本書における主張の根源は、人間という生き物は古代から数百万年かけて形成されており、農耕民化したのも1.2万年前ほど、近代化に至っては数千年、数百年という時間軸である。つまり、身体の仕組みはまだ原始的な狩猟民族時代の名残が強く、むしろほぼ変わっていないのため、文明による身体への刺激には対応できていないと考

    • 読書感想文「苦しかった時の話をしようか」

      仕事でとても苦しかった時に手にとった本である。 内容としては筆者の自分の娘に向けたという体裁で、彼女の就職活動に向けてどのような選択をすべきか、その考え方を示したものである。 やりたいことがわからない、自分の強みとは行った、職業選択の中で生じる悩みに対し、非常に分かりやすく、何より読み応えのある文章で記されている。とにかくこの筆者の文書能力が高く、読んでいて躍動感を感じられた。もともと書籍化目的ではなく、自分の娘に向けてのメッセージという位置づけであったということもあるの

      • 読書感想文「好きなことだけやって生きていくという提案」

        夢物語のようなタイトルであるが、筆者が伝えたいことは、タイトルそのまま「好きなことを仕事にしない」というわけではなく、何事にも好奇心を持って好きなことを増やしていきなさい、ということだと解釈した。 好奇心、昔から自分は持っていると思っていた。 特に知的好奇心が強いから、幼少の頃より勉強にさほど苦労した覚えもなく、引篭にもならずに外の世界に交流を求めてきた経緯があるからだ。 しかし最近はどうか。 社会人として十年目を迎え、ある程度煮詰まって来たのか、好奇心という感情をい

        • 読書感想文「何を捨て何を残すかで人生は決まる」

          何を思って本書を手に取ったのか覚えていないが、偶然、現在自分の置かれている状況にとてもマッチしたものであった。 僕は今、まさに新しいことにチャレンジして、思いっきりこけた状態である。初めて仕事で泣いたし、心は落ち着いても身体は付いてこず、全く仕事に取り組めない、取り組んでもすぐに拒絶してしまう、本当に心が折れる手前まで来ていた。 何のために働くのか、居心地のよい場所から脱却しなければ始まらない、人生を縛れれる必要はない。 しっかり自分に投資しよう。新しい世界をどんどんイ

        読書感想文「最高の体調」

        • 読書感想文「苦しかった時の話をしようか」

        • 読書感想文「好きなことだけやって生きていくという提案」

        • 読書感想文「何を捨て何を残すかで人生は決まる」

          読書感想文「また会いたいと思われる人」

          嫌いな人にも嫌われたくない、と思うほど、僕は人からどう見られているのかを気にする。 そのせいで人の目ばかりを気にしていた本当の自分を出せないとか、自分の意志を持てないとかの弊害は少なからずあるであろう。 分かっているが、実際、人から嫌われるのは嫌だし、本書タイトルの通り、「また会いたい」と思われたいというのが心底にある。これは否定できないし、ほぼアイデンティティと化しているため、簡単にはなくならない深層心理であろう。 そもそもそういう性格のため、本書の提言はいささか新鮮味は

          読書感想文「また会いたいと思われる人」

          読書感想文「成功するのに目標はいらない」「フセンで考えるとうまくいく」

          「自分の軸が持てない」「将来やりたいことがわからない」「充実した人生を送るためにはどうすればよいのか」 こういった悩みをコーチ2人にぶつけたところ、推薦書籍として1冊挙げて頂いたのがこの2冊であった。 見事に同じ著者。正直驚いた。コーチング業界では神みたいな存在で、内容もバイブル的な位置づけなのだろう。そういった意味で信頼性は高い。 ただ2冊ともテーマは異なる。 まず、「成功するのに目標はいらない」はタイトルの通り、充実した人生を送る(=成功)ために、一般的に推奨され

          読書感想文「成功するのに目標はいらない」「フセンで考えるとうまくいく」

          読書感想文「急成長都市 福岡の秘密」

          学生時代に住んでいたこともあり、前々から福岡の都市開発に興味があった。高島市長の着任以降、スタートアップ誘致やスマートシティの試みなど先進的な街づくりが進んでいると聞き及んでいた。 FACTベースの記載なので、どのような苦労やドラマがあってここまでたどり着いたのか、といったわくわく感は得られなかったが、体系的に福岡市の取り組みを把握することができた。 決して福岡市単独で行っているのではなく、九州地域、あるいは海外都市とも協働のうえプロジェクトを進めている様子は、想像してい

          読書感想文「急成長都市 福岡の秘密」

          読書感想文「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」

          以前から気になっていた本。 Twitterでローランドがサッカーテクニックを披露しているのを見て、さらに読みたくなった。 帝京高校サッカー部は本当に凄い。サッカー好きな人は無条件に気になってしまう僕も本当に単純。 内容は思っていたよりよかった。 突然出てきた色物っぽいく見られがちだが、サッカーも然り、必死に努力してサバイブしてきた方というのが改めて分かった。 誰にも揺るがされてない夢と、しっかりとした自分の軸を持つということ。 今僕が求めていて、たどり着けていないもの

          読書感想文「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」

          読書感想文「オペレーションZ」

          ハゲタカシリーズからファンになった真山仁の作品。 相変わらず、とてもよかった。一体どういう取材力、整理力、構成力、文章表現力を持っているのか。読んでいて文章や構成に引っかかるところがないし(職業柄人並み以上に敏感)、適度に頭使わされるし、何より感性を揺さぶられるから熱くなる。 日本が経済破綻(デフォルト)するという、フィクションだが、国家予算の収支を見ているとあながち全くの絵空事ではない。 歳入<歳出という当たり前にヤバい構図が続いていることは周知の事実で、毎年30兆超

          読書感想文「オペレーションZ」

          【読書感想文】「言葉の力を高めると、夢はかなう」

          先週読んだ「言語化力」の流れから、タイトル買いした本である。 夢を書き出してみることで実現に近づく、というのは最近読んでいる本とも共通で、自己暗示することで自然と?それに向かって事が進んでいくというのが基本的な主張。 言語化(=具体化)することが行動を導き、結果、目的の状態を得ることが出来るという考え方は概ね同意であり、僕自身もノートを作って、今までボヤっとしていたあらゆる思いをアウトプットする作業をしている。 騙されたと思ってやってみたが、新しいアプローチで何か少し前に

          【読書感想文】「言葉の力を高めると、夢はかなう」

          読書感想文「ハートドリブン」

          タイトル、帯の紹介文、表紙の写真から、普段は絶対に手に取ることのない本だったと思う。以前から思想めいた心理的な題材は苦手で敬遠してきたからである。なんかちょっと宗教臭いなーといった具合に。 何年か前にアドラー心理学を読んで(これも読んだ当初は敬遠してしまう代表格みたいな存在だった)、こういう考え方のアプローチもアリだなとちょっと受け入れることができた経験があった。 このたび、自分の価値観や信念を確認し、充実した仕事人生を得るための作業をしていくという目的があったため、アド

          読書感想文「ハートドリブン」

          読書感想文「言語化力」

          今年の目標「アウトプット力向上」にも関連して、どうやったら自分の考えを纏めることができ、それを相手に伝えることができるのか、ということ知りたく本書を手に取った。 言語化の段取り これは見出しを見た瞬間からとても気になったトピックである。まさに自分が知りたいど真ん中。 特に最初のステップは眉唾だった。 「スタンスを決める」 そう、最近出来る上司と自分の最も大きな違いはここなのではないかと思っていた。仕事でも、人生でも、何を自分のなかで大切にし、価値観として定義すること

          読書感想文「言語化力」

          読書感想文「習慣を変えれば人生が変わる」

          タイトルのロジックは以前も聞いたことがあった。 いわゆる、 心が変われば行動が変わる/行動が変われば習慣が変わる/習慣が変われば人格が変わる/人格が変われば運命が変わる/運命が変われば人生が変わる    フレデリック・アミエル(スイス) ってやつである。 人生に変化を与えたい僕にとっては例え二番煎じであっても、別角度から切り込んできてくれればよいと思い、キャッチーなタイトルに誘われてみた。 100のコツということで、100個のコンテンツで示唆が描かれている。 特に心にと

          読書感想文「習慣を変えれば人生が変わる」

          読書感想文「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」

          システム開発に携わることが多い職業柄、みずほの件は噂ベースで色々聞いていた。現代のサグラダファミリアと揶揄され、その時は笑って聞いていたが、実際の数値を見ると背筋が凍る思いである。 総工数35万人月 費用4500億円(スカイツリー7本分) 期間8年 開発関連会社1000社 もはやわけがわからない。 超大規模システムをゼロから要件定義から構築する過程、外的要因として3行合併に伴う銀行自体と既存ベンダーを含んだ争い、既存システムの全容を知る者がいないなど、胃が痛くなる前提が

          読書感想文「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」

          Jリーグレビュー 広島(A)

          2020年シーズン開幕節、広島vs鹿島 鹿島はこのオフに大量補強を行い、新チームとして始動したばかり。 今季公式戦は既にACLプレーオフ、ルヴァンカップと無得点で連敗し、リーグ開幕戦といえども3試合目となる。そろそろ結果が求められる時期である。 フォーメーションは伝統的な4-4-2 GKスンテ 左SB永戸、CB町田、関川右SB広瀬、ボランチ三竿、レオシルバ、左に和泉、右にファンアラーノ、2トップに土井、エベラルド キックオフから暫くはアウェーの鹿島ペース、圧倒的ともいえ

          Jリーグレビュー 広島(A)

          読書感想文「仕事ができるとはどういうことか?」

          MGRになってから、これまで「仕事出来てるな」と思ったことがない。SA時代はそれなりに自信があったし、実際上司からの評価としても「SAでは一つ抜けている」というFBを何度か頂いた。 もちろん、求められる役割や成果のレベルが上がったため、相対的に「出来る」を達成できていないということもあるのだけど、実感として「やってやったぜ」と思えるケースがなく、職位関係なく達成感を感じられない状態がもう1年近く続いている。 どうすれば「仕事ができる」と思うことができるのか。 本書では山

          読書感想文「仕事ができるとはどういうことか?」