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単身ベトナムに渡って仕事をつくる方法~その1~

僕は、2010年4月からベトナムのフエという町に単身やってきた。現在は2018年1月なので、あれから約8年経ったことになる。今は僕はホーチミン市というベトナムの最大の商業都市で、人材育成を生業とした仕事をしている。仕事もまだまだ理想には程遠いけれども、毎日自転車操業ながら優秀なスタッフとお客様に恵まれ、楽しく仕事させてもらっている。

2年前にはベトナムで知り合ったベトナム人女性と結婚し、生まれてくる子供を今か今かと待ちわびる日々だ。

そんな今でもふと思い返すと、この8年間「よく生きてこれたな」と思う。

なんでベトナムで?仕事をつくるって何?と色々疑問が思い浮かぶと思いますが、ベトナムに渡る前の詳細は後日書きます。

当時の僕は「カネなし、コネなし、経験なし」の状態でベトナムのフエという町で「仕事をつくる!」をテーマに単身活動していた。24歳だった。貯金もわずかに20万円しかなかった。もし私の子供が同じような選択をしようとしたら全力で止めにかかるだろう。

ちなみにフエとは、日本でいう奈良県だと思ってほしい。昔、ベトナムの首都が置かれていた古い良き小都市だ。世界遺産に登録された遺跡が点在しており、日本からも観光客が訪れる観光都市の一つでもある。

*ベトナムフエ市の概要:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A8

ではここで、24歳の、特に何のスキルも経験も貯金もない日本人がいかにして仕事をつくるのか。日本に置き換えたら、謎の外国人が奈良県に何のつてもなくやってきて、日本語も話せないのに「仕事をつくる!」と言っているようなものだ。

実際にフエに初めて降り立ったとき、繁華街が50メートルくらいしかなく、20時には静まり返っていた。周りも畑か田んぼしかない。そんな光景をみて、愕然としたことを今でも鮮明に覚えている。

それからとにかく走りながら考えようとあくせく活動してきた。結論からいうと、実際に仕事はつくることが出来た。金額面はもちろん、日本ではまず出会えなかったような方たちと仕事をさせてもらえる機会に恵まれたのだ。当時かまっていただいた皆様には感謝してもしきれない。

このNoteでは、

・いきなり起業!とかじゃないけど、自分なりの想いのこもった仕事をつくりたい。

・人に誇れるスキルや経験があるかどうかは分からないけれども、自分の可能性に掛けて何か新しいチャレンジをしたい。

・単身海外に渡って仕事つくるって意味わかんないけど面白そう。

そう思っている方たちに向けて、基本面白おかしく、時折「ふむふむ」と参考になれるようなお話が伝えられたらと思う。書かないと自分も忘れていくので、忘備録として自分のためにも書いてまいります。

それではまた。


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