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【幸福感満喫の昼、編集の仕事をしていない!と気づいた夜】


昨日は2つの出版イベントをハシゴ。

1件目は、
元NHKキャスターでフリーアナウンサー・福満景子さんの
『声でつながる開運人生: クラブハウスで出会った魔法のことば!』(ごま書房新社)の出版記念パーティ。
書名通り、クラハで活躍中の方々など各界から110名もの方が参加しました。

昨日は一粒万倍日、天赦日、大安の最強の強運日。
その日に、お名前を見るだけで幸せを感じる福満さんの会です。
会場はそれこそ良い運気に包まれて、
いるだけでも晴れ晴れとした気持ちになりました。
まさに、「笑う角には福ちゃん!」です。


そして、夜はカワテツさんことコピーライターの川上徹也さんがインタビュアーを務める「編集者ナイトin文喫」。
ここ数年間に参加したイベントで、もっとも衝撃を受けた内容でした。
恥ずかしながら、「俺、編集の仕事なんて何もしていない…。一からやり直そう」と思ってしまったのです。

ゲストは、谷川俊太郎さんなど詩歌の書籍で数々のベストセラーを出して注目を浴びている編集者・ナナロク社代表の村井光男さん。
お名前は以前から存じ上げていましたが、これほどスゴいとは!

なにせ、1冊の本のためだけに特注の紙を自費で作ってしまったんですから…。
それは、工芸品、いえ芸術品とも言える素敵な書籍でした。
一生手元に置いて、大切にしたいと思わせる作品です。

とても失礼な言い方ですが、
短歌が密かなブームとは言え、
詩歌本は小説以上に売れないと言われているジャンル。
それを村井さんは、万単位で売ってしまうのです。
出版の仕事に携わっている者として、
村井さんの編集術や考え方、戦略には頭をガーンと殴られたような衝撃を受けました
(村井さんの功績を知っている方には、「今さら」でしょうが。さらに詳細は、春中萌絵さんが描いたグラレコをご参照ください)。

それと同時に、
商品としての「いい本」を作れる。
「必要とされる本」を作れる。
出版(紙の本)の可能性を、
大きく感じた瞬間でもありました。
出版業界歴37年なんて言っている場合じゃない。
まだまだ勉強が必要です。

福満さんの書籍は、クラハでの交友関係やお話を中心に「いい話」「いい言葉」が満載です。
『声でつながる開運人生: クラブハウスで出会った魔法のことば!』(ごま書房新社)
https://amzn.to/3qg4kS3

特注の紙を使ったという谷川俊太郎さんの作品『あたしとあなた』(ナナロク社)
https://amzn.to/3DIYLP1

https://nanarokusha.shop/items/5a011a73428f2d1616002d71

9/28発売予定のカワテツさんと春仲さんの新作も面白そう!
『もえとかえる ことばのふしぎ大冒険』 (講談社)
川上 徹也 (著), 春仲 萌絵 (著)
https://amzn.to/45iVDFt

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。