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嬉しい報告はマフィンになって返ってくる

わたしと仲良し美容師Aさん、そして友人Bさんの3人は恋愛観がすごく似ている。

Aさんが彼に焼いたチーズケーキにココアで相合傘のデコレーションをしていて、わ〜相合傘って久しぶりに見たなあと思っていたらBさんも彼に渡すおやつに相合傘を描いていてギョッとしたり、わたしとBさんは彼が歌っている動画を撮って永遠にウキウキそれを観ていたり、Aさんとは共に8月生まれの彼氏の誕生日に向けて春頃から準備を始めていたり。
結構激しめというか、大抵の友人には引かれるレベルでアツく彼に愛を送りまくる3人なのだ。
AさんとBさんは知り合いではないのだけれど、AさんにはBさんの話を、BさんにはAさんの話をよくしていた。


1年前、わたしが「そうだ!ロケット!恋人の写真を入れて常に身につけるなんて、女海賊っぽくて素敵!」(この時『ワンピース』にはまって、いかに女海賊っぽいファッションをするかを考えていた)とロケットをつけはじめた数日後、Bさんと会ったら彼女もロケットをつけていた!
「今の時代ロケットをつける人が身近にいてびっくりしたよ」と次の日美容院に行って話したら、なんとAさんもロケットをつけていた!笑
やっぱり考えることは一緒なんだなとすごく面白かった。
ちなみにロケットを買う時、『ロケット』と検索したら予測変換で『ダサい』と出てきた笑。もちろんわたしはそんなのを気にせず、むしろカッコいいと思って買ったのだけれど、AさんBさんも当然のようにつけているのが愉快だった。
その日からわたしは、この2人と自分を『チームロケット』と呼んでいる。

お風呂に入る時以外、肌身離さずつけているわたしの宝物のロケット♡

さて先日、Aさんから
「クリスマス、彼からついにペアリングをもらえることになった!」
と最高ハッピーな報告をもらった!
丸4年付き合っている間の色々を知っているので、わたしもすごく嬉しくて幸せな気持ちになった。
その時ちょうどBさんからLINEが来たので、おまけの話題で「Aさんがついにペアリングもらえるんだって!先輩(←付き合っている期間が1番長いから)にいいことがあったということはわたしたち後輩にもその流れが来るね!」と言って2人でキャピキャピした。
(ちなみにこれ、40代50代の会話!笑)

その数日後、Bさんから
「Aさん綺麗で可愛かった♡
チームロケットですって言ってロケット見せたら、きょとんとしてたけど気づいてくれて、『素敵なことがあったとユカちゃんから聞いたので』って言ってマフィンを渡したよ。」
とLINEが来た!
ペアリングの話を聞いて嬉しくなったBさん、なんと会ったことのないAさんの美容室に突然立ち寄ってマフィンを渡したと言うのだ!なんて面白い人なの!
爆笑して、Aさんに「今、不思議な人が行ったでしょう?」と連絡を入れたら、
「うける!最高!チームロケット!
なぜかお菓子いただいちゃったわ!
会えて良かったって伝えてー!面白すぎる!ありがとう!」
と返信が来た。Aさんも爆笑していた。

わたしの大好きなチームロケットの2人、最高だなあと嬉しくなった。

そしてふと、

指輪が嬉しくてたまらないAさんが、わたしにその嬉しい報告をする。

わたしも嬉しくなって、チームのBさんにそれを伝える。

Bさんも嬉しくなって、嬉しい気持ちをマフィンにしてAさんに渡す。

ということが起きたのだな〜、
Aさんの素敵な嬉しい波動がマフィンに形を変えたんだなあ、なるほどなあと深く考えてしまった。
最近『波動』について学んでいて、似た波動同士が引き合うとか、幸せの波動を出していると幸せが物質化して戻って来るとか、それってなるほど、現実にこういうことなのだなあと思ったのだ。

Bさんとのラインの中で、そこに深く気づいた瞬間。
ふざけたスタンプ(自作)のせいでふざけた感じになってしまっているけれど笑


「…っていう面白いことがあったんだよ。
だから嬉しいこととか素敵なことを口に出すって良いことだね、そういう美しい波動はマフィンになって返って来るもんね!」
と、数日後恋人と会った時に報告した。
お酒を飲みながら笑って聞いていた彼に、この日はじめて作った白ネギのキムチを出した。
一口食べて、「うわーー!何これ、すっっごく美味しい!僕のためのネギキムチだ!」と彼が大喜びした。

1年前、ご飯を食べている時に恋人が「すごく美味しい、好みだなと思ったキムチを見つけてさ」と、そのキムチのパッケージの写真を見せてくれたことがあった。
彼を大好きすぎるわたしはそのキムチを探し求め、自分も食べてみて味を確認し、どのあたりが彼好みなのかを分析し、そしてそれよりもさらに彼好みの究極のキムチを一発で作り上げて彼を驚かせたことがある。
この日は、ネギが大好きな恋人のために、世の中にあまりないブツ切りの白ネギのキムチを作ってみたのだ。
そうしたらまた一発で天才的に究極のものを作り上げてしまった。愛の力はすごいなと自分でも自分に惚れ惚れする。笑

美味しいなあとしみじみ感動しながら食べていた彼が
「ユカさん、僕いくらの醤油漬けが大好きでね、この間すじこを買ってきて自分で作ろうかと思ったんだよ。」と言った。
わたしの『恋人の好きなものを究極に好みの味に作り上げたいセンサー』が反応した瞬間、
「これは、『作って』って言っているわけじゃないんだ。ただ、『僕はいくらの醤油漬けが好きだ』ってユカさんに伝えただけなんだ。
でもそう伝えるだけで、あなたは僕好みのものを作り上げてくださるから。」
と言った。
もう、わたしは近々、完璧に恋人好みの究極のいくらの醤油漬けを作り上げるんだろうなと自分で可笑しくなって笑った。
さらに「ねえ、すごく不思議だけど、昨日なぜかyoutubeのおすすめ動画にすじこから作るいくらの醤油漬けの作り方がアップされてて、わたしたまたま観たんだよね。」と言って彼をギョッとさせた。こういう不思議なことが彼との間ではしょっちゅう起こる。


でもこれもマフィンと同じことなのだろう。
恋人の、わたしへの信頼と愛という美しい波動がわたしに伝わり、わたしの愛と料理の技術、そして宇宙の不思議な偶然も加わり、自分好みの究極のいくらの醤油漬けになって返ってくる。
波動ってこういう風にできているんだろうなと思う。(違うかな?笑)


嬉しい素敵な報告はめぐりめぐってマフィンになって返ってくるし、
いくらの醤油漬けが好きなんだと口にすると、愛する人が究極のいくらの醤油漬けを作り上げる。




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