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高額すぎるタイの治療費

先週末にタイのバンコクに到着しました。

日本はすっかり秋めいてきましたが、こちらは常夏で夏に逆戻りした気持ちです。今日の気温は32度、湿度は70%と、高温多湿の気候です。写真は私が好きなローカル料理店での一枚。日差しが強く、暑い様子が伝わるでしょうか。

タイと日本の治療の違い

さて、先日、タイのクリニックに不妊治療を受診してきました。
まずは、夫が事前検査を受けたサミティベート病院へ行ってきました。

日本では、人工授精1クールの通院回数は合計3~4回でした。タイでもその回数は大きく変わらないようです。

1回目:子宮内の超音波検査+排卵誘発薬
目的)人工授精に備えて卵を育てる

2~3回目:子宮内の超音波検査
目的)卵が順調に育っているか確認、育ち具合に合わせて人工授精の予定日を決定

4回目:人工授精当日

事前に判明していた日本の治療との違いは下記2点でした。
①不妊治療は保険適用外のため高額。
海外旅行中に発生した怪我や負傷ではないため、海外保険対象外となります。事前に調べていた人工授精1クール当たりの費用は合計6〜7万円程度(2019年時点)でした。日本では1クール当たり︎約1万5千円です。

②タイ人の日本語通訳が診察に同席する。
タイでは、医師はタイ人のみに限定され、受診時は日本語ができるタイ人が同席してくれます。

加えて、1回目の受診時の超音波検査はないという違いがありました。
問診で異常がないか確認の上、排卵誘発剤(レトロゾール)5日分を処方されました。

高額な治療費…

そして薬を処方され、会計窓口で驚愕の金額を目の当たりにすることになります。

窓口の方「本日の会計は6,780バーツです。」
私「ΣΣΣ(O_O) 」

今のレートで日本円に換算すると約28,000円です。。
日本の1回目の受診費は2,000円程度でした。
あまりに高額すぎて固まっている間、
薬もらうだけで何故こんなに高いのか…
これから2回目と3回目の受診もあるのに…
事前に調べた情報が古かったか…
物価高は日本だけじゃないんだな…
保険適用外って大きな打撃だな…
などと頭の中では次から次へと飛び交っていました。

硬直していた私を心配したのか、窓口の方が金額を復唱してくれました。
はっと我に返った後、窓口の方に紙幣を手渡すと、窓口の方はにこやかな笑顔で、ごく当たり前の様に受け取りお釣りを返してくれました。もちろん治療費用なので、受け取って当たり前なのですが。。

夫に何て言えば良いか…と心が暗くなりながら報告すると、私と違って夫は落ち着いていて「もう少し調べた方がいいかもね」と提案されました。これが年の功なのか。。

クリニック別治療費のまとめ(2023年最新版)

夫曰く、タイでは、病院の規模やサービスレベルよって治療費が大きく異なるとのこと。私が受診したサミティベートは比較的価格帯が高いゾーンだった様です。

そこで、改めてネットで日本語対応ができるクリニックを検索したところ、5つのクリニックが見つかりました。①のバムルンラードは夫からとんでもなく高額と事前に聞いたので、他の4つの病院に個別にメールで治療費を問い合わせてみました。タイで同じく治療を検討されている方がいればご参照ください。

〈人工授精1クール当たりの治療費〉
①バムルンラード病院 
 とんでもなく高額
②サミティベート病院 
 39,500バーツ(約164,000円)
③バンコク病院    
 35,000〜40,000バーツ(約145,000〜166,000円)
④SAFE Felicity International 
 23,000バーツ(約95,000円)
⑤Takara IVF Bangkok    
 20,000バーツ(約83,000円)

人工授精はクリニックが異なっても治療内容に大きく差はないため、クリニックの雰囲気や対応、費用面などを考慮し、継続して通いやすいクリニックに通いたいと思います。これからそれぞれの病院をもう少し調べてます。

今回も読んでいただいてありがとうございました◎
予期せぬ出来事がありましたが、漸くタイでの治療が始まりました。
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