見出し画像

読書の秋っぽい季節

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

この頃急に秋らしい季節になったというか、妙に肌寒い。先日まで夏の陽気だと思ったら、急に暖房でもつけようかと思うかのような気候である。

少なくともお外で読書するのには気持ちがいい季節である。ホットコーヒーでも買って公園のベンチで本を読むのも良き。

飽き性なだけかもしれないが、私は季節が移る度に読む本が変わる。読書会でも自己紹介する度に最近呼んでいるジャンルが変わる気がする。

そんな中、いつも素敵な記事や短歌をしたためているつじりさんの面白い記事を見かけた。

本を開いてみなければ、その本がいま読めるか? がわからない。一度開いてみて、「あ、今日はエッセイじゃないな」「小説じゃないな」という時もある。

つじりさんの記事から抜粋

最近思うのは、やっぱり小説が好き。心揺さぶられるような作品は、単調な日々に潤いを与えてくれる。

小説はここではない世界に自分を誘ってくれる。つじりさんの言葉を借りれば、「自分の経験していない経験を、物語が擬似体験させて」くれる。

余談だが小説の中でもジャンルがコロコロ変わる。ミステリーにドはまりしていたと思ったら、急に人が死なない物語を求め、いつの間にか海外SFが好きになっているなど。

ただ、毎日物語が続くと、どこか物足りなさを感じてしまう時がある。実利主義と言うと少々語弊があるかもしれないが、本を読むからこそ何か得たいと考えてしまう。

だからか、急に自己啓発とかビジネス書が読みたくなる時がある。会社の図書スペースの大半が営業さんやマネジャー向けの本だから、選択の余地はいくらでもある。多すぎて迷う時もあるけれども。

個人的にビジネス書とかは、全て読み込む必要はないと思っている。自分にとって心に響いた、必要だなと思ったところを吸収すれば良いのであって、読み飛ばしてもいいという姿勢だから気が楽である。

でも、つじりさんの仰る通り、気分が乗っていない時は本当に話が入らない。

先日読んだ田坂広志さんの自己啓発本も、行間が広いし面白かったから読めたけれども、文字を追っている感覚がずっとあった。

そういう時は、まだ自分は小説が読みたいんだなと思うようにしている。まだ物語の世界にいたいんだって。

でも、ずっと本を読むのも疲れてしまう。時には何も読みたくないと思ってしまう時がある。

読書するとき、本のジャンルは自分の気分をうつすかもしれない。でも、疲れていてただ読めないときももちろんある。そんな時、もっとも大事のは、本にとらわれず、目をそっと閉じることである。

つじりさんの記事から抜粋

気分が乗らない時は無理して読まない。目を閉じて、ゆっくりするのも大切なこと。

本なんて、焦って読むものでもあるまい。それではまた次回!

今日もお読みいただきありがとうございました。いただいたサポートは、東京読書倶楽部の運営費に使わせていただきます。