見出し画像

フレンチバゲットカフェ 良朝賢昼 本町ランチ

FRENCH BAGUETTE CAFEって書こうと思ったら、そんだけでタイトルが25文字の占領下に置かれちまったじゃねえか。
米軍かっっ横田空域かっっっ。


男という名の物語

御堂筋沿い、もはや淀屋橋とはいえぬ辺境の地、つまりは本町の端緒にFRENCH BAGUETTE CAFEは軒を連ねている。

ランチメニュー(11時〜)

ランチメニューは11時からで1000円からとなっている。
今日、拝食したのは「ボルチーニのクリームコロッケとフリット」だったと今写真を見ながら気付いた。
だいたいがもって男は何食ったか、そんなもんろくすっぽ気にしていない。
あるのは美味いか不味いか、多いか少ないか、Wi-Fiあるかないか、内田か有紀か、単純な二者択一の物語。それが男ってもんよ。


トランジスターグラマー商会

昼飯1000円


とはいえ、この店の料理ほど「見ると食うでは大違い」を地でいくものは滅多にない。
見るからにボリュームが少なく儚く見えるが、なかなかどうして分量がある。
ボルチーニのクリームコロッケの中にはギュッと何かが詰まっている。
何が??  そんなん、知るかっ。Resistance

これなら女子はもちろん男子たるもののランチとしても過不足なしだ。
だがこの店の売りはランチだけにあらず。


遅いモーニングか早いランチか、それが問題だ

モーニングメニュー

長いこと生きてきたが、
「9時からモーニング」というのは初めて見た。
この中で庶民が現実的にモーニングとして頼めるのは980円の「湯だねパンセット」となるだろうが、それでもなかなかに分量がありヘルシー感も漂っている。
これならば「遅すぎるモーニング」としても「早すぎるランチ」としても、要は一食節約できて嬉しいのだ。
なるほど隙間狙いのニッチ商法をここにも垣間見た。


LGBTQ フレンドリー?

何じゃこのアイコンは?
googleで検索をかけたらば、この店の概要・ハイライトに「LGBTQフレンドリー」と表示されている。
LGBTQご歓迎ってことかな?
じゃあ俺みたいな「ニュータイプ」はどうなんだ?
ガンダムばっか見て覚醒してしまった俺は入店していいのかよ??
最近スキとかフォローをもらった時に「ピキ-ン」って聴こえるほど冴えてる。
ワタシは、かつて、、シャア・アズナブルと、、、呼ばれた、、、、男だっ、、、、、、、、



開放感ありWi-Fiありコンセントあり、だが回転率昂し

天井は吹き抜け風情になっており、めっぽう開放感がある。
これならば隙間時間に紅茶を一杯やりにくるのも好手になりうる。
しかもフリーWi-Fiがありコンセントもあり、上げ膳据え膳の環境だ。
だが何だかこの空間であくせくと作業する気にはならんねえ。
実際、ここでパソコン出して作業した人ってあまりいないんじゃないかな。
これはスタバとはまた異なる「空間を売るコンセプト」が奏功している成功事例だと観た。

スタバ時間ならぬフレンチバゲット時間がゆるりと流れている。
これは一度実際に体験してもらいたいなあ。



紅茶蔑ろという玉に瑕

あん??
いまよくよくメニューを見たらば、
ドリンクメニューの中に紅茶がねえじゃねえか。
レモネードとレモネードソーダがあって、何故に紅茶がランク外に押しやられるのだ??

紅茶さえしっかりと抑えておけば、フレンチバゲットカフェは画竜点睛非の打ち所が無いパーフェクトカフェになっていたであろうに、かえすがえす紅茶の扱いだけが惜しまれる。


だが淀屋橋と本町の間で、
「遅すぎるモーニング」ないし「早すぎるランチ」の踏み絵を迫られたらば、
フレンチバゲットカフェをワタシならば選ぶっ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?