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一斉休暇のGWより、マイホリデー

今日、TVを見ていたら、全国の観光地の春の花々
(さくら、チューリップ、藤、ネモフィラ etc…..)が例年より早く咲き、花の見ごろとGW期間がズレてしまい、ホテルや旅館のキャンセルが多くなっているとか。


ホテル業界、観光業界、地元観光地関係者にとって深刻な問題となっていました。


そもそも、GWは経済効果を狙うために人間の都合で作り出した人工物と、変化することが当然である自然とは相容れるはずもない


自然が人間に合わせるのではなく
人間が自然に合わせた生き方じゃないと、



この先、自然破壊による地球温暖化、
大気・水質・土壌汚染が止まらない。


それに、一斉休暇のGWという考え方も、
自然の一部である人間の私たちとっても、
実は相容れないものだと感じます。


みんなと同じ期間に休暇となれば、
どこもかしこも、観光地・行楽地は混雑するし、
道路の渋滞も酷い。交通機関、宿泊代、
娯楽施設はGW価格でべらぼうに高くなる。


サービス提供側だって、
現場は人手不足でてんてこ舞い。
GW価格で高いわりにサービスの質も落ち、
お客様満足度も下がります。



だったら、家でゆったり過ごすか、
みんなが休みの中、落ち着いて仕事をした方が
メリットは大きい。


日本全体で休暇を分散すれば、
のびのびと、リーズナブルに余暇を楽しめ、
質の高いサービスを提供・享受することができる。



自然には、決まった土日休みも、年末年始休暇、
GW、お盆休みもない。


自然は、マイペースで生きている。



でも、それでは企業や社会は、
生産性が低下し、コスパ・タイパが悪くなり
経済成長が見込めないと主張するでしょう。



でも、私たちは経済成長のためだけに生きている
わけではない。



ホンネは、自分や家族の幸せを第一に生きている。


春の花々が、例年よりもズレて咲いたことで
ビジネス戦略が狂って、その結果、めぐり巡って
個々の生計に響いてくるのは困ることだけど、



自然や、自然の一部である私たち人間を
ムリにコントロールし続けることは、途中で疲弊し、
ほんとうの幸せから遠のくことになる。


自然も、個人も、みんな各々のペースで
幸せに生きられるには、どうしたらいいのか?


それは、それぞれのペース(事情、状況、特質)
があるんだってことを理解すること。


ムリに均一、統一、画一したり、
相手に迎合したり、かといって強要するのではなく、
まずはお互い理解することから始まります。


つい、自分の考え・価値観が一番とか、
正解って思いがちなんですが、
その考え(思い込み)から改めていくことから
地道にコツコツかなと……


いつか、お互いのペースを尊重し合える
みんなが笑顔になるマイホリデーに
なることを願っています。


その頃には、世界から戦争・紛争は
一切なくなっているでしょうね。



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