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狐、狸、狗……うり、さと、く?

こんばんは、佳夜です。
久々、本業してました。一応、童話作家のはしくれなので。
 同人誌で、こんな変な考え方の私は、異端者です。男尊女卑を逆手に取ったり、先生をこけおろしたり、動物を虐待したり。実態を描いて考えさせたいと思ったのですが。そういう描写は童話にふさわしくないそうです。あくまできれいな嘘のような美しい世界観で童話は成り立っているそうです。
 私の生まれた環境は最悪で、親の死、里子、別離、嫁姑問題、幼児虐待、家庭内暴力、精神障害、などが渦巻いている中で育ちました。そんなブラックの私が、他の人の書き方に疑問を抱くようになりました。
 きれいごとばっか書きやがって!
などと思っちゃうんです。しかし、童話作家のお偉いさんは、ほとんど教師です。ブラックなんか子どもに見せるなと言われるんです。なんだか疲れ切っていい子ぶっていました。
 ちょっと長期にお休みすることにしました。もともと賞金稼ぎの投稿でしたし。小さな賞を取ったのを機会に、書くこともやめました。
 でも書きたい衝動は、渦のように胸の底から湧き上がってきます。私の中では、天から降りてくるようなものです。筆を折ることはできませんでした。師からは、ストーリーテラーの佳夜と呼ばれていました。アイディアは尽きないほど抱えているのです。幼い頃から夢見がちの私。花を見ても、空を見ても、物語ができるのです。いや、夢の中まで物語ができるのです。

 漢字の中でも物語は作れます。狐、うりの獣。狸、里の獣。狗、俳句をつくる獣。なんてね。ミステリアスな漢字です。
 狐といえば、狐の嫁入りですね。なんで小雨の時にお嫁に行くのでしょうかね。くもりでもいいし、よるでもいいし、夜明けでもいいのにね。

ではまたね!(^^)!

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