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フットサル指導者が感じた今のサッカー日本代表(日本 vs チュニジア)

前記事の続きになります。
今回は2.個人戦術の落とし込みについてお話をしたいと思います。

  1. 育成としてのフットサルの本格導入

  2. 個人戦術の落とし込み

  3. センターバックの育成


2.個人戦術の落とし込み

まずは、個人戦術とは何か?ということからなのですが、

【 個人技術を目的に合わせて運用する術 】

と今回、個人的にまとめてみたいと思います。
技術をどう発揮していくのか。また局面に応じた技術の発揮。
その選択肢を落とし込んでいく必要があると感じています。

分かりやすく画像で説明をさせて頂きたいと思います。
まずはこのセンタリングに対しての浅野選手の入り方。

伊東のこの持ち方(DFがバックステップを踏んでいることから優位な状態)
直接ゴールがないポジションへ

このシーン。
技術に関して言うと、伊東選手のドリブルの仕掛けでDFを外す技術、
顔が上がったタイミングで走り出す浅野選手。ここまでの技術は素晴らしく、
ボールへのミートを上手くいきませんでしたが、良かったシーンだったのではないでしょうか。

しかし、個人戦術(直接ゴールを奪う)に焦点を当てるといかがでしょうか。
そもそも、上手くミートできたとてゴールが可能なポジションへ走っているでしょうか?角度を考えても、DFがいなくてもゴールはできていなかったのではないかと思います。
(センタリングを上げた場所に焦点を当てても同じことが言えます)

ゴールとGKのポジションを注視し、
マークのDFの背後をとりながら、ボールに合わせて入っていく。
伊東選手のドリブル時間を考えたら、駆け引きをするには、十分すぎる時間はあったと思います。
ただ、「ゴールを奪う」を目的にした際の個人戦術、選択肢がなかったと思います。

日本人は上手いけど、試合では使えない。。というような趣旨で語られる事が多いですが、このシーンはその典型ではないかと思います。

次にこちら。3失点目のカウンター守備の対応です。

◆板倉選手の立ち位置と体の向き
◆チャレンジ&カバーの構成エラー
立ち位置と体の向きが悪いことによるシュートブロックエラー

こちらはグループ戦術にも、やり方にエラーがあったかと思いますが、
個人戦術に焦点を当ててみていきたいと思います。

(グループでいうと、板倉選手の横の遠藤?選手がボールホルダーにプレスをして、板倉選手が左のチュニジア選手へマークしてカバーで対応すれば数的同数での守備ができました。利き足とは逆の対応にはなってしまいますが、パスを1本させれば逆は吉田選手が間に合って対応ができたのかなとは思います)

このように、技術に特化すれば日本は素晴らしいものを持った選手がたくさんいるのかと思いますが、ことそれを生かす個人戦術があるかと言われれば、
まだまだ足りないものがあるのかと思います。

これは選手が原因ではなく、私も含め指導者が持っておかなければいけない選択肢を選手に与えられているのかどうかというところだと思います。

ゴールを奪う。
ゴールを守る。
そのために必要な個人戦術の落とし込みが急務になってくると思っております。

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