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消えた9月と小さい秋

〈消えた9月の記憶と読書の秋?の話〉
さてはて、今年のカレンダーに9月なんてあっただろうか、、。
前回記事を書いたのが8月のあたま。
あれからすでに2ヶ月たとうとしている。さて私の9月はどこに消えたのだろうか。

絞り出して思い出してみるに、9月の頭の方は微かに記憶がある。たしか5歳の息子「小さい人」に木、金曜と土曜日の午前中をめいいっぱい使って必死に本を読み聞かせていた。
なぜそんな事になったのかと言うと、つい欲張ってしまったからである。

それは、遡ること2週間前の8月のこと。
仕事終わりに図書館に寄り、寝る前の読み聞かせの為に斉藤洋さんの「ルドルフとイッパイアッテナ」シリーズの4作目「ルドルフとスノーホワイト 」を借りようとしたら、となりになんと最新作「ルドルフとノラねこブッチー 」があったのだ。

貸出最盛期?の夏休みに1冊しかない最新作が並んでいる!

つい、欲張って手に取り、何冊かの絵本と共にセルフ貸出機に通そうとしたら「エラー」表示がでた。


「とりあえずスタッフに声をかけてください」とのことなので仕方がなくカウンターに持っていったら「予約が入ってますねー。でも、先にお持ちいただいたんでお貸しできますよ。ただ、延長はできませんので2週間で返却をお願いします」と借りることができた。

なんだかよくわからないし、予約した方には申し訳ない気もするが、どうやら借りられるようなので、嬉しくなってほくほくしながら家に帰って小さい人に2冊の本をみせた。

小さい人は「やったー!」と小躍りしながら喜んでくれた。
今、絶賛「黒猫飼いたい!」と言うほどルドルフシリーズにハマっているのだ。

それから、毎日お風呂のあがりに歯磨きを終えて「ルドルフとスノーホワイト」290ページを毎日2章づつくらいづつ読み聞かせた。ルドルフシリーズは5歳児にはまだ早いと思うが、短く区切って少しづつ読み、難しい表現はやさしい言葉にし補足説明すれば十分楽しめる。

映画化もされているのでご存知の通り、小さな黒猫「ルドルフ」がうっかり迷子になり、遠く離れた知らない場所で「イッパイアッテナ」と言う信頼できる人(猫)に出会う事により、文字を覚え、仲間ができ、成長していく姿は、キラキラと羨ましくも眩しい。

毎日まいにち、親子で小さな大冒険を楽しんだ。

そして「ルドルフとスノーホワイト」を読み終えたのが返却日3日前、、。あと3日、土曜日までにもう1冊読み終わらないといけない! 
なにせ、予約をした次の方が待っているのだ。読まずに返せば2週間は帰ってこない上に、予約が入っていればいつ読めるかわからないのだ。
一瞬、もう通販でポチッとしてしまおうか迷ったものの覚悟を決めて読み始める。
(それでもいつかシリーズを全巻マイ本棚に並べたい)

そこから、274ページを必死に読んだ。寝る前だけでは時間が足りないので夕方にも夕飯の後にも、土曜日の午前中いっぱい使って読み切った!楽しかった!
達成感に満たされて燃え尽きた!
駆け抜けた3日間。感動と安堵で図書館に向かった。

そんな充実した9月のあたま。

さて後半は、、やっぱり思い出せない、、。
〈毎日が必死過ぎているのか、はたまた 何もしていないのか、、の話〉

以下小さい秋の写真。↓

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↓〈おまけ〉母の手で小人を作る小さい人の小さい手

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