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少年時代の"将来の夢"

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

先日、Googleさんのアルゴリズムによる、あなたへのおすすめ(Discover)のなかに、興味深い記事があった。

「桃鉄に枚方市を追加してください」と、桃鉄ゲーム監督の前で大阪府枚方市の小倉小学校の6年生がガチプレゼンしたという。

この記事を読んで、小学校時代の将来の夢を思い出す。そういえば、当時は「ゲームデザイナー」に憧れていたなと。

小学5,6年生の頃だったか。何の授業かは忘れたが、自分の将来の夢について、クラスメイトの前で発表するというものがあった。

しかも、ただ自分の将来の夢について調べるだけでなく、実際に働いている社会人にインタビューしてくることも必要だった。

それで、当時は毎日のようにゲームをしていた川口少年は、将来の夢と言ってもゲームに関わることしか思いつかなくて、恐らく子供向けの職業に関する本から「ゲームデザイナー」にたどり着いたのだと思う。

今思えば、もっと身近な職業だったら調べやすかっただろうし、ある意味作家さんとか言わなくて良かったとも思う。

それで、働いている人にインタビューしなければならなかった訳なのだが、身内にゲーム会社に勤めている親族がいるわけでもなく、当時だと任天堂やSEGAくらいしか知らないわけで、わりと無理では?とも思ってた。

だけど、本当にどういう流れでそうなったのか、今でもよく覚えてないのだけれども、父さんだかが任天堂にメールを送ったらしく、しっかりアポを取ったらしい。

それで、ゲームデザイナーの方にインタビューすることになったのだが、まぁどんな話をしたのかは正直覚えてない。

家の固定電話で、両親と兄貴が見守るなか、カンペを見ながらしどろもどろに話していた(同じタイミングでありがとうございますって、2回言った気がする)。

電話インタビューが終わったら、真っ先にゲームしたってのだけ覚えている。それが誠意だと思ったから。

結局、ゲームデザイナーはおろか、ゲームに関わる仕事にも就いてないわけだけれども。

ただ、そういう社会人の方と会話したってのは、良くも悪くも思い出として記憶に刻まれている。

先程の桃鉄のゲーム監督の記事で言うと、子供扱いしないという前置きのもと、「採用できない」と述べたそうだ。

桃鉄で選ばれる地域と選ばれない地域の基準は何か。地域の魅力、それも短命的な業界ではなく、20年、30年と続くものは何か。なぜ他の班と同じことばかり伝えるのかなど、大人でも手厳しい返答である。

他の人より前に出ていこうとするなら、他の人と同じことをしていたらダメ。他の人が何をしているのかを見て、自分なりの色を出していくことを考えてほしい

コナミ 岡村憲明さんのコメントより抜粋

だけど、厳しいからこそ、きっと記憶に刻まれると思う。やはり、そういう記憶は、多かれ少なかれ、大人になっても覚えている。

それに、厳しいからこそ、成長の余地がある。私だって、未だにライターとしてまだまだ手厳しいフィードバックを受けるわけで。

あの発表した時の画用紙って、まだ実家にあるのかなぁ…。そんな昔の思い出。それではまた次回!

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