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【かるた】え/餌やり

【え】
えさをくれ エリマキトカゲを えりにまく

あぁ、、こじつけ感が半端ない気もしますがエリマキトカゲとお題をもらってしまったので一日中考えた結果です。どうか温かい気持ちで受け取っていただければと思います、、。

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〈動物の餌やり体験に行ったのに餌をあげずに帰ってきた話〉

えさといえば、隣町に動物に餌をやったりできる小さな水族館的施設があって1歳か2歳かくらいの小さい人にも動物にふれあえて喜ぶに違いないと家族で出掛けたことがある。

餌やりできる動物広場は駐車場から一番奥に位置していて通り道に水遊びできるかなり大きな広場を抜けて行くのだが、もう秋も深まり水も抜かれて遊ぶ人もおらず、すんなり通り過ぎれるだろうと安心して出掛けた。

そのころ、【あ】の記事にも触れたのだがとにかく水遊びが大好きだった小さい人は水溜りや噴水のある公園なんかは鬼門で、遊ぶといって動けなくなることがしばしあったのでお出かけの際はかなり気をつけて避けていた。

駐車場に車を停めて、小さい人を上手く誘導して水の抜けた水遊び広場を視界に入れないようにガードし、なんとか気づかれずに通り抜けて順調に動物広場に着いたところで、

なんと、小さい人は「鯉の池」をみつけてしまった。

すぐそこには餌をまつポニーが待っているというのにそちらには目も暮れず猪突猛進「こんなところにプールが!」とばかりにヅカヅカ向かっていく小さい人を腰のあたりで抱えて必死に落ちないように全力で抑え、説得を試みる。

「ここはプールではない」
「これは鯉のおうち、泳げないよ」
「入らないでねと看板がある」
「今は秋、入ったら風邪をひく」

その全ては小さい人の耳には届かなかった。

油断していた。まさかこんなところに柵もない入るのに手頃な石で囲まれただけの水場があったなんて。

5分か10分かその攻防は続き、もうポニーの餌やりの時間は終わりを迎えるとスタッフの方のアナウンスが聞こえ降参した。私が。

暴れる小さい人をどうにかこうにか抱えて車にもどる。ポニーの他にも豚やうさぎや他にも1時間おきくらいに餌やりの時間があったがもうできる気がしなかった。

子育てとは理想と挫折の繰り返しなのかもしれない。

5歳になった今はもう流石に入るとはいわないと思う、、たぶん。



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