見出し画像

母のお弁当を食べたくなった夜

お弁当の思い出ってあるかなぁ。木曜の23時に、ふと書きたくなって筆をとった。
私の思い出は、母のお弁当。

幼稚園の時のお弁当。
遠足の時、ちっちゃいキキララのお弁当箱に、小さな俵型のおむすび。ノリをクルンと巻いて、食べるころには、しっとりノリ。そんな俵型のおむすびがお弁当箱に並んでるのを、なんだか思い出した。

大学生のころは、お弁当はなかった。学食で食べたりしてた。ちょうどその頃、母の仕事は忙しかったから。
でもバイトが夜番で遅くなる時は、何度かお弁当を届けてくれたことがあった。ロールパンに野菜や卵を挟んで、パッと食べれるように。

就職してから、母のお弁当が復活した。
自分で作ったり母が作ったりと交互だったけど。母のお弁当は彩り豊かで大好きだった。私は、前日の夕食の残りとか入れてた(笑)

そんな母のお弁当を、いつの頃からか写メ撮るようになってた。いつの日か、旦那さんや子どもに作ってあげる時に参考になるかもしれないと思ったから。
現実は、お弁当作っていない。旦那さんにも作ってない。旦那さんの仕事柄、当日にならないとスケジュール分からないからお弁当いらない時もあり、いつの間にか作るの辞めてしまった…と言うのは言い訳で、一番の原因は私が朝が苦手だということだ。

私の写真データには、母のお弁当の写真がある。ときおりその写真を思い出し、「よし、早起きするぞ、お弁当するぞ」と思いながらも、できない日々なのだ。

書きながら思う。お弁当って幸せだね。どんなお弁当でも愛だね。
私はお弁当があって嬉しかったなぁ。嬉しかったのに、今還元できてないや。
ステキなわっぱ弁当箱、買おうかなぁ…。(形から入る人です)お弁当の味は、口が覚えているよ、きっと。

ちなみに、母のお弁当を入れるお弁当袋は、おばあちゃんの手作りだった。
母とおばあちゃんの愛情がたくさんあったことを思い出す夜である。

ありがとうございます。いただいたサポートで、noterさんの記事を購入したいと思います。