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まちづくりと、自分。

とよなか地域創生塾

庄内コラボセンター(通称:ショコラ)で行われた「とよなか地域創生塾」の開講式に参加してきた。
とよなか地域創生塾とは”とよなかの「地域」を「創」り「生」かしていくための考え方・仲間が得られる半年間のゼミナール“。今回で第7期となる。

「豊中市で何かしたいけど何から始めればいいかわからない。」という人や「製作所を閉めるため、何かその場を活用してくれる仲間を探しに。」という人など…さまざまなな想いを持った約40名が参加した。

参加経緯

わたしはとあるまちづくりの会社に昨年度入社した新卒2年目。
昨年度から「団地を地域の資源として活用し、地域関係者と連携しながら多世代が集まる”ミクストコミュニティ”」を推進する(イベント企画運営やコミュニティスペースのオープンなど)課におり、昨年度から千里(豊中市も含む)地域を担当している。

今回の創生塾には「千里地域の団地で一緒にモノコトづくりを始めてくれる仲間を探しにいく」という会社のミッションを背負い、参加した。

ゲストスピーカーの方のお話しが興味深いものばかりで紹介したいが、今回の趣旨ではないので別で投稿したいと思う。

ゲストスピーカーで登壇された釈さん(左)と久木田さん(右)

会社として

結論からいうと創生塾参加のマインドが間違っていたのだと、今になって感じる。
「◯◯会社としてきました。うちの団地使って何かやってくれる仲間募集してるっす」という私の自己紹介は、個人として「大好きな豊中で何かしたい!」「豊中での活動を拠点に、自分の市でも参考にしたい」というモチベーションがある参加者の方々に大変失礼だったなぁと…(参加者のみなさん、すみません(´;ω;`) ) 

君は”個人として”何がしたい?

開講式後、有志で懇親会が開かれた。
私もせっせと雨の中、庄内の居酒屋へ。
みなさんの想い想いのお話を聞き、それぞれ酔いが回ってきたころ、運営の方から

「川村君は個人として、何がしたいの?」との質問が。

私の返答:「いやぁ…うちは2年で全国へ異動があり、なかなか個人としては入り込めなくて…モゴモゴ

それからは
「会社の看板はいらない」
「同じ会社でもこんだけ精力的に個人として活動している人もいる」
「最初から会社として自己紹介したことに違和感を感じた」など…
心が痛くなるようなお言葉をたくさんいただいた。

懇親会終わりの深夜1:00。参加のきっかけをくださった同会社の上司にめちゃくちゃ失礼なLINEを送ってしまった。(色々な方に失礼すぎる内容なのでここでは控えます…)
後日、私の悩みを上司は真摯に聞いてくださった。

簡単に要約すると
もっと気楽にいきや。気張りすぎ。自分がやりたいことを会社を利用してやればいい。」というお言葉をいただいた。

もちろん会社にどんな利益を還元できるのかという視点は重要。
ただ、会社は手段でしかなく、自分のやりたいことを成し遂げることこそが真の目的だなぁとその場で再認識した。肩の荷が少し軽くなった。


改:創生塾で成し遂げたいこと

上司に壁打ちして脳みそのモヤが晴れた後、今回の参加の目的を再整理した。

①自分が好きなこと(本・音楽・料理??)をスモールスタートでまちづくりに落とし込む
②①を通じて地域の人を1人でもいいから、笑顔で「ここにきてよかったな」と思ってもらう
③豊中で”友達”をつくる

めちゃくちゃぼやっとしているが(笑)、受講後に一段階でもいいからピントが合えばいい。場所など使えるリソースは会社として提供しながら、「個人としての活動が結果として、うちの団地(会社)にとって少しでもプラスになったね」となればいい。

個人として創生塾に参加していく。
いきなり参加者の方に分かってもらおうとは思っていないし、少しずつ回を重ねながら。最終的には笑顔でウマい酒が飲めたらなと。

次回は10月22日。会社というスーツは部屋にかけ、丸裸で向かう。

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