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桂吉弥、53歳

本日2月25日で、桂吉弥は53歳になりました。 今年も無事、歳を重ねることができました。 皆様のおかげです。 金曜日はABCラジオ「きちまり」の生放送でカラオケパーティー、気持ちよく歌わせてもらいました。昨日もおなじくABCラジオ「土曜も全開!」で、皆さんからお祝いのお言葉お気持ち、たくさん頂戴いたしました。 有り難うございました。感謝! 今年は、噺家生活三十周年を迎える年です。 5月のサンケイホールブリーゼより11月の南座まで、近畿圏を中心に全国三十ヶ所を越える会場の

    • 52歳になりまして

      本日2月25日で、私桂吉弥は52歳になりました。 昨日金曜日がABCラジオ「きちまり」の生放送、そして今日もおなじくABCラジオ「土曜も全開!」があったので、その中でたくさんの皆さんからお祝いのお言葉頂戴いたしました。 ありがとうございました。 友人や家族、親戚、仕事仲間、皆々様、メッセージありがとうございました。 あ、プレゼントもたくさん頂戴いたしました。重ねて感謝いたします。 いくつになっても、誕生日にたいして「おめでとう」と祝ってもらえることは、幸せなことです。 そ

      • 8年目の島之内教会

        先週土曜日、 島之内教会で「桂吉弥のお仕事です。special2022」が千秋楽、その後すぐに片付け、おかげさまで無事終了いたしました! 普段は、荘厳な雰囲気の島之内教会です。 1972年2月、50年前にここで"島之内寄席"が始まりました。私の生まれた翌年ですね。 六代目笑福亭松鶴師匠が旗を振って「大阪にも落語の定席を!」という熱い想いからスタートした落語会。 そうです、今日の繁昌亭のような定席小屋は戦後60年ほど大阪には無かったんです。(私もその状態を経験した一人で

        • はつハルらくご

          関西では、お正月、サンケイホールの一門会、京都文芸、近江八幡と、年明け恒例の会のチラシができてくるのを目にすると、 ああ、また新年を迎えられるんやな、 ああ、その前に島之内寄席を6日間、 ぼちぼち新作落語(干支シリーズ)作らな、という思うてる今です。 落語家になって、早28年、せやから来年は3回目の卯年を迎えますな。 思い起こすと、 全国の方に落語を聞いてもらえるきっかけとなった「ちりとてちん」ーー、僕にとって間違いなく転機でした。あの頃、ブームに乗っかりいただける

        桂吉弥、53歳

          新作「トラちゃん」

          毎年、干支にちなんだタイトルをまず決めて、新作落語を作ることにしている。 一番最初、2013年巳年は「にょろにょろ」。 そこから午年は「ホース演芸場」 未年、「メリーさん」…と続け、 10年目である今年は「トラちゃん」。  タイトルをつけたのは2021年10月頃、 そこからウーン、ウーーン、、と唸りながら、絞り出し、 いやーと書き直し書き直し、途中なんだかんだで制作ノートを鞄の中にしまいこんだり、 というて、誰も作ってくれへんし、 またノート広げて…七転八倒

          新作「トラちゃん」

          あけましておめでとうございます

          あけましておめでとうございます 桂吉弥 2022年元旦

          あけましておめでとうございます

          サンキン

          平成6年の入門の噺家は、上方落語界では、私を含めて一番人数が多い。 そして、昭和46年亥年生まれの人数も一番多い。 ーー当時は全然落語ブームでもなかったし、 私が、 落語家になります、桂吉朝師匠のところへ行きます と言うたら、 「?ラクゴカ?」「キッチョウ・・・?」 という反応しかをもらえなかったあの時代。 だのになぜこんなに入門者が多いのか、 不思議である。 そんな大勢の芸人たちを長年まとめてくれていたある噺家がおりました。 桂三金。 大学では二人と

          サンキン

          寄席のラボラトリー。

          『茅ヶ崎』って響きに、人より反応してしまう桂吉弥です。 わたし、サザンオールスターズ!そして、桑田佳祐が大好きなんです。 ーーーあえて呼び捨てさせてもらいます。 8年前の35周年記念ライブ、 茅ヶ崎公園野球場のチケットが奇跡的に取れて、1人で来た! その2年後行った時も、JR茅ヶ崎駅の発車ミュージックが、『希望の轍』やわ!と感動したもんです。 そんな茅ヶ崎と4年前に僕をつないでくれはったのは、 わたしが吉朝に入門して数年目の頃に、米朝事務所でマネージャーをしていたSさ

          寄席のラボラトリー。

          見てみて、落語!

           『落語』 ーーーーこれ読めます? らくご、と読みます。 は?わかってるがなっーーーて人もまあ、少しお付き合いください。 もう一つすすめますと、 どんなものなのか、知ってますやろか。 漫才、コント、ピン芸人、等々ありますが、 『演芸』といわれる、 お笑いのジャンルの一つです。 一人で、着物着て、座布団に座って、お話します。 ほんで、お笑いやから、ゲラゲラ笑えます。 侍(さむらい)とかが出てくる江戸時代くらいの古ーい話もしますが、現代(いま)の話もします。

          見てみて、落語!

          パートナーとのピリオド

          今月で、10年9ヵ月に渡ってのパートナーが番組卒業となりました。 八塚彩美さん。 朝日放送のアナウンサーになって早々 ABCラジオ「とびだせ!夕刊探検隊」の私の相方になってくれはったんです。 毎週ゲストを迎えて、やし、30分の短い番組やし、そないに喋りしろは無かったんやけれどもね。 それでも、八塚アナの色っちゅうか、言葉に溢れる人間味が感じられるのんが良かった。 僕自身はあんまりフリートークは自分では得意やないと思ってるんですごいなと尊敬しとったんですわ。 愛媛出身

          パートナーとのピリオド

          気持ち良いものは続くのです。

          最近は、 時間があれば、屋内プールで、1000mほどを泳ぐのが、週に二、三回。 プールから上がると、 「うーん、きもちいい!」んです。 思い起こせば、 小学一年生から三年生の間、 毎週水曜日と土曜日の週2回スイミングスクールへ通っていた。 初めての日に、初心者クラスに振り分けられた。 プールサイドに腰かけて、「足をバタバタしてみよう」とコーチに言われて水面をバタバタバタバタ…。 これが上手く出来て、 思いの外、水しぶきがドカンと上がり、 隣の女の子にかか

          気持ち良いものは続くのです。

          祝・繁昌亭15周年

          9月15日、 大阪の落語専用劇場、寄席(よせ)・繁昌亭のオープン記念日です。 天神さんーー大阪天満宮の北側の土地を借りて、 15年前の2006年、【天満天神繁昌亭】が完成しました。 こけら落とし公演の前座、トップバッターは、若き桂吉弥でございました。 35歳か、若いなぁー。(今から比べたらですが) 60年ぶりに!、大阪で復活した寄席ですーー。 その初日の出番もらっただけで、めちゃめちゃ嬉しいですやんか。 前座やから、時間は10分とか、12分とか、短かったですけど

          祝・繁昌亭15周年

          ホームページリニューアル。

          みなさまこんにちは。 9月13日に およそ19年もの間ご愛顧いただきました、 http://www.kichiya.net/  から https://kichiya-k.com/ へお引越し、 そして、デザインやレイアウトも新たに。 ここおよそ10年の間、ホームページに関してアナログな僕の代わりに弟子たちが更新、頑張ってくれておりました。 ありがとう。 新たなホームページ制作にあたり、 写真がイメージの大部分を占めるところとのことで、 葉山在住の写真家 佐

          ホームページリニューアル。

          はじめまして、桂吉弥です。

          ーーー桂吉弥、noteはじめます。ーーー とはいえ、 あんまりマメではない僕の性格的に毎日は難しいですが、 書きたいとおもた時に書いてみます。 そうそう、 新しいホームページもまもなく公開です。 以前よりも出演情報など、 チケットの購入がしやすくなるよう情報配置を考えました。 いましばらくお待ちくださいませ! しかし、緊急事態宣言もまた延長されますねぇ、 なんや、気持ちもしんどいこの時期に ほっとしてもらえる「ひととき」を 皆さんと共有できれば、ありがたき幸

          はじめまして、桂吉弥です。