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誇りが足かせになることがある

先日、昔からお世話になっている事業家兼投資家の方とお話をさせて頂く。

学校運営@ホーチミンで、自分がこうしたいとかああしたいとか、小一時間ほどさせてもらった。その話を返す形で一言、「川村さんがこれからやろうとしていることは、これまでやってきたこととは使う脳みそが違うね」と。「ん?どういうこと?」と動揺した私。更に続けてこんなコメントを頂く。「研修の仕事とか、コンサルタントは、基本受ける仕事だよね。他人、他社が困っていることに対して、依頼をいただき、それを解決する仕事。一方で、川村さんは、学校事業を通じて、これから市場をつくっていく立場。依頼する人はいなくて、お客さんや市場の風を掴んで、こうじゃないかと、どんどん提案して、突き進んでいく仕事をやろうとしている。つまり、今までの”受ける”脳みそではできない仕事だよね」と。

これはなるほど、、、と同時にガツーンとなりました。これまでの蓄積があったから、一定の自信を基に独立した訳です。家族もいるとその気持ちはますます強くなります。これまでの自分に「誇り」を持っている状態といえる。一方で、受ける仕事に慣れていると、どうしても、その頭で独立してからも仕事をしてしまいがちである。結果、同じような仕事をしてしまい、「独立した意味ないじゃん!となってしまう。言ってしまえば、誇りが邪魔しているわけだ。そんな誇りは埃にして捨ててしまえばいい。

独立する前と後では天と地ほど働き方というか、考え方が変わった。これからは、仕事の進め方も意図的にどんどん変えていかないといけない。。そう気づかされたということを忘備録的に記載しておきます。

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