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【4/8対広島4回戦△】今季最長4時間53分の熱闘!7人の中継ぎ陣による無失点リレーもあと1本が出ず引き分けで終わる…。

こんにちは!かったーです!

いやー、あと1本が出ませんね(笑)

7人の中継ぎ投手たちが時にピンチを背負いながらも無失点で凌ぎ続けた熱い試合でした。

ただ打線の方があと1本を出せず、今季初の引き分けとなりました。

チーム状況的に勝ち切って勢いをつけたかったところですが、これまでに中継ぎ陣が崩壊して負けた試合が多々あったので、負けなかったことをポジティブに捉えて次の試合に臨んで欲しいと思っています。



スコア

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

藤浪晋太郎

この日の先発は初勝利を目指す藤浪晋太郎選手でした。

前回登板は4月1日の巨人戦で序盤から3本の本塁打を浴びてしまい試合を作ることができませんでした。

そんな藤浪選手の登板内容は4回 86球 被安打5 奪三振2 与四球4 失点3とまたしても試合を作ることができませんでした。

この日の藤浪選手はいつも以上に制球に苦しみ、序盤から四球絡みの失点をしてしまいます。

少し球審の判定が辛いかなあとも感じましたが、それを差し引いてもはっきりとしたボール球が多かったので、ほろ苦い結果となりました。


1回・2回と変化球を広島打線に捉えられるシーンが目立ち、前回登板にストレートを痛打されている藤浪選手の対策を広島打線が練ってきた印象です。

藤浪選手は自身の投球を

「立ち上がりから終始、自分の中でタイミングが合わないままの投球が続いてしまい、投げていく中で早い段階で修正したかったが、それができずに降板となってしまった。同点に追いついてくれた打線に感謝したい」

と振り返っています。


この日を含めた過去3試合いずれも初回に失点しており、先発投手としてチームに流れをもたらすことができていません。

青柳晃洋選手・ウィルカーソン選手が2軍で順調な調整ぶりを見せているので、この内容の藤浪選手が来週先発しているかは微妙です。

実際に矢野監督も藤浪選手に対して 

―先発の藤浪は試合の中で修正できなかった  
「どうしてもカウント不利になってね、四球で出たランナーをかえされるというパターンだったので。ちょっと流れが変わりそうに感じなかったので。1点入ったところだったし、流れをあそこで止めようかなと思って。あそこで代えた」

―藤浪の次の先発は  
「ちょっと今、はっきり分からんけど。ここで話せることは何もない」

とコメントしています。

「開幕戦で勝てていれば…。」と強く感じてしまいますが、そうも言ってられません。

藤浪選手はもちろん、我々ファンも前を向くしかないでしょう。


アルカンタラ

アルカンタラ選手は7回表に3番手としてマウンドに上がります。

2回 30球 被安打0 奪三振1 与四球0 無失点と今季初のイニング跨ぎも問題なくピシャリと抑えてくれました。

前回登板では1回4失点と苦しみましたが、この日はストレートの威力が抜群で決め球で押し切る姿が印象的でした。

アルカンタラ選手は

「チームとして勝って勢いをつけていきたい日々が続いているし、その中で自分の仕事ができて良かったね」

とコメントしています。

韓国で20勝した能力の高い選手なので、これぐらいは当然だと首脳陣も思っているかもしれません。

苦しむチームを救う活躍を期待しています。


湯浅京己

この日阪神ファンが1番痺れたのは間違いなく新守護神湯浅京己選手の投球でしょう。

ノーアウト3塁の大ピンチを凌いだ熱投から中1日。またしても延長戦の痺れる場面で登板機会が巡ってきます。

結果は2回 34球 被安打0 奪三振1 与四球1 無失点と自身初のイニング跨ぎもゼロで抑えてくれました。


痺れたのは2イニング目の11回表で、先頭の上本崇司選手に15球粘られた末に四球で出塁を許します。

非常に嫌な形で出塁されてしまったので、失点も覚悟の上で見ていました。

続く堂林翔太選手が送りバントを試み、その打球が湯浅選手の前に転がります。

その打球を湯浅選手は素早く捕球し、すかさず2塁へ送球。これが併殺打となり一瞬でピンチを切り抜けます。

湯浅選手の華麗なフィールディングに思わず「おーーっ!」と声が出てしまいました(笑)

このプレイに関して湯浅選手は

「バントの構えをしている時から、セカンドで殺すつもりでずっと投げていた。『いける』と思って、迷わずいきました」

とコメントしており、頭の中で想定しているあたり22歳の投手とは思えません。

さらに最後の打者となった西川龍馬選手からは150キロのストレートで見逃し三振を奪い、サヨナラ打のリベンジを果たすこともできました。


連日素晴らしい投球を見せている湯浅選手に応えて勝ちを拾えてないのが気掛かりですが、湯浅選手の存在は阪神の希望です。

上手く休ませながら起用できるように野手陣を中心に奮起してもらいたいです。


気になったポイント

中継ぎ陣

気になった選手でも挙げましたが、この試合は中継ぎ陣の踏ん張りが凄かった試合です。

中継ぎ陣の登板内容がこちらです↓

桐敷拓馬 0.1回 10球 被安打2 奪三振1 与四球0 無失点
浜地真澄 0.2回 7球 被安打0 奪三振0 与四球0 無失点
小川一平 1回 18球 被安打0 奪三振2 与四死球2 無失点
アルカンタラ 2回 30球 被安打0 奪三振1 与四球0 無失点
岩崎優 1回 18球 被安打2 奪三振1 与四球0 無失点
湯浅京己 2回 34球 被安打0 奪三振1 与四球1 無失点
馬場皐輔 1回 16球 被安打1 奪三振1 与四球1 無失点

ピンチを背負う場面もありましたが各投手が無失点で切り抜けてくれたので、試合が壊れずに済みました。

開幕から悩まされてきた中継ぎ陣ですが、徐々に整備されてきています。

むしろ西勇輝選手・伊藤将司選手以外の先発陣がピリッとしない展開が続いているので、頼らざるを得なくなってきています。

少し登板過多気味なようにも感じるので、打線や先発陣が奮起し楽な試合展開を増やして欲しいです。


下位打線・控え野手の打力が寂しい

現状の阪神最大の課題がこれだと思っています。

1番〜5番を打つ選手たちはある程度の数字を残しています。
(全体的にもうワンランク上のレベルの成績を残して欲しいとは感じますが…)

ですが下位打線を打つ選手たちの打撃成績があまりにも寂しいものになっています。

6番糸原:打率.222 0本塁打 2打点 出塁率.286 長打率.333 OPS.619
7番梅野:打率.208 1本塁打 1打点 出塁率.240 長打率.375 OPS.615
8番小幡:打率.250 0本塁打 1打点 出塁率.294 長打率.313 OPS.607
(4月8日終了時点)

特に糸原健斗選手の状態が深刻で、本来であれば高い出塁能力を活かして打線全体の潤滑油的な存在としての活躍が求められます。

ヒットが出ないだけでなく四球も選べておらず、早いカウントからの凡打やあっけなく三振してしまう様子も見られ、全く本来の力が出せていません。

この試合で2安打1四球とようやくらしい姿が見られたので、これをきっかけになんとか復調してもらいたいです。


また控え野手の打力も寂しいものとなっています。

糸井嘉男選手がスタメンで起用されているのでロハス選手・木浪聖也選手が現状代打の切り札的存在です。

この試合では2人とも結果を出してくれましたが、切り札としては正直物足りない成績です。

また11回裏2アウト1・2塁のサヨナラのチャンスに代打で送られたのが坂本誠志郎選手でした。

坂本選手自身は打力をつけてきてるように感じますが、サヨナラのチャンスに代打で出てくる選手としてはまだまだ物足りない打力でしょう。


下位打線・控え野手の打力不足によりなかなか打線に繋がりが生まれず、複数得点しにくくなっているのが得点力不足の大きな要因でしょう。

名前を挙げた選手たちの奮起・2軍からの昇格など得点力不足を解消できる選手の出現を心から願っています。



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ありがとうございました。

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