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これまでの妊活@日本

こんにちは、kawausoです。
沢山の方に読んでいただけて嬉しいです。
文章を綴るのに、より一層身が入ります!

今回はこれまで日本で行ってきた妊活についてお話します。

振り返り:AMH値とは

フォローしてくれた方の中には妊活中以外の方もいらっしゃったので、前回お話した「AMH値」について簡単にご説明します。

<AMH(アンチミュラーホルモン)値とは>
AMH値は卵巣に成長途中の卵子がどれだけあるかを示すものです。AMH値が低いと卵子の数が少なくなってきているということです。AMHは個人差がかなり大きく、20代でも卵巣年齢が40代であったり、その逆で40代でも卵巣年齢がとても若い方もいらっしゃいます。AMH値が低い=妊娠率も低くなると思われがちですが、ほとんどゼロに近い数値でも自然に妊娠・出産している方もいます。受精卵さえできれば、年齢に応じた妊娠率はきちんと出ます。受精するまで利用できる卵が残っているかどうかが問題で、その卵が残っているかどうかを判断するのがAMHの測定です。

桜十字ウィメンズクリニック渋谷HP

AMH値が低ければ、卵子の残りが少なく、妊娠期間が限られているということになります。

不妊検査と日本での治療

23年2月から、私は日本、夫はタイで、治療を始める前に不妊検査を受診しました。幸いにも2人とも問題なく良好でひと安心でした。

続いて、23年4月から治療を始めました。治療には大きく3つのステップがあります。

ステップ① タイミング法
女性の排卵日を正確に予測して、医師の指導するタイミングにあわせて性行為をする方法です。一般的に自然妊娠と言われます。

ステップ② 人工授精
あらかじめ採取した精子を洗浄・濃縮し、受精する能力を高めたうえで、排卵日を迎えた子宮に注入する方法で、妊娠率は3~10%です。受精から着床、妊娠までの経緯は自然妊娠と変わりません。

ステップ③ 体外授精・顕微授精
女性の卵巣から採った卵子と、男性から提供された精子を、胚培養士が受精させ、一定期間培養してから、子宮に受精卵を戻します。体外受精は、洗浄した精子を卵子にかけて自然受精を待つ方法で、顕微授精は、顕微鏡をみながら1つの卵子に1つの精子を針で直接注入して授精させる方法です。

ルナルナ

結論からお伝えすると、これまでにタイミング法3回、人工授精1回を行っています。

検査時のカウンセリングで、私は担当医師にタイミング法を何度か試してから、必要に応じてステップアップしたいと伝えました。

ところが、担当医師から開口一番に伝えられたのは「タイミングを取れない期間が勿体無いので、ご主人の帰国時に精子を採取・凍結し、排卵日に精子を溶解して、人工授精をするのが最適でしょう。それであれば、ご主人が日本に居なくても進められます。後から、あの時もっと早くステップアップしておけばよかったと後悔しても遅いですから。」という提案でした。

それを聞いた際に思ったのは「随分と機械的な方法だな…」という印象でした。

私の妊活期間が限られていること、それぞれ単身赴任しておりタイミングを取る機会が少ないことを考慮すると、適切かもしれませんが「子供って、そんなに合理的な方法でつくるもの?」と疑問を抱えながら帰りました。

帰宅後、夫とFaceTimeで担当医師の提案を共有したところ、夫も同じ感想を抱いていました。妊活を始めたばかりの私たちは、自然妊娠から始めたいと希望していたからです。

そこで、まずはタイミング法を試してみて、必要に応じてステップアップすることにしました。とはいえ、妊活期間は限られているからタイミング法は3回位までと回数も決めました。

夫と私はできる限り排卵日に合わせて、お互い休みを調整し、タイ、日本、時には中間地点の台湾で合流して、タイミング法を試しました。

ですが、タイミング法では授からず、続いて人工授精にステップアップをしました。幸いにも、私の排卵日と夫の休暇を合わせることができ、精子凍結をせずに治療できました。

1回目の人工授精では、結果は残念ながら化学流産という結果でした。それでも「私でも着床できるんだ…!」と大きな手ごたえを感じ、自信に繋がりました。現在は、次回の人工授精に向けて体調を整えています。

実は本日がタイへの渡航日のため、今日からいよいよタイでの妊活が始まります。引き続き、皆様に応援していただけると幸いです。

今回も読んでいただき、ありがとうございます。
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