短期離職を2回経験、リハビリの助手の面接に行くのですが、KATZさんだったら面接でどんなことを質問するでしょうか?
はい!こんちわKATZです!
今日のテーマは「短期離職を2回経験、リハビリ助手の面接に行くのですが、KATZさんだったらどんなことを重点的に聞くでしょうか?」
Instagramの方にDMが寄せられました。
急なメッセージ失礼します。 今週転職活動でリハビリ助手の面接を受けるのですが、その事について相談乗っていただくこと可能でしょうか??少し長くなるんですが、何卒よろしくお願いいたします。私が23卒の人間で最初栄養士として老人ホームに勤めていたのですが実際、調理師さんのお仕事を担当することとなりそれが原因で勤務時間が変わってしまい通勤が困難になったため 約1ヶ月ほどで退職となりました。その後、直近まで派遣会社に入社をして常用型派遣として約半年間携帯販売員を行っておりました。すこし複雑なお話しなるのですが、1月以降の元々決まっていた配属先が会社都合で無くなってしまい 派遣会社自体が私の住む県内でほかの配属先を持っていなかったため今回は上司と相談の結果退職となりました。私が短期離職を2回している中で今週整形外科のリハビリ助手の面接に行くのですが、KATZさんだったらどういうところを重点的に質問したりしますか????
これについて解説をしていきます。
目次
結論 役割と立場を理解しているかどうか
リハ助手の一般的な仕事内容
もしもKATZが面接官であれば
実際の体験談と注意点
まとめ
結論 役割と立場を理解しているかどうか
リハビリ助手の面接に臨む際、KATZとして重視するのは、応募者がリハビリ助手としての役割と立場を深く理解しているかどうかです。面接では、応募者の過去の短期離職の背景、職種選択の理由、そして職務に対する熱意や理解度を詳しく聞くことになります。こうした質問を通じて、応募者がリハビリ助手として必要な資質や潜在能力を持っているかを判断します。
リハビリ助手の仕事内容は多岐にわたり、医療施設内でのサポート業務から、患者さんへの直接的なサポート、施設の日常運営に関わる業務まで幅広く担います。このため、応募者には幅広い知識とスキル、高い人間関係スキルとプロフェッショナリズムが求められます。
また、リハビリ助手として働く上で直面する可能性のある人間関係の課題や職場での挑戦についても触れました。これらの課題に対処するためには、職場内での恋愛関係の扱い、職務への責任感、いじめや人間関係の複雑さへの対応、そして患者さんへの適切な接し方など、プロフェッショナリズムと良好なコミュニケーションスキルが必要です。
以下、3つのセクションに分けて解説をしていきますね。
リハ助手の一般的な仕事内容
リハビリ助手としての職務は多岐にわたり、医療施設内でのサポート業務を中心に行います。以下はリハビリ助手が担当する一般的な仕事内容の要約です。
### 受付業務
- 外来患者の受付と対応、入院患者の処方箋連絡や新規登録処理など、パソコン操作は必須です。
- コスト入力や一般事務的な処理。リハビリのコスト計算の複雑さには初期段階での苦労が予想される。診断名で困惑することもありますが、稀にスペックの高い助手さんはすんなりと理解します。
### 書類業務
- 書類のコピー、整理、まとめ作業などの文書管理。
### 診療補助
- 物理療法機器の操作と手伝い、患者さんの診療補助。
### 一般業務
- リハビリ室の整理整頓、ゴミ処理、清掃などの環境整備。
### その他雑務
- セラピストの業務をサポートし、仕事をしやすい環境を整える。
リハビリ助手のポジションは、医療施設でのスムーズな運営を支える重要な役割を担っています。患者さんへの直接的なサポートから、施設の日常運営に関わる様々な業務まで、幅広い知識とスキルが求められます。
もしもKATZが面接官であれば
もしもKATZが面接官であれば、応募者がリハビリ助手のポジションに対して持つ熱意、理解度、そして適性を評価するために、以下のような質問をすることが考えられます。これらの質問は、応募者が過去の経験をどのように捉え、将来にどのように活かそうとしているかを深く掘り下げることを目的としています。
### 志望の動機
- 「リハビリ助手としてこの職場を志望した具体的な動機は何ですか?この仕事に対してどのような情熱を持っていますか?」
- 応募者がリハビリ助手という職業に対して持つ具体的な興味や情熱、そしてその職業を選んだ背景にある個人的な理由や経験を理解することが目的です。
### 短期離職が続いた理由
- 「これまでに経験した短期離職について、どのような背景があったのか教えてください。それらの経験があなたのキャリアにどのように影響を与えたと考えていますか?」
- 応募者が過去の短期離職の経験をどのように捉え、それを乗り越えるためにどのような努力をしてきたのか、また、それらの経験から何を学び取り、どのように自己成長に繋げたのかを評価します。
### 職種選択の理由
- 「なぜ栄養士や他の医療関連職ではなく、リハビリ助手を選んだのですか?リハビリ助手としての仕事に何を期待していますか?」
- この質問は応募者がリハビリ助手という職業に対して持つ具体的な理解と興味、職業選択の背景を明らかにするためです。
### 目標と取り組み
- 「現在、個人的に目指していることや取り組んでいることはありますか?それはどのようにしてこの職業に役立つと考えていますか?」
- 応募者の現在の目標や取り組みが、リハビリ助手としての職務にどのように繋がるのか、またその過程でどのようなスキルや経験を獲得しようとしているのかを探ります。
### 職務に対する理解
- 「リハビリ助手としてのこの仕事で果たすべき役割について、あなたはどのように理解していますか?」
- 応募者がリハビリ助手の職務内容とその重要性についてどれだけ理解しているかを確認します。
### チーム内での協働
- 「若いセラピストが多いチームで働く中で、苦労することもあるかもしれません。そうした状況にどのように対処しますか?」
- 応募者がチーム内のダイナミクスや対人関係の管理にどのように取り組むか、困難な状況に直面した際の対処法を評価します。
### 長期勤務の可能性
- 「今後、長期にわたってこの職場で働き続けることについて、どのように考えていますか?」
- 応募者が将来的にもこの職場に貢献し続ける意志があるかどうかを確認します。とはいえここに関しては現代の社会背景からこだわるべきところでもありません。しかしながら、企業側は「長く雇おうとは思わないが、すぐに辞められても困る」ということが頭にあることを理解しておきましょう。すなわち「はい、長く働く気はありません」に関しては雇われないケースもあるということです。
### 健康状態
- 「仕事を続ける上で、健康状態について特に気をつけていることはありますか?健康上の問題が仕事に影響を及ぼすことはありますか?」
- 応募者の健康状態が職務遂行能力に影響を与える可能性について理解し、必要なサポートや配慮があるかを検討します。リハビリのスタッフが肥満や健康状態に問題があるというのは、問題かと思います(実際にそのようなスタッフも意外と多いんですけどねw)
これらの質問を通じて、面接官は応募者の過去の経験、現在の状況、将来の目標を総合的に評価し、その人がリハビリ助手として成功するために必要な資質や潜在能力を持っているかを判断します。短期離職の理由については、社会的な背景や会社の事情など外的な要因によるものであれば、その点を明確に説明し、現在は安定したキャリアを追求する意欲を強調することが重要です。
実際の体験談と注意点
リハビリ助手としての役割は、リハビリテーションチーム内で非常に重要なものです。しかし、22年のキャリアを持つKATZからの経験に基づくと、この職種には特有の人間関係の課題が存在します。これらの課題に対処するためには、プロフェッショナリズムと良好なコミュニケーションスキルが必要です。
プロフェッショナリズムの重要性
恋愛関係の影響: 職場内の恋愛関係がオンとオフの境界を曖昧にし、特にリハビリ助手が受付など患者さんと最初に接する立場にある場合、職場の雰囲気や効率に影響を及ぼす可能性があります。職場でのプロフェッショナリズムを保ち、私生活と仕事を明確に区別することが重要です。
職務への責任感: 同世代の間での過度な仲良しは、職務遂行や責任感に悪影響を及ぼすことがあります。良好な関係を築くことは大切ですが、それが職務遂行に影響を与えないよう、適切なバランスを見つけることが必要です。
人間関係の管理
いじめや人間関係の複雑さ: 年齢や立場の違いが原因で、いじめや無視といった人間関係の問題が発生することがあります。リハビリ助手とセラピスト間での相互尊重と理解を深めることで、職場の調和を促進することが重要です。
上下関係の扱い: 助手としての職務を進める中で、プライドや上下関係に起因するトラブルが生じることがあります。互いの役割と貢献を認識し、尊重することで、円滑な職場環境を維持することが可能です。
相互理解と協力の促進
リハビリテーションチームとしての成功は、各メンバーが互いの役割を理解し、協力して働くことに依存しています。リハビリ助手は、チーム内での「Winな存在」として、セラピストのサポートを効果的に行うことが期待されています。これには、専門的なスキルや知識だけでなく、高い人間関係スキルとプロフェッショナリズムが求められます。
患者さんへの適切な接し方
過度の依存の回避: 患者さんに対する過度の同情や依存は、その自立を促すプロセスに悪影響を与えることがあります。リハビリ助手は、患者さんが可哀想だと感じたり、セラピストの対応が不適切だと思っても、必要以上に近づいたり、過剰に介入することなく、プロフェッショナルな距離感を保つ必要があります。
セラピストの方針の理解: セラピストが患者さんとの間に一定の距離を置くことには、その自立を促進するという意図がある場合が多いです。リハビリ助手は、自己判断で行動するのではなく、セラピストの治療方針や患者さんへのアプローチを理解し、それに沿って行動することが求められます。
観察力の重要性: 患者さんへの適切なサポートを提供するためには、セラピストの意図や治療方針を理解し、その背景にある考え方を深く観察する能力が必要です。リハビリ助手は、患者さんとの関係性を築く上で、セラピストと連携し、その指示や方針に基づいた行動を心がけるべきです。
まとめ
最終的に、リハビリ助手としての仕事は、個々の役割を理解し、協力して働くチーム内での相互理解と協力に依存しています。面接を通じて、応募者がこれらの要素をどの程度持ち合わせているかを見極めることが、KATZが考える重要なポイントとなります。
短期離職の経験があっても、それを乗り越えた経験や学びを明確に伝え、現在は安定したキャリアを追求する意欲を強調することで、リハビリ助手としてのポジションに適した候補であることをアピールすることができます。
最後になりますが、なんだかんだ言って人間性です、人と接する仕事に喜びを感じれるかどうか、ここが一番大切なんじゃないかなって思いますね。面接、頑張ってくださいね、あなたという人間をそのままに見せてトライしてください。
今日もお読みくださってありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?