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なぜ川越を選んだのかという話

さて、そろそろアナタのやりたいことは分かったけど、
なんで川越なん???
というシンプルな疑問にお答えする時が来ましたね…(誰なのよ)

実は、みんなで暮らす家を建てる、と決めた時は、全然どこでもよかったのです。
今川口に住んでいるのも、夫婦の職場の最大公約数かつ便利でちょうどいいからという理由で、一生骨を埋める「地元」かというとそうでもなくて。
東川口と川口で10年以上住んでるけど、愛着わいてる場所なんて珍来くらいかもしれない。
特に場所に意味はなく、外で遊ぶための拠点として、なんとなく暮らす場所だったわけです。

思えば私はよくある「地元」って感覚があんまりない。
実家には20年以上住んだけど、街に思い入れは全然ない。
どちらかというと新卒で3年転勤してた高松の方が地元感あるくらい。
それの何が違うのか考えると、人とのつながりの拠点になってるかどうか、なんだろうな。
そこに行けば会える友達の顔がたくさん浮かぶかどうか。
高松は本当に楽しかったから、またそういう街がほしいな、と多分ずっと思っていた。
街全体が自分のホームみたいに感じられるような。

そしていくつかの街を歩いて、私は川越にその可能性を感じたのです。

まず暮らしの舞台として川越の街が素敵だなと思った。
特に駅の東側、15分くらい歩いたあたりから、どこまでも素敵なスポットが点在してて、異世界に迷い混んだみたいな独特な雰囲気がある。
帰り道で駅のそばに行くと夢だったのかな?と思うような。
ここではないどこかで人生見直したい私にはピッタリだった。

川越が素敵!と思ったら、あれよあれよと素敵を作ってる人たちと繋げてもらうことができた。
「川越に呼ばれている…」と思う不思議な縁がいくつもあった。
(私全然スピリチュアル系ではない。でも本当に、出会いに感謝。)

川越は歴史ある街だし、よそ者が入ってくるのは嫌がられるのかなーと思っていたら
むしろ逆で、驚くほど歓迎してくれた。
川越をもっと面白くしたい、そのためのプレーヤーは多様な方が面白いって心から思っているように見えるし、
そもそも「俺たちの街」感が全然ない。
そのうえで私のやりたいことにも共感してもらえて、「え、なにそれ?」みたいな感じが全然なくて。
懐の深い街だなぁとすごーーく安心した。

その印象は街のお店の人や飲み屋で会った人、隣の家のおじさままで全然変わらず、どんどん深まるばかり。
みんな川越を愛してて、川越まつりの見所を嬉々として教えてくれる笑
まだ家ができるのは一年以上先だけど、すでに会いたい人がたくさんいる。

ここが地元になる感覚がめっちゃあるし、自信をもって「川越においでよ!」と友人を誘える。
そして私の役割はそこにあるなと今は思っている。
本当に素敵な街だから、観光で来て日帰りする街で終わらずに、暮らして感じる街としてもっともっと魅力を知る人が増えてほしいなと思う。
暗くなってからの蔵の街の静けさも、寂しいようでまた素敵なんだもん。
少し路地に入った店々の明かりが、全部知る人ぞ知る隠れ家みたいに見える。
もう何回「素敵」って言うのさって感じだけど笑、素敵だな~~と思える街に住むって最高に素敵じゃない?!笑
(まだ住んでないけど!)

だから、私は川越に決めました。
これからもっと川越のことを知っていくのがすごく楽しみ。

人生は自分で選択できる。
暮らす街も、家も、暮らす人も。
私はそれを、40にしてとことんやろうとしているわけです。
そんな風に、生きたいように生きる人が集まる家になったらこれまた最高だな。

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