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初心に帰る蕎麦

今年も絶賛“旅仕事”はじまってます。

1月12日に拠点である宮崎を出発して今日で11泊目。
31日に帰るのでちょうど半分くらい経ちました。

大井町にあるアワーズイン阪急に宿泊中で、
日曜ですが午前は仕事。

都内出張の味方、我らがアワーズイン♪


明日配信のメルマガを1本書いて、
クライアント企業の“スタッフ募集”の
チラシ構想と原稿作成を手掛けてました。

50歳のおっちゃんは、
ぐっすり9時間も眠ったからか、
体調ばっちり、集中力もすこぶる高く、
予想よりも早く仕上がる気配を感じ、

11時すぎに一旦仕事を中断して、
散歩することにしました。

原稿書きには散歩はひとつの仕事です。

足りない頭をいっぱい使い、
絡まる糸をほぐすような仕事が多いので、
煙の出かかった脳味噌をクールダウンさせるのに
散歩はもってこいの行動なのです。

だから、仕事の一貫として散歩しています。

ここ数日の東京は寒いですが、
天気が良かったので、いつもの散歩よりちょっと遠くまで。


ホテルを出てゴーウエスト。
東急大井町線に沿って、
下神明、戸越公園、中延、荏原町駅の近くを
テクテクと気持ち大股で歩いていきます。


この辺り、
約20年前にビデオ屋の店長として旗の台で働いて
いたことがあるので地理感覚あるんですね。

なので、ノーGoogleで進んでいきます。

でも途中、
当時は気づかなかった蛇窪神社を見つけ、
今日は旧正月だから縁起がいいやと、
ちょっとご挨拶をさせてもらい、


目指したのはここ

外観も20年前と同じ。当時の大将が左にある軒を手作りで作っていた記憶がある。

旗の台にある戸隠蕎麦 百々亭(ももてい)。

20年前にここらで仕事や生活していた時に、
安月給が入ってきたときにご馳走としてよく食べにきてました。
当時のバイト君たちと飲み会もやったなぁ。


今日、散歩しながら、
あえてGoogleなどで先に調べておくことはせず、


「もう閉店してるかもしれないな…」
「そしたら、ちょっと寂しいな…」

などと期待と不安を入り混ぜながら、
約1時間かけて到着したら…

ありましたよ。
百々亭はやってましたよ。

しかも、店に入ったら満員。

嬉しかったなぁ。
いまでも繁盛しているんだから。


当時貧乏だったから選択できなかった、
蕎麦2枚を注文して、
ガツガツ食って、現金払いでお会計して、
超満足で店を出たのであります。
美味かった♪


気持ちとシャンとさせたい時、
過去に抱いていた感情を思い起こすようにしています。

初心を思い出すというか、
不遇で貧乏だった日々、
さらに、仕事への自信もまるでなく、
人生の空回りが続く日々をね、
思い出すことで、


「これくらいのレベルでいい気になっているんじゃねぇぞ!」


って、自分自身に喝を入れるんです。


「仕事がたくさんで参った…」とか言ってんじゃねぇ。
まったく人から必要とされてなかった時代がお前にもあったろうに!!

ということを、自分自身気が付くために初心に帰る。


そうするのに一番手っ取り早いのが、
当時食べていたものを食べる。
できれば、その当時通っていたお店に出向き、
一人で黙々と食べる。

そうすると、食べている間に、
いろんな感情が入り混ざり、
不思議と初心に戻れるんですよね。

幸いなことに私は、
東京、横浜、埼玉、宮崎と
生きる場所を転々としているので、
至る所に、こういった初心に帰るお店があるのです。

当時の思い出なので、どこも高級な店ではないですが、
食いしん坊なので、そんなに高くないけど美味い店には
けっこう行ってたんですよね。


で、お腹も満たして、
感情もすっきりして、
帰りは荏原町から大井町線に乗ってホテルに戻り、
午後の仕事を手掛けるのでありました。


日曜の2時間ちょっとの合間に、
こんなことして旅仕事をオモシロくやっています♪

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