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カンナビス合法化ってどう?

今日も3時間ほど英語の勉強をした。
毎日英語を勉強していると、ドイツ語を忘れる。(日本語も)

なので、旦那と話しているとドイツ語がすごく変になって、「こんなに喋れなかったかな」と、焦る。

一応、ドイツ語も忘れないように、今日は動画でトークショー(Markus Lanz)を見た。
テーマは、大麻の使用、所持が4月から合法になる予定だがそれについて反対派賛成派、識者が意見を交わすものだ。

正直、私は大麻に興味がない。

知人がたまに吸っているが、中毒ではないし、情緒不安定になったところは一度も見たことがない。覚醒剤と違って、ボヘーっとなり、ストレス軽減効果は高いようだ。

大麻といえば、私には苦い思い出がある。
昔、ミュンヘンの友達を訪ね、夜一緒にクラブへ行った時のこと。
一通り踊って、座って休んでいると、隣でパリピがハシシを吸いだした。
私はあのにおいが苦手なので、嫌だなと思いつつも、他に座るところがなかったのでしばらく隣にいたのだが、副流煙というか、結構気付かないうちに吸ってたらしく(元々吸わないから弱いだけなのか)、友達に「また、踊る?」って誘われて腰を上げた途端、倒れた。
見事に後ろにすうーって倒れた。(葉っぱなだけに)

そこで、バウンサーが飛んできて、たくましい両腕に私をお姫様抱っこして外に運び出してくれたのだが、季節は真冬。
クラブの外は白銀の世界。こちらは薄着。
そして、バウンサーが優しく介抱してくれるかと思いきや、外のベンチに座らされ、放置。
ぼうっとしてた意識が回復するまで寒さに震えながら外にいたが、空気がやけに新鮮だった。(友達はどこにいた?)


さて、トークショーに戻る。

反対派は、未成年が度を過ぎて大麻を吸うと、脳に影響を及ぼす事実を理解しながら合法にするのはいかがなものか、と賛成派のドクターに食いついていたが、別にドクターは「推奨」しているわけではない。
私はこの手の反対意見が嫌いだ。

いかにも正論のように見せかけて、こういう人は、もし問題が起こった場合の責任を「あの時あなたは良いと言った」と他人に転嫁する。
何を食べようが、何を吸おうが、まず摂取する本人がそのリスクを知るべきということが念頭にあれば、こんな議論は出ないはず。

大体、それを言ったら、アルコールやタバコのニコチンによって健康が損なわれるのも同じようなものだと思うのだけど。
嗜好品の体への害は、結局度が過ぎれば大体どれも似たり寄ったりなのだ。

それから、賛成派からは、ブラックマーケットへ金が流れるのを防ぐという意見があったが、私はそれには票を入れたい。

例えばだが、万が一、息子が隠れてディーラーから高い金を払って妙な葉っぱを買うくらいなら、合法の、国(または企業)が品質管理している、正しい市場価格で出回っているものを買ってもらいたいからだ。

また、大麻の品質が悪くて本当に体調が悪くなった時に、闇売人は責任など取らないだろうが、製造元に商品を返品したら、きちんと調べてくれそうな気がする。

いや、そうでなければいけないだろう。

また、合法になればオーガニックのものが出たり、朝摘み産地直送、ミュラーさんの畑から!など良質なものが出たらまたそれはそれで市場拡大で経済効果も高くなるような気がする。

個人的には合法になって街中でぷかぷかやられたら、臭くて(かなり)嫌だな、というのはあるけれど。

この世の中って、非喫煙者とか非飲酒者が結構割を食う気がする。



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