「このあたりにコインロッカーはないですねぇ」
三ノ輪橋駅に併設されているおみやげやさんの一言は、今まで高め続けて来た私のやる気を削ぐには、十分すぎるほどの破壊力を持っていた。
こんなに重たい荷物を背負って2時間もウロウロできるのだろうか……

今回の東京出張旅行、本当はゴロゴロとキャスターの付いたスーツケースで行ければ良かったのだけれど、仕事上どうしても重たい荷物を持ってウロウロしなければいけなかったから、重たいのを承知でリュックサックで行くことにした。

だから、フォトイベントに参加する時にはコインロッカーにたよるつもりだったのだけれど……

三ノ輪橋駅

駅に併設されていたお土産やさんに、「荷物を預かれる場所？　この辺りにはないですねー」と、さらっと言われてしまった。ここ最近ずっと楽しみにしていたこのフォトイベント。東京にはいたるところにコインロッカーがあると思い込んで探すことすらしていなかった私の怠慢に辟易しながら、でももうやるしかないと、リュックを背負って参戦することにした。気が落ち込むのも早いが切り替えも早い私。

全体にどこか昭和感の残った町並み

結論から言って……
めちゃくちゃ楽しみました！　内向的な性格をしているつもりなのだけれど、カメラを持つとなぜか人と話すのが苦ではなくなる。カメラやレンズに詳しい人が多かったし、今回は特に同じSIGMAのカメラを持っている人が！　その人は「ｆｐＬ」と言ってさらにグレードの高い方をお持ちだった。以前ｆｐも使っていたということだったから色々と話をすることも出来た。
タクゾー（ｆｐの愛称）効果抜群。←

ジョイフル三ノ輪

商店街の名前が『ジョイフル三ノ輪』と、これまた昭和感ただよう抜群のネーミングセンス。

ライト遊び

今回は自分ではあまりやらないライトで遊んでみたり、
商店街の奥行きをボケ感で表してみたりと、挑戦してみた。

ボケ感の練習

ちょっとボケ過ぎたけど。笑
でも、一人じゃ中々思い至らない撮影方法も試せて良かった。

パン屋さんはほぼ売り切れ

でも、なんといってもモノクロの映える町だった。今回はラーメンの後だったから食べ歩きできなかったけれど、コロッケやミンチカツ、パンダなんだと美味しそうなものがあれやこれやとひしめいていて、また来たいと思えるような場所だった。

パウダーブルーが映える換気扇

猫ちゃん登場

いやぁ、一昨日旅行中の癒しについて書いたけれど、

撮影スポット、とりわけ商店街は、私の癒しになるかもしれない。
旅行にカメラを持っていく理由が、また一つ増えた。