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飯場あらためサロンとしたこれだけの理由

 朝市名物に飯場ってのがあった。
 
 文字通り飯を食う場所で、イメージは現場で働く作業員が飯をくったりお茶を飲みながら談笑したりする場所。
 
 うちの社長の岡本篤はここをとても大切にしている。そこまでそこに意識が届いていない俺にあっちゃんはいつも「みさお、スタッフとボランティアの飯は用意してるんか、そこちゃんとやれよ」と言う。
 
 すみませんまだです、忘れてましたとやって怒られる。普段から飯をもらってばかりの俺にはリーダーとしてみなに充分な食事と休息を提供するという考えが完全に抜け落ちている。

〜腹が減っては戦ができぬ〜
〜兵糧攻め〜

というような言葉からわかるようにあたりまえだが生きていく上でものすごく大事なことであるのだ。あたりまえすぎて忘れてしまう俺はどうしようもない。全然胃袋をつかめていない状況だ。猛省し意識をそこに向けることにする。

 そんな飯場は朝市の比較的いい場所においているのだが、やはりそこが大事であるということのあらわれであろう。朝早くから遅くまでひたすら会場をよいものにしようとしている人の労をねぎらうのは至極当然のことなのだ。

 全国の朝市を開催しようとしている皆さん。まず最初にレイアウトすべきは飯場の場所ですのでよろしくおねがいします。

 さて、そんな飯場がこのたびムサシサロンと名前をあらたにしました。というのも、飯場とはいえここにはゲストやスタッフの知り合いなどがどんどん訪ねてくるからです。お客さんもくるので飯場より、みなが集まるサロンとしたほうが意味が通るのではという点からの改名です。

 お客さんに置かれましては、引き続き気軽にきて座っていただければよいのですが、サロンのテーブルには花が置かれ、テーブルクロスがかかっていますので、またちがった雰囲気を楽しんでください。

 サロンには、いつも誰かスタッフが座っています。社長であったり私であったり、ボランティアの石見さんであったりが座っています。ぜひそこの座って会話をたのしんでください。タイミングがよければ飯やデザートにもありつけます。

 言い忘れましたが、ここには出店者さんがまかないを持ってきてくれたりもします。そんな最高の場なサロンは今までもこれからも朝市には必須の場所です。

運営者様におかれましては必ず設置を
ゲストにおかれましてはぜひ来場して滞在を

してください。生まれ変わったムサシサロンでみなさんにお会いできるのを楽しみにしています


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