結婚4周年を迎えて

*本ノートは、自分のためだけに書かれています。

昨日、ベトナム人妻と結婚し、昨日で4年目が終わり、5年目に入った。振り返ると、一言、妻には本当に迷惑をかけ続けてきてしまったな。。。娘が5か月目のときに、独立宣言。この先の収入どうしていこうか、という不安は私以上に、妻にもあったと思う。同時に、お義父さんがなくなり、妻にとっての肉親で唯一の理解者がこの世からいなくなってしまったこと、その気持ちは想像がつかないほど悲しいものだったに違いない。その中でも気丈にふるまい、明るく(時々怒りながら)接してくれている姿にはただただ尊敬している。ベトナムで私が生活、仕事をさせてもらえているのは、間違いなく妻のおかげだ。

ベトナムで日本人が起業するということは、ぶっちゃけると大半をベトナム人の皆さんに頼らざるを得ない。会社をつくるということは、会社の登記、役所とのやりとり、オフィスの確保や、アルバイトスタッフの確保、社員の確保などバックオフィス業務が膨大にある。更にマーケティング~顧客開拓まで全てやらないといけない。日本でこれを自分だけで回せる仕事量ではないのは自明である。いわんやベトナムをや。そもそも私のベトナム語が拙いので、自分でやろうにも、何も動かすことができない。その中で、日本語を理解してくれる妻、そしてベトナム人スタッフの協力なしには、今、私は仕事できていないだろう。むしろ生きていないかもしれない。いやほんと。

文字にするととても味気なくなってしまうのが、本当に悔しい。。この「協力してくれる」ということが、どれだけありがたいことなのかを腹の底から感じている。アルバイトスタッフが時間通りに来てくれる。お願いしたことをやってくれる。それどころか、アルバイトスタッフがプライベートで出かけた旅行先で、お土産を買ってきてくれる。これがどれだけ当たり前ではないことなのか。

その意味では、34歳にして、ベトナムで起業して本当によかった。ともすると、スタッフにやってもらうとか、協力してもらうことが当たり前だと思って、40代、50代にいかなくてマジでよかったと思っている。勘違い野郎だけには絶対になりたくなかった。

人間裸一貫になったときに真価が問われるとはこのことだ。まだまだ問われる日々は続きますが、それでも健康に毎日を生きていけている。娘は毎日、かわいい最高記録を更新し続けていて、帰宅するのが楽しみでならない。そんな日々を支えてくれている妻にありがとうと言いたい。そしていち早く支えていけるように、自分も精進して参ります。



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