お正月野郎(2ツイート分くらい)

 石松 「今からちょうど二十年あと(カワイ注 二十年後の意味ではなく、二十年前をさす)、お前(同 兄貴分の七五郎の配偶者、お民を指す)が十六でおれが十七……(中略)……男と生まれたからには器量のよいあんないい女(お民を指す)を女房にしてえなと思って……(中略)……俺が毎日毎日着物を着換えて、お前(お民)に見せようと思って、お前の家の前を行ったり来たり行ったり来たり、だけどお前はみてくれない、お前の親父がみてやがる……(中略)……俺の姿をみたらわざと表に出てきやがって、近所中に聞こえるような大きな声、「そこへ行くのは福田屋のせがれの石松じゃあねえか!毎日毎日着物を着換えてやがるwwwこのお正月野郎めwww」あんなきまりの悪いことはなかった……」

 最近でかめの鏡に向かって毎日毎日着替えて自撮りしながら、ずっと「私はお正月野郎だ」と上記の口演をいつも思い出す。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?