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長年の疑問2023年大晦日に解決。【aufとbeiの使い分け】

この記事はドイツ語学習者さん向けです。

大晦日ですね!
私は大掃除を全くやらなかったし、今午後14時半ですが、多分やらないで年を迎えそうな気配です。
私の住んでいる地区は、去年の今頃はすでにバンバン爆竹の音が凄かったですが、今日はほとんど聞こえません。去年のノイケルンの花火事件が原因ですね。

さて、本題。
私はドイツ語で、同じような場面なのに、片方はauf、片方はbeiと使い分けられれていることに気がついてから数年間ほど疑問を持っていました。

それは、ラジオやテレビを見ていると必ず聞く、CMの間などに挟まれる、その局の番宣のフレーズです。

例えばテレビの場合
Am Sonntag, 20:15  Tatort bei ZDF.
とか、
Am Freitag, 20:15 Titanic bei RTL.

ラジオの場合ですと、(ちょっとうろ覚えですが)
von 17:00 unser Musikprogramm „Paradiso“ mit (Moderator), auf Radio1.

一応、太字でマークしましたが、テレビの場合は局の前はbei,ラジオの場合だとaufなんです。私が今まで聞いた限りでは。
「あ、こいつこんな違い、知らなかったんだ」と思った方は、ブラウザを閉じて大掃除、またはお節のご用意を引き続きしてください。


「え、同じ電波なのになんで?」と、この違いに気づいてから、辞書でもネットでも調べましたし、ドイツ人の旦那にも、ネイティブ友達にも、ドイツの大学を出たお友達四、五人くらいに聞いたんですが、私が納得いく回答は得られませんでした。

そういえば違いわからないよ!と思う方は、ちょっとパートナーさんとかネイティブのお友達に聞いてみてください。答えられた方はすごい!

で、今まですっかりその疑問を忘れていたんですが、なぜか今日、
「chat GPTに聞けばいいじゃん!」と思い、聞いてみたら一発でした。
以下、回答。

"auf" と "bei" の前置詞の使用法は、一般的な文法ルールと同様に、状況や文脈によって異なります。ただし、特定の表現に関して一般的な傾向があります。

"auf" は「上に」「表面に」といった意味で使われ、例えば「テーブルの上に本がある」という場合や、「ラジオ局で音楽プログラムが放送されている」といったときに使用されます。"auf RRB" の場合、ラジオ局の表面やメディアとしての上で音楽プログラムが提供されているというイメージです。

一方で、"bei" は「近くに」「ともに」といった意味で使われ、例えば「ZDF でサンデイ・クリミの時間がある」といった場合に使用されます。"bei ZDF" の場合、ZDFというメディアとの協力や提携を示唆しています。

ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、具体的な文脈によって異なる場合があります。ドイツ語の前置詞の使用はしばしば慣用句に影響され、状況によって微妙なニュアンスの違いが生じることがあります。

chat GPT


超納得したのは、テレビの方です。
うちの旦那は映像編集者なんですけど、確かにプロダクションが作って、テレビ局に売る、みたいなところが結構ありますよね。
ドラマなら俳優を決めて、撮影して、編集して、音を入れて、というアクションがあります。
外注が結構関わる部分が多いのがテレビ局で、「番組を作って、その局で流される」って考えると局は箱的な意味でbeiなのかなと思いました。

一方のラジオ局は、ヒット曲とか、インタビューとか、局とかスタジオに人を呼んで音源を電波に乗せるイメージの方が強いのでaufかなと思いました。

そう考えると、youtubeはbeiでいいのかな。
あれ?でもたまにMein Video sendet auf Youtube kanal. っていうしね。まあ、Kanalの時は流すってイメージだし、絶対にaufなんでしょうね。
Podcastはどうなんだろう。
Oh、一つ疑問が解決したら、また疑問が出てきた!
やばいです!
この疑問は来年まで持ち越しか!
ますます大掃除なんてしていられません!

いや、ほんとに語学って奥が深いですね。
というか、疑問に思ったらとにかくネイティブの表現を丸パクリで使いましょう。

現場からは以上です!
ここまで読んでくださってありがとうございました。
少しでも役に立ったなーと思ったら、ライク、お願いします!
どうぞ良いお年をお迎えください!

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