コミュ障はコミュ障と言われるからコミュ障になるのだ
この記事は、WEB天狼院書店で連載していたブログ「川代ノート」の再掲です。
小学生の頃、私はクラス内カーストの最底辺にいた。
おとなしく、運動神経が悪く、暗い。いつも教室の隅で、ノートに絵を描いている。そんな子供を想像してほしい。周りに人間が集まってくるはずがない。
いわゆる「オタク」というやつだったんだろうと思う。周りからすれば。子供という生き物は、残酷である。子供は、ドッジボールをするでもなく、教室の中でおとなしくしている人間にたいし、純粋な軽蔑を抱く。
カースト最