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ステージでのイヤモニのススメ

昨今、テレビやライブイベントでみる歌手たちの多くが、イヤフォンをつけて歌っていますね。例外もいますが、数でいうと圧倒的です。これがイヤモニです。

イン イヤー モニター  (IEM : In-Ear Monitor) と呼ぶのが正しいそうです。また、狭義のイヤモニは、イヤフォンを用いて歌や演奏をモニターしながらパフォーマンスをする行為を指します。モニターするためのイヤフォンのことをイヤモニと呼ぶことがありますが、この定義に從うと「イヤモニ用イヤフォン」となります。が、固いことを言わずに好きに呼ぶと良いと思います。

さて、みんななぜイヤモニで歌い、演奏するのでしょうか。きっといいことがあるのかな、と思いますよね。それをざっとまとめてみました。

諸説あるでしょうし、ここに書かれていない長所・短所もあると思います。興味を持ったらいろいろと調べてみるといいでしょう。

本編がちょっと長いので、時間のない方向けに結論だけ書いておきます。興味があればその先を読んでみてください。

  • 話の対象は、街のライブハウスでライブをやってる人たち向け

  • イヤモニ使うと、自分の音が聞きやすくなり、本来のパフォーマンスがしやすくなるよ

  • ワイヤレスのイヤモニ装置は自分で買う必要があるよ (3 万円くらいから)

  • イヤフォンは遮音性さえ高ければ手持ちのものを使えるかもよ

  • ただ、仕組みがわかってないとリハも本番も困るので頑張ろうね

イヤモニのメリット

自分の音が聞きやすい

一番の理由はこれでしょう。

イヤモニが主流になる前は、ステージ上では「コロガシ」と呼ばれるウェッジ スピーカー (フロア モニター) などから自分の必要な音をPAさんから返してもらい聴いていました。

ただ、バンドを経験したことある人は分かるとおり、ドラムもギターもベースも、かなりの爆音です。そんな中でコロガシの音量をちょっと上げても聞こえず、上げすぎるとハウリングを起こすので下げられ……、場末のライブハウスだと不本意なモニター状況で演奏を強いられることはよくあります。プロの現場ではそこまでひどいことはありませんが、バランスよくコロガシを鳴らして適切に聴くことは難しく、どこかに妥協が生まれるものです。

また、バランスがよくても大音量下であることは変わりません。聞こえることと、適切な音量で聞こえることはまったく別です。激しいロックバンドでドラマーに「うるさいから優しく叩いてくれ」なんて言えません。バンドによっては難聴との戦いの場になることもあります。

その点、イヤモニは画期的です。

多くのイヤモニ用イヤフォンは遮音性にすぐれ、周りの音をシャットアウトします。そして、イヤモニには必要なパートを必要なバランスで返してもらい、最後に自分の最低限必要とする音量でイヤフォンを鳴らせばよいのです。

バランスの問題、音量の問題、このふたつの大きな問題が同時に片付きます。

その結果、自分の最大のパフォーマンスを引き出せ、結果的に良い演奏につながります。歌であれば、少しピッチが怪しくても自分ですぐに気づけるので修正も早いでしょう。あなたがコーラス担当の場合、メインボーカルを少し下げてもらえば、いつもかき消される場面でも安心してモニターできます。

バンドとは大音量でやるものだ、と刷り込まれている人の中には、イヤモニでも大音量で聞きたがる人がいますが、まったくオススメしません。難聴は本当に恐ろしいものです。イヤフォンの中のことは周りが誰も気づいてあげられません。自分で守るしかないのです。常に音量の出しすぎを意識しましょう。

クリックを聞くことができる

曲の都合で、何かしらカウントを聞きながらじゃないと演奏できないものがあります。多くは、ドラマーにハイハットなどを刻んでもらったりしてきましたが「本当はないほうがいいんだよなー」ということ、あります。

また昨今は同期演奏 (あらかじめ用意されたバックの演奏を流しながら、それに合わせてドラマーなどがクリックを聞きながら同期をとって演奏するスタイル) も増えてきているため、フリーダムな演奏が都合悪いことがあります。

イヤモニの場合(PA さんとの相談は必要ですが)イヤモニにだけクリックを一緒に送ってもらう、ということができます。コロガシだとどうしても客席に聞こえてしまうのでできませんでしたが、イヤフォンだからこそできるようになります。

クリック以外にも、ガイドや指示を聞くことができる

(ここは少しだけ上級編です)

たとえば、落ちサビでまったく伴奏がなくアカペラでボーカルが8小節歌うとします。クリックはもらうとしても、ピッチ感の悪い人だと不安でしょう。

クリックと一緒に、イヤモニにだけピアノの伴奏が返るとどうでしょう。素敵ですね。(ライブとしての緊張感がどうこうという話はいったん置いておきます)

演出にもよりますが、ステージ袖でディレクターがボーカルになにか指示を出すケースがあるとしましょう。最悪はカンペ、あるいは身振り手振り。タイムリーに伝えることは難しいですね。

おおよそ想像はついてきたかと思いますが、イヤモニに指示を出せばよいのです。これはテレビ番組でキャスターたちがイヤフォンで指示を受けているのを見たことある人であればそれと同じと気づくでしょう。PAさんに事前に伝えておいて、適切なマイクが用意できていれば実現できます。

たとえば、物覚えの悪いボーカリストのために、歌詞を間違いそうなところで先にガイドで教えてあげたり……げふんげふん。アイディアは尽きない分野です。

イヤモニは頑張らないと実現できない

素晴らしいことは理解できましたが、それなりに頑張りが必要です。

機材を自分で用意する必要がある

最初の難関はこれです。

普通のライブハウスではイヤモニ用機材を貸し出したりはしてくれません。自前のイヤモニ システム(トランスミッター、レシーバー等)を持ち込むことになります。

ボーカリストが使う場合、ワイヤレスのイヤモニ システムが便利でしょう。最近は安くていいものも出てきて、オススメの Xvive XV-U4 は 3 万円を切ります。モノラルでかつ少し遅延はありますが、音はクリアです。普通のライブハウスでの利用あれば十分でしょう。

Xvive XV-U4 に関しては以下の記事が分かりやすいです。
https://www.soundhouse.co.jp/contents/staff-blog/index?post=1072

2022 初頭時点では選択肢はさほどなく、民生品で買えるものでは Shure PSM 300 が最高峰です。10 万円近くしますが、ステレオで聞くことができるのが強みです。遅延も極めて小さいです。ただ、後述の系統数の制約もあるため、2ch 使うケースは限定的かもしれません。十分に価値が分かる人が買うものだと思います。

ドラマーやキーボーディストなど、あまり動かない人の場合は、ワイヤードでもよいと思います。その場合はワイヤレスの装置はいりません。代わりに、ヘッドフォン アンプを介して音量調整をします。何でもよいのですが、個人的なオススメは BEHRINGER POWERPLAY P2 でしょうか。単四電池 2 本で動きます。ステージ上の取り回しを考えると AC アダプターを必要とするものはあまりオススメしません。

イヤフォンを用意しましょう

はじめから高額なイヤフォンを買う必要はありません。

必要なのはとにかく遮音性です。そこが担保できればある意味何でもいいです。

よく「慣れてないので、最初は周りの音を聴きながら歌えれば……」と 3 人に 1 人は言いますが、それは間違っています。完全に遮音した上で、必要なものを耳に返す。これが基本です。そうしないとメリットを享受できません。初心者であればあるほど基本を守ってください。

理由ですが、外すと外の音(=ステージ上のナカ音やリハスタ内の爆音)が直接聞こえ遮音効果は当然なくなります。それに加えてイヤフォンで自分の音を返すことになり、イヤモニを使わない時よりもかえって鼓膜に対して音量増になります。本末転倒ですね。

プロでも片方だけ外す人もいます。ほらプロだってそうやってるじゃん!と言いたい気持ちもわかりますが、それはその人が「何も聞かなくてもそもそも正しく歌える人」だからです。クリックやオケだけ片耳で聞ければいいんだよ、という人はそれでもよいです。ただ、イヤモニの一般的な使い方ではないことを十分に理解してください。

遮音性があればいいのですから、安く済ませるためには、いま使っている有線イヤフォンのイヤー ピース (イヤホン チップ) をウレタン製のものに交換するという方法がおすすめです。Comply あたりが有名でしょうか。イヤー ピースにしては高めですが、これだけでも十分遮音性は高まります。目安としては、ウレタン製の耳栓をしているのと同じくらい静かになればよいです。

どうせならイヤフォンごと用意したい!ということであれば、スタートとしては Shure SE215 や SENNHEISER IE100PRO あたりがよいでしょう。1 万円ちょい、と少し高く感じるかもしれませんが、ずいぶんとくっきりはっきり聞こえてモニターしやすいと思います。

カネならあるぜ!本格的なのを教えてくれ!という方は、耳型をとって自分専用のカスタム イヤフォンを作るとよいでしょう。遮音性もフィット感も間違いありません。たくさんありますが、迷ったら日本のプロのシェアがダントツに高い FitEar MH334 をオススメします。私がどうこういうよりも FitEar 社の制作実績のページをご覧ください。

主に女子向けですが、かわいい色のイヤフォンを選ぶのはもちろん、スワロやシール、マニキュアなどでデコってかわいくすると愛着が湧いてよいかもしれません。耳元のあたらしいアクセサリと思うと楽しいものです。

ライブハウスに必ず事前の相談が必要

勝手知ったるハコならよいですが、そうでない場合には、必ず事前にライブハウス側にイヤモニを使いたい旨を相談し、許可をもらう必要があります。

ここ数年は理解が深まってきましたが、頑固な PA さんの中には「こんな小さなハコでイヤモニなんて意味ないよ!!」「うちの返しが気に入らねぇってのか!?」というケースも実際にありました。当日揉めないためにも、事前確認は必要です。

何を伝えればいいか。

単にボーカル用のモニターだけ自分の持ち込んだトランスミッターに渡してもらえばいいのであれば、機器名と接続形態 (XV-U4 であれば「XLR のモノラルでお願いします」など) を伝えましょう。

クリックなど、イヤモニにだけ返してもらいたい音がある場合、そもそもステージ上の同期システムから渡すのでしょう。バンドとしてセッティング表を提出する際に、イヤモニ返し用のチャンネルがあることを伝えた上で、どのモニターにそのチャンネルを渡してほしいかを伝えましょう。

当日の会場でのリハーサル

イヤモニの利用スタイルによりますが、PA さんにモニター ミックスを作ってもらう場合、当日リハの場で調整することになります。

だいたい一般的なバランスは作ってくださると思いますが、リハ開始時に自分の好みを先に伝えておきましょう。ベースやドラムの大小など。その上で 1 曲やってみて、的確に変更指示・意図を伝えられるようにイメトレしておきましょう。ここを妥協するとイヤモニを使うメリットが薄くなります。

ボーカルの場合、もっと自分の声を返してほしい!という要求が一番大きいですが、たいていの場合、他のパートが大きいことが問題だと思いましょう。つまり、ギターやドラムなど、別のパートを下げてもらった方がいいかもしれません。各パートを好きなバランスにできるのが、イヤモニのメリットでもあります。

普段のスタジオ リハーサル

正直、これが一番ネックであり、導入を躊躇する原因かもしれません。

慎重なあなたは、本番だけイヤモニを使う、なんてことは恐くてできないので、普段のスタジオ リハーサルからちゃんとイヤモニに慣れようと努力すると思います。(そうであってください)

しかし、普段のスタジオ リハには PA さんはいません。自分でイヤモニの返しをセッティングしないといけません。これが意外と大変で……。

まだ楽なのは、オケだけ流して歌うというスタイル。これであれば(スタジオのミキサー操作はちょっとは覚えなくてはなりませんが)まだ何とかなります。

問題はバンドの場合。

結論から言うと、ギターやベース、ドラムにマイクや DI を用意して、全部ミキサーに突っ込んで、部屋のスピーカーからは出さず、イヤモニ用の AUX チャンネルにのみ返す、という設定をする必要があります。

あーなるほどね、と思った人はいいのですが、おそらく「あ?」となった人の方も多いと思います。バンドにひとりでも「なるほどね」と言えるメンバーがいればよいですが、そうでない場合は、結構道のりは遠いかもしれません。

ダメそうな場合は、やってくれそうな人・教えてくれそうな友人・知人に手伝ってもらうことになります。ただ、ずっと来てもらうわけにもいかないので、できるだけ自分・自分たちで覚える前提でいましょう。とはいえ分かれば難しくはありません。

なお、シーンは限定的ですが、ボーカリストがリハスタでどうやったらイヤモニを使えるのか、というのをまとめたノートを書きましたので、興味ある方はこちらもご覧ください。

よくある問題

最適なミックス バランスが分からない

いままで数多くのイヤモニ利用者とお話しをしてきましたが、本当にみんな要求はバラバラです。また、慣れれば慣れただけバランスも変わります。正解はありません。

その上で、敢えてセオリーとして言うとすれば、まずは外音、つまりお客さんが聞くようなバランスからスタートするといいでしょう。その上で、自分の演奏・歌唱にとってうるさいパートをちょっとずつ下げていきましょう。そして全体音量は少しでも下げられないか、を意識していきましょう。

とはいえ、あまりにも極端な設定になる場合は、わたしちょっと変かも?と立ち返ったほうがいいかもしれません。慣れもあるので、極端な設定にする前に、ちょっとこれでやってみよう、と数曲やってみるといいでしょう。

いずれにせよ設定の「好み」が安定するまでには期間がかかります。慣れるまでは少し多めにリハーサルの日程や時間を持ちたいですね。逆にそこで苦労して経験を積んでいれば、本番リハでのセッティング依頼もスムーズにいくでしょう。

ボーカルに限って言えば、イヤフォンが耳の穴を塞ぐと同時に頭蓋骨内で自分の声が響きはじめます。そこを意識できるようになれば習得は早いです。

当日セッティングのトラブルが付きもの

ライブハウス側との事前の相談はしていても、当日、やはり一般的なセッティングとは違うことをするため、トラブルが起こりがちです。タイバン形式のライブの場合はなおのことです。バタバタに時間を取られることを想定してリハ時間には余裕をみておきましょう。

ワイヤレスの場合、混信することがあります。本番だけギタリストがワイヤレスを持ってきたり、ハコのワイヤレス マイクを当日借りた場合など。たいていの場合はチャンネルを変えれば直りますが、気づくまでパニックになることもあります。早く気付けるように心がけましょう。

そのほかに、充電できていませんでした、イヤフォンを忘れました、音が途切れます、なぜか壊れました、などつまらないけどよくあるトラブルもあります。最悪はコロガシでやりきるプランを持っておきたいところです。

お客さんの声が聞こえない

リハの時から気づくことになりますが、遮音性の高いイヤフォンは周りの人の声を遮ります。お客さんが声援にも反応できないかもしれません。

さすがに演奏中以外は片耳くらいは外してもいいかもしれません。ただ、演奏再開前にイヤーピースをはめるのに時間がかかることのないように、着脱は十分に慣れておきましょう。特にウレタンのイヤーチップの場合、時間がかかることがあります。

プロの現場では、イヤフォンの着脱負担を減らすため、客席側に向けたアンビエント マイクを用意して、それを MC 中だけはイヤモニに返しているケースもあります。上級者はチャレンジしてみるといいでしょう。

ただ、演奏中にお客さんの盛り上がりが伝わらない、という問題は避けることができません。激しいライブをする場合には慣れるまではかなりの違和感を感じると思います。片耳だけ浮かしたり外したりすると、イヤモニのメリットは大幅に失われますが、それ以上にオーディエンスの音が大切なこともあるでしょう。分かった上で、その場の状況に合わせ、自身で判断していきましょう。

イヤモニの系統数

使うのがボーカルひとりだけであればさほど問題はないでしょう。問題は、何人(何系統)も、しかもそれぞれ異なるバランスで聞きたい、という場合、かなり大変です。

場末のライブハウスで使っているミキサーでは、そんなに多くの AUX チャネルがありません。また、セッティングの都合上、全部をイヤモニに割くことができないこともあります。具体的には、1〜2 系統くらいならお願いできるけど、それ以上はかなり相談が必要、という理解をした方がよいです。

「系統」というのは、ひとつのモニター ミックスのことを指します。つまり、同じ内容を複数人が聞くのであれば系統はひとつでよいです。ただ当然ながらミックス バランスは一蓮托生ですので、本当にそれでよいのかは普段のスタジオ リハーサルで十分に検討をしてください。

どうしても 3 系統以上、できればバンド メンバー全員がイヤモニを使いたい、となると、ハコの PA さんにお願いするのではなく、出演者側にモニター担当 (モニターマン) を用意することになります。大掛かりですのでここでは触れませんが、興味ある人は足を踏み入れてみるとよいかもしれません。
(私はまさにそのモニターマンですので仲良くなりましょう)

耳の疲労

まず音量的な問題。これは何度も言っているとおり、音量はできる限り小さく済ませられるようにしましょう。遮音性が高ければそんなに上げなくても済むはずです。ちょっと下げるだけでも聴覚の疲労は大きく減ります。

もうひとつは耳の穴、外耳道の疲労です。遮音性とトレードになるのが外耳道の圧迫です。外耳道の形や大きさは人それぞれですが、長時間ずっとウレタンなどで押されていると物理的に炎症を起こしたり蒸れたりします。また、閉塞感が精神的なストレスになるケースもあります。適度に外してリラックスできるように心がけてください。

イヤーチップはサイズも素材も色々選べるものがあります。もしかすると合っていない場合もあります。ひと回り小さめのものを試して、圧迫感や遮音性を比べてみるといいかもしれません。

聞かなくてもコロガシは大切

小さな問題ですが一応触れておきます。

ライブハウスの客席、最前列ど真ん中。特等席のようにも感じますが、音としてはメインのスピーカーからかなり離れており、ちょっと後ろの人のほうが、ステージからの生音と補助的なスピーカーからの音が混ざってバランスよく聞こえます。

とはいえ最前列ど真ん中でも、迫力はある気がします。なぜか?それは、ボーカリスト用のコロガシがすぐ近くにあって、そこからも音が聞こえているから、なのです(もちろんドラムが近いのも迫力に加担しています)。へえ!!※諸説、諸状況あります

ボーカルがイヤモニを使っているのであれば、ステージ上の中音を少しでも小さくしたりハウリングを抑制するため、コロガシをなくす、ということもあります。広くなりますしね。ただ、上記のような都合もあるので、残しておいた方が場合もあります。

それだけの話ではありますが、意外と盲点となる部分です。「イヤモニになったら、なんか迫力なくなっちゃったね?」とお客さんに言われることがあればここを疑ってください。

最後に

いつでも必ずイヤモニ使用が最適、ということはありませんが、必要な現場で、正しく使えるようになればパフォーマンスは改善するでしょう。

がんばる点が多いものの、自分・自分たちなりにできるところを見つけ、ボーカルさんだけでも何とか導入できると幸せになるだろうと思います。

是非、ステージ上で皆さんが本来の実力を出し切れることを願います。

なお最後の最後に、オススメ動画のリンクを置いておきます。トップクラスの男性ロック ボーカリストのイヤモニ談義として興味深い内容です。


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