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もしも明日死んでしまっても・・・

あなたは今、生きています。
しかし、もし明日死んでしまったらどうでしょうか?

そんなこと考えるだけ無駄だとか思うかもしれません。
しかし何十億分の一かもしれませんが、現に世界のどこかで誰かがこの瞬間に命を落としています。これは紛れもない事実です。

死期というものは、ほとんど分かりません。
人という生き物はふとした瞬間に死んでしまう、儚い生き物です。
しかしながら、それを実感して生きている人がどれだけいるでしょうか。

昔見たアニメ「トムとジェリー」の中の作品の一つで『天国と地獄』という作品があります。その結末は結局全部夢オチというものでしたが、小さい頃初めて見た時「死んでしまったらどうなるのか?天国とは?地獄とは?」という風に、色々と考え、学ぶことができました。幼いながらもそこで私が気づいたのは、、、

「天国も地獄も生きているうちに起こるもの」なのではないか?

ということです。

この世で死んでしまった人が三途の川をUターンして、「あ、天国ってこういうところだったよー。」とか「地獄って怖いから今のうちいいことして天国に行けるようにしとけよー。」みたいな報告はしてこないはずだ!と思ったわけです。
なんて偏屈な子どもでしょうね。

ですが、残念なことに死んでしまったらもう全て終わりなんです。
何もありません。そこら辺のものと同じ動かぬ物質に変わるだけです。
行き先はおそらく「無」です。
実際に最初は家族や友人は悲しむでしょうが、数日数年たてば何の変化もなく各々の生活に戻っているはずです。
悲しいことですが、これが現実です。

人間は今を粗末にしてしまいがちな生き物です。
どうせなら、もしも明日死んでしまってもいいように、
天国も地獄も今、体験してみましょう。

もちろん天国を体験することは嬉しいはずです。できれば地獄なんか体験したくないでしょう。ですが、地獄を体験した人にはその人しか見ることのできない特別なものを見ることができます。これは本人にしかわからないことです。

もしも明日死んでしまっても何も後悔はない。もう天国も地獄も体験したのだから。こう思いながら生きることが私の目標です。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。



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