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指導者の目を合わせるとために作成したクラブメソッド。

皆さん、こんばんは。
京都府長岡京市でURANO.S KYOTO(ウラノスキョウト)というサッカークラブを運営している川田雄一郎と申します。
関西圏にウラノスグループでバンバン展開していきたいという野望を持っている34歳です。


今回は指導者の目線を合わせる意味で作成したクラブメソッド。
その一部を皆様にご紹介します。


まず、メソッドを作成した理由とは?

ここは単純明快。
私が管理している全てのカテゴリーにおいて、スタッフの指導時の目線を合わせておきたいから。
そうすることで、ウラノス独自のブランド価値となる選手を育成することが出来ます。

ざっくり言葉にすると、

・めちゃめちゃ走れて、リーダーシップが取れて、サッカーというスポーツを理解している選手

ここです。この部分に長けた個性的な選手たちを育成したい。
そのためにメソッドを作成しました。

育成する選手の大きな目標


どんな選手を育てたいのか。クラブとして選手育成の方向性を示しています。


原則の一部を紹介。攻撃時の基本原則としての動きを習慣化しています。


角度の取り方。常に良い角度を保つこと。


ボールフォルダーに対してのサポートの動きを習慣化。無意識に出来るまで習慣化させていく。


原則の部分を学ぶべきトレーニング。ただ3vs1をやるのではなく、どの原則を習得させるために3vs1を行うのか。理解しているのとしていないのとでは大きな違いになる。


システムではなく、人の配置論として捉える。どういった個性があり、どの配置でその個性が活きるのか?そこを理解しなくてはならない。スタッフの考え方もメソッドに取り入れている。


上記がメソッドのほんの一部分。
こんな感じでメソッドを作り、スタッフと共有しています。

僕はこれまで、自分が指導をしてきた中で、こういったメソッドを共有しているチームはなかった。資料としても。
各カテゴリーの指導者が思い思いに最善の指導をしている形。

多分、これを読んでくれているほとんどの人が関わるクラブがそうなのではないだろうか。

僕はそれがどうしても嫌だった。
みんなで、共通意識を持ちながら選手たちを育成したほうが絶対に良いし、指導者の勉強、スキルアップにもつながる。
メソッドに対してのフィードバックにもなるし、より良い指導体制が出来上がる。

その思いから、時間をかけてメソッドを作りました。

これが良いとか、良くないとかではなく、全員が目線を合わせるためのクラブとしての根幹とする。

ぜひ、今あなたが関わっているクラブにもこういったものがあるかどうかを確認してみてください。


多分、本気で指導環境を変えよう、体制を整えたいと考えているクラブにはあるはず。


僕はこれからも、このメソッドを修正しつつ、また新しく更新しつつ選手たちにとって最善の環境を作っていきたいと思う。






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