年始にも関わらず、GoToトラベルの一時停止の影響か、箱根の人気宿である強羅花壇が取れた。普段でもなかなか予約が取れない宿だ。ついてる。

「強羅花壇」は世界的権威を誇るホテル・レストランの会員組織「ルレ・エ・シャトー」の加盟店に認定されているくらいなので、とにかく和の高級感が漂っている。宿泊客もなんだかセレブそうな方々ばかりだ。都内の賃貸タワーマンションも大体同じ客層だ。経営者か芸能人か政治家かそっち系の方だ。

チェックイン後は客室内に掛け流しの温泉が引いてあるので、部屋でゆっくりくつろげて最高だ。しかも、スチームサウナもある。もちろん食事はお部屋なのでプライベート感たっぷり。接客もお食事もお風呂も素晴らしい。物凄く特色があるわけではないけど、優雅で落ち着く。

夜になると照明の感じも素敵。そう、照明といい、空間の使い方といい、エントランスから部屋までの廊下の感じといい、小物などの細部に至るまでセンスがいいのだ。なんかいいなと感じでたのはそのセンスの良さに違いない。技術やスキルがあったとしてもセンスというものがないとこうはまとまらないんだろう。あー、領域は違えど、プロの方々の仕事に対する情熱とこだわりを感じる。

年末年始に非日常を味わいに海外旅行もいいが、国内のちょっと良さげなこだわりを感じる温泉宿でゆっくりするのもありだ。

強羅花壇、一度は是非どうぞ。