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ウルトラワイドでUSB PDな快適モニター

だいぶ空いてしまいましたが以前書いた「おうち仕事の備え」の続きです。
その記事の最後にも予告したとおりに8月にモニターを購入しました。

これまで13インチMacBook(2017モデル)のお供として、9.7インチのiPad Proをサブモニターにしていたのですが、無いよりはマシという程度で外出先でならともかく、自宅ではさすがに物足りないと感じていました。

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また、接続にはMac OS Xの機能であるSidecarを利用していたのですが、
時々接続が途切れたりどうも不安定でした(これは私のMacBookの性能的な問題かも)。

それでようやくです。
何を購入したかを先に書いてしまいますが、LGの35WN75C-Bという、35インチのウルトラワイドモニターにしました。
実売価格は70,000〜75,000円程度の物です。

これに決めるまでは少し紆余曲折あったので興味があればお読み下さい。

最初はデュアルモニターにしようと思ってた

以前の勤め先では、正確なサイズは忘れましたが20インチ前後のモニターを2つ並べて使っていました。
それで十分満足していたので机のサイズと自分との距離を考慮してギリギリ置けそうな23、4インチの物をデュアルでいいのではと考えました。
私の仕事ではフルHDでそこそこの画質があれば十分で、ゲーム用のような応答速度も求めません。
売れ筋の物を軽く調べてみるとだいたい12,000〜20,000程度です。
理由は後述しますがUSB Type−Cで映像入力と給電が同時にできる物が欲しくて、その条件を入れても2万円台前半。
想像していたよりもずっと安価だったので、まずはそれらを比較し始めました。

いろいろ見てたらウルトラワイドが欲しくなった

調べ始めてみると、GoogleさんやAmazonさん達が様々なモニターをオススメしてくるようになります(笑)
そこで目に入ったのがウルトラワイドのモニター。
2つに分けた際の境目が無いのは快適そうだし思い切ってこちらにしてみるか、と考え始めます。

ただ、自分の机にちょうど良さそうなサイズは34インチぐらいだったのですが、性能的に十分で同じくUSB Type-Cで映像入力と給電ができる物は7万円前後からというところでした。
24インチ2台買うよりずっと割高なのでどうしようかと少し悩みましたが、元々デュアルで7、8万は予算積んでいたのもあって、ここでウルトラワイドに決めてしまいます。

映像入力と給電をケーブル一本でしたかった

個人的な事情ですが、住まいの部屋が足りなくて寝室の一角を作業スペースにしたので、妻が寝ている間は使えません(熟睡してればそうそう起きないから寝てる間もいいよ!とは言われたんですが、やっぱり起こしちゃ悪いでしょ…)。
なので相変わらずリビングで仕事する事もあり、MacBookを宅内で移動させる事になります。
そうなるとモニターとの接続をなるべく楽にしたいのです。

色々と調べていると、USB Type-Cで映像入力と給電が同時にできると配線もすっきりして良いというレビューを見かけ、さらにUSB PDという規格に対応していれば最大100W(あくまで規格の話ですが)まで給電できる事もわかりました。
ウルトラワイドでこれらに対応した機種は数えるほどしかなかったので、必然的に候補は絞られました。

あとは細かいところを比較して決定

購入したLGの機種と最終的に比較したのは以下の2つです。

I-O DATAのLCD-GCWQ341XDB、実売価格は64,000〜68,000円程度。

HPのE344c、ここのはメーカー直販しか無くてキャンペーン価格で66,800円。

どちらも実売価格に大きな差は無いし、画質なんかは長らく使い比べでもしないとわからないと思ったので、最終的には以下の要素から決定しました。

・ウルトラワイドだから曲面パネルの方が端が見やすくていいかなと思った事(この時点でI-Oの機種は消えました)。
・LGの機種はUSB PDの供給電力が94Wと規格の上限に近い数値でMacBookの充電にも不安が無い事(I-O DATAの物は20W、HPの物は15W)。

ビジュアルデザインをお仕事にされる方なんかだと曲面パネルは微妙なのかな。仕事の内容によりけりでしょうが気になりそうですね。

モニターアームで設置して完成

高さ調整の為とモニターの転倒対策も兼ねてモニターアームも一緒に購入しました。

HPのシングルモニターアーム、実売価格は11,000〜13,000円程度です。モニターアームと言えば、というメーカーであるエルゴトロンのOEM製品で、同等の同社ブランド品より少し安かったのでこちらにしました。

設置してみると以下のような仕上がりに。

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使い始めて半月ほど経過しましたが、とても快適です。
思っていたとおり、ケーブル1本繋ぐだけで映像の入力も電力の供給もできるのはとても利便性が高いです。
当たり前ですが大きなサイズのモニターになった事で作業もしやすくなりましたし、ノートだと落ちていた目線が真っ直ぐになった事で姿勢がさらによくなりましたね。ちなみに自分とモニターとの距離は70cm程度は取れています。

利用用途はもちろん、部屋や机の大きさによって最適なモニターも変わってくるとは思いますが、似たような状況にある方の参考になれば幸いです。

※本文中の実売価格は購入時ではなくこの記事を投稿した日の直前に調べたものです。

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