それは「私は酢が嫌いで、酢の入ったものはだいたい拒否する食わない、ケチャップを全く使用しないウスターソーストンカツソース系を一切使用しない餃子に酢なんか使ったこと一度もないわい」と同じレベルの好き嫌いとか快不快の情緒的レベルの話になるので議論にまるで向かないのが化学調味料と人工甘味料で、各々それは好きにすりゃいいのだそんなもんで口論議論しなくてよいのだ。
　健康被害があるかないか、それは毒物になるか発がん性があるかあたりは重要な視点だけど、今のところどちらにもないだろうと思われる。まあ「いいえあります証拠もあります！危険物です毒物です！」と詰め寄ってきて叫び出す方はちょっとヤバい人らなので「はいはいそうですか了解しました」っていいながらその場を離れるといい。
　もうちょっというと、天然塩や砂糖やはちみつ（すぐには来ない数十年かけて身体を蝕んでくる）や、動物性油脂や炭水化物の過剰摂取の方が化学調味料や人工甘味料に比較するまでもなく毒性（かなり遅効性）は強いだろうと思うが、読んで納得した人だけ気付けばいい。気づかんやつはわしわし食うといい。私の身体でもないしどんどん食えばいい。

　退院後も化学調味料どばどばぶっかけて三年……いやもっとだ、入院前からもっとさかのぼれば私が一人暮らしを始めてから、だから、ほぼ化学調味料、しかも廉価品の無名のそれ、毎回毎食普通の人より多めにぶっかけて（私は何でも多めにぶっかける、塩も胡椒も砂糖も洗剤も）三十数年、合成甘味料で三年過ごしている私に今のところ健康被害がいっさいないどころか、健康人より健康なのだどうだまた自慢だ私は自分が大好き自慢が大好き。

　次回「第二次ダイエット」
　来週もカワイの自慢に付き合ってもらう。