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米研ぎリスキリング

最近よくお米を炊いてます。

ざるにお米を入れまして、
水を注いでじゃじゃっと研ぎまして、
研ぎ汁がだんだん透明になってきたら、
炊飯器の中に投入して、
お水を入れて、
炊飯器のスイッチをオン!

あとは待つだけ!
ピーヒャラ〜と音がしたら、ホカホカの銀シャリが炊き上がるシステムです。
素晴らしい。

ふと思いました。
そういえば、正しい研ぎ方ってあるのかな。
プロはどんな研ぎ方してるんだろうか、と。

昔々、小学生位の時に、
オカンに教えてもらった記憶があります。
そのやり方をずっと続けて40数年。

有り難いことに、子どもたちからは
「炊いてくれたご飯、おいしい」
という反応があります。

「いやいや、炊いたんは炊飯器やから」
とかツマラないことを言いながら、内心ほくそ笑んでおります。

じゃ、研ぎ方は今のままで良いじゃないか。
おしまい。

…と言いたいところですが、
さらに美味い米を炊きたくなってきました。

「人は進化と向上に努めないと、現状維持は結果的に下降する」
という、誰が言ったか分からない言葉に背中を押されて、調べてみましたYouTube。

プロの料理人、設楽さんが研ぎ方を解説する動画を見つけました。(約5分)

見終わった第一声は「ウソやん…」でした。
衝撃的でした。
私が知っている米研ぎの道具、やり方と全然違いました。

【手順の要約】

  • ざるで研ぐと米が割れるので、ボールを使う

  • 最初の水を一番吸うので、浄水器などの良い水を使う

  • 最初の水で研ぐのは2〜3回で良い

  • 2回すすいでから研ぐ

  • 少ない水で20回くらい優しく研ぎ、2回すすぐ

  • ひたひたに水を入れる(濁っていて良い)

  • 水にひたす(夏は30分、冬は60分)

  • 水を替えて、炊く

めちゃくちゃ軽く、短時間で終わります。
驚きました。
今までの研ぎ方は、お米を削っていたのかもしれません。

やはり、当たり前だと思っていることを改めて見直すと、新しい発見があります。

米研ぎの学び直し、これもリスキリングと呼んで良いのではないでしょうか(知らんけど)。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

#カツオnote vol.34
#米研ぎ
#リスキリング

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