【印象を変える力】ハロー効果の活用法
こんにちは!
川江光です!
商品に「テレビで紹介されました!」「20代の男性の間で話題沸騰中!」といったコメントがあるだけで「何だろう」「人気なのかな」とついつい手に取ってみたくなりませんか?
今回は特徴的な印象で私たちを引き寄せて影響を与える「ハロー効果」についてご紹介します。
①ハロー効果とは?
ハロー効果とは、ある対象を評価する時に一部の特徴的な印象に引き寄せられて、全体の評価をする効果の事です。
例えば、毎日スーツ姿で髪型も綺麗に整っていている男性がいると、その人の外見に惹かれ仕事もきっちりしている人なのかな、性格も良い人なのかな、と外見につられてその人全体に対して良い印象を持ったり、美しいモデルの方が起用されているCMを見ると、素敵だな、気になるな、と商品に対する興味が高まる事があると思います。
このようにハロー効果は、人、商品、企業に対する評価が、1つの特徴的な魅力に左右されることがある為、採用、広告、マーケティングなど様々な分野で役立てる事が出来ます。
②活用方法
・マーケティング
ビジネスにおいて、ハロー効果は広告とマーケティング戦略において印象を決める内容として特に重要です。
例えば、商品に「芸能人○〇も愛用している!」というコメントがあるだけで、顧客の商品に対する興味が高まり、購買意欲の増加に繋がったり、有名人を起用した広告や、商品のパッケージに美しい写真を使う事で、商品全体の印象を良くする事ができます。
この様にハロー効果を利用した広告やマーケティングは、特徴的な魅力を強調する事で商品やサービスのイメージアップにつながります。
・自己主張
自分自身を他人にアピールする場面でも、ハロー効果を活用できます。
A「私は英語が出来ます」
B「私は英語が出来ます。実は学生の頃に1年間交換留学を経験しました。」
例えば「英語が出来る」事をアピールする場面でAとBの主張を聞いた場合、Bの「1年間交換留学を経験した」という情報が加わるだけで、
「実際に使える語学力を持っていそう」「行動力がありそう」「どういった目的で行っていたのか気になる」といった様に見え方が大きく広がると思います。
このように、具体的な経験や成果を伴わせる事で、自分の持つポジティブな強みを特徴的に印象づける事が出来ます。
③まとめ
今回は評価や意思決定に影響を与える心理現象「ハロー効果」について取り上げてみました。
ビジネスにおいても自己アピールにおいても、ハロー効果を戦略的に活用することで、より良い評価や印象作りに役立てて頂けると嬉しいです。
以上
川江光
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?