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長岡花火を見に行った

ほぼ毎年のように観覧している長岡花火。
理由の一つに地元だから、がある。
そしてもう一つは長岡花火を普通だと思ってしまうと、他の花火大会を見に行けなくなること。

8月2日。


始まった頃は川風が思いのほか涼しく、途中まで煙もガンガン流れる絶好の花火日和と思われた。
しかし途中から風が止まり、観覧席である信濃川河川敷もじりじりと暑さを増し、花火は煙に飲まれた。
観覧場所は右岸マス席。1マスに大人6人までの席だ。
有料席に入るにはみな首からチケットをかけて移動している。
夢の国ならぬ夢の場所状態だ。

震災復興花火フェニックス
尺玉

上流である左から右にかけてカーブしているので左岸から打ち上げられる花火が広角で撮影できる。
右4つは橋を挟んで下流側で打ち上げられている。

どうしてもスマホで撮影してる方の画面が入るのが個人的にはたまらなく愛おしい。

見にくいが、画面中央のやや右下に幸運の青いフェニックスがチラリと写っている。
火薬の量が多いので、スターマインの後半はスマホカメラでは煙に負けてしまう。

ナイアガラと正三尺玉

ナイアガラがかかってるときは三尺玉3連発で打ち上げ。

8月3日。


やや西南からの風でナイアガラと正三尺玉の打ち上げ後のナイアガラの煙が観覧席にくるのではないかとの予想的中。
トイレ休憩とした。
余談だがトイレに並んでる間に打ち上がったミラクルスターマインがスゴかった。
みんな拍手していた。
自分が好きだ! と感じた花火には拍手を送る習慣がある。
他県で観覧してたら飲み食いに夢中で誰も拍手してなかった。
意外と文化の違いがある。
この日も右岸マス席で観覧。前日より中央寄りであった。

我が家では18時前には河川敷へ着いて、飲み物とオードブルを広げ先に飲み食いする。
この日は、団体席の売店が近かったため弟が生ビールを買いに行った。

日が落ちる19時半前。

それでも今の季節と比べるとまだ明るい。
大型番付が打ち上がる前に、両日白菊3発が上がる。
同じ花火が、1日22時半にも打ち上がる。慰霊の花火だ。


さらに今年は中越高校が甲子園出場となり、白菊三発打ち上げ後にサプライズで両日ともスターマインが打ち上がった。


中越ナインは甲子園のある兵庫県へと向かうために、花火は観覧できない。

両日ほぼ同じ内容で打ち上がるが、2日は天地人花火が、3日は映画この空の花のスターマインが上がる。

下流側のナイアガラとスターマインの同時打ち上げ。

上流側のナイアガラと正三尺玉の同時打ち上げ。

三尺玉は各日4発ずつ上がる。
河川敷の都合上、ほぼ正面で打ち上がるように見える。
煙も火薬の匂いもスゴい。
ナイアガラも下流と上流で両日2回ずつ打ち上がる。

最後は光のメッセージ。
撮影のフラッシュが焚かれ、スマホカメラで動画撮影している姿も見かける。
左岸や三尺玉打ち上げ場所では花火師が赤い光を振ってくれる。

スマホの画面だろうと暗くなった河川敷では充分明るい。
持参した懐中電灯を点ける人もいるし、スマホの画面をそのまま振って歩き始める人もいる。
ユニークな取り組みだ。

来年はどんな花火が上がるだろうか。
今から楽しみだ。

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