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自分への戒め。過去への執着。

過去の執着からの脱却。これがひとつのテーマだったことを後から認識することになる。学生生活が始まって3ヶ月、グループワークでつまずいたこと、人間関係でつまずいたこと、自分ができていたと感じたコンフォータブルゾーンからの脱却。

実際には、過去の成功事例(民間→公共機関への応用は成功)への固執、失敗体験からの教訓をベースにした帰納法を採用とした意思決定が根幹にあり、これが「異文化」という枠組みの中では機能不全と化したのだ。それに気付くまでに正直時間を要するとともに代償が大きすぎた。それによる自分自身の課題が浮き彫りになった。

視点を変えてみてみた。それは時間軸だ。恐らく今年の大きな自分自身のテーマとなる視点であり、大きなキャリアシフトを俯瞰する上で欠かすことのできないポイントでもある。時間軸は実にシンプルで「過去・現在・未来」である。

30年間という歳月で得た経験。しかし「たった」という歳月である。心のどこかで奢っていたのかもしれない。状況に甘んじていたのかもしれない。何か、怯えながら安心するものにすがりついていたのかもしれない。未来は楽しみと同時に不安を含んでいる。その一方で、過去は確定している事実で安心がありつつも面白みはないかもしれない。その二点を「現在」という点で如何に繋げていくのか。バランスと相手への尊厳と配慮、未来への希望と過去への尊敬とともに。

条件が異なれば、これまでの方法論は通用しなくなる。状況をちゃんと踏まえ、しっかり理解した上で新たな意思決定をしていく必要がある。「過去」というものと別れる決意というか、切り離すというか、執着しない。これからはもっと目の前にいる「人」を大切にし、一緒に「未来」を描いていくことに重点を置きたい。

未来のために自分の力をいかに最大限に引き出すか、足りない点を補ってもらえるか、それに合わせて過去を利用するか。

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