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【雑記】迷える大企業勤めの30代が獲得した日々の行動指針 ※2021年時点

数年前、ふと将来に不安を覚えたことを起点として、自分なりに行動しながら考えてきたのですが、ここに来てようやく行動指針の様なものに整理できる予感がしたので、一度整理してみることにしました!という訳で以下に続くのは未熟な雑記ですが、それでも良ければご一読ください。

~ メモ ( ..)φ ~
30代に突入して2年ほど経過した時点 (2021年時点) で、自分の行動指針を整理することを考え、その当時におおよそ記載していた文章に誤記修正を加えて投稿しているものです。まもなく35歳を迎える中での新行動指針を、ここでの行動指針に対する振り返りつつ記載中です。


1.行動指針のベースとなる考え方

まずこの行動指針を考える上でのベースの考え方は、『 "1年後の自分の60%のパワー"で"今の100%を超える"ことを目指す 』である。ここにたどり着くまでの背景とキッカケは以下の通りです💡

<もともとの自身の状況>

自分は"目の前のこと"の完成度をついつい上げたがるタイプなのですが、それ故にどうしても"目の前のこと"に時間を取られる傾向にありました。その結果、追加で自己研鑽を行う際には、
 ①自身の身体に負荷を掛けたやり方(睡眠不足、運動不足)
 ②妻や家族に負担を強いる(休日返上)
などの選択肢に頼らず負えない状況が頻繁に発生していました。

これについては一般的には「及第点に達していれば、完璧を目指さなく良い(7~8割の完成度で良い)」という一般論があるかと思いますが、理解はしつつも「7~8割の完成度で良い」という考え方は、性格上合わない部分があり長きに渡って腹落ち出来ずにいました。

<ベースの考え方を得たキッカケ>

自身が尊敬する方と1on1する機会があり、その中で上記の悩みを吐露したところ、「"目の前のこと"は及第点レベルで取り組み、残りの時間で自己成長する。そして、1年後の自分が60%のパワーで今の100%を超えれば良い」というアドバイス(心構え)をご指南頂きました。自分にとっては目から鱗でした。なぜなら、このコメントによって【目の前のことを及第点レベルで取り組む】という活動に対してイメージチェンジが出来たからです。

■イメージチェンジ前
空き時間は欲しいが、"目の前のこと"を及第点で終わらせるのは、"目の前のこと"に対して申し訳ない
  ↓↓↓
■イメージチェンジ後
今の目の前のことにこだわって、来年の自分が"今目指したい100%"を容易に達成できる様にする機会を損なうのは、"今後の発生し続ける目の前のこと"に対して申し訳ない

考え方に時間軸を持ち込んだ上で、数字として自分の成長を目標をイメージすることによって"申し訳ない"と思う対象を変えることができました。

とは言え、これはあくまでベースの考え方であり、その上に乗っかるものが無ければ絵に描いた餅で終わってしまいます。以降では、このベースの考え方に乗っかる一歩具体的な考え方について触れたいと思います。

ちなみに、今まではベースがグラグラした状態で一歩具体的な考え方を乗せていたイメージでした。今回ベースの考え方が定まったことによって、より前のめりでアクション出来そうな気がします!

【余談】
この気づきを得るまでに行った1on1の時間はわずか1時間程でした。貴重な時間をくださった相手の方には心から感謝すると共に、「悩んでいる時にアドバイスを求めることの大事さ」を改めて感じた次第でした。
ちなみに、その方は「一人前」を「ひとりまえ」と読み、一人で前に出られる様になることが一人前(いちにんまえ)"と語られているのですが、とてもグッと来る考え方で日々大事にしています💡

2.自分の何を磨くことで成長を確保するのか?

ベースの考え方こそ先日獲得したのですが、"そのベースに乗せる考え方"については、以前から以下の書籍の考え方を参照しています。
 ⇒LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100時代の人生戦略

(先にも書きましたが、今まではグラグラなベースに乗ってました"苦笑")

本書籍中では、個人が持つ資産をまず以下の2つに大別紹介しています。
 ①有形資産:市場で値段をつけて売買できるもの(例:株式、家...etc)
 ②無形資産:目に見えず、値段をつけて売買することが難しいもの

更に②無形資産については以下の3つに分けられております。
 [1]生産性資産 [2]活力資産 [3]変身資産(以下、参考までに補足💡)

[1]生産性資産
人が仕事で生産性を高めて成功し、所得を増やすのに役立つ要素のこと。スキルと知識他、さまざまな要素が含まれる。
[2]活力資産
肉体的・精神的な健康や幸福のこと。健康、友人関係、パートナーやその他家族との良好な関係などが該当する。
[3]変身資産
人生の過程で、大きな変化・返信を遂げるために必要な資産。多様性に富んだ人的ネットワークを持っていること、新しい経験に対して開かれた姿勢を持っていることなどが含まれる。

この"無形資産に該当するこの3つの資産(要素)を高める/磨くことによって自身の成長を確保する"という考え方を、僕は数年前より持っていました。

ただ、単に閉じた世界で愚直に取り組んだだけではやがて漸近する成長(※)になってしまうのは目に見えています。※具体的には後述の様なイメージ

そこで、外の世界(家と職場の往復以外の世界)を意識した行動を大事にしようと心がけていましたが、その中でも実際には色々な葛藤がありました。この点については自分なりの行動も交えながら、最近ようやくブレイクスルー出来つつあり、次の項目ではそこを整理して書きたいと思います!

[1]閉じた世界での"生産性資産"の成長限界
僕は、生産性に大きく最も影響を与えるのは「どんな選択(①)をどれだけのスピード感(②)で行うのか?」だと思っています。選択(①)を誤れば、以降の取り組みが無駄になるのはすぐ分かるかと思いますが、意外と曲者なのがスピード感(②)です。選択できなければ、選択を行うための材料を集め続けることになってしまいます。だからこそ、
 ①広い視野で多様な選択肢を生み出し
 ②直感も交えながら迅速に判断する
ことが必要なのではないかと感じているのですが、閉じた世界で活動する限りはこの観点の成長は鈍化の一途ではないかと感じています。

[2]閉じた世界での"活力資産"の成長限界
肉体的な健康は日々の生活への配慮の積み重ねかと思います。一方で、友人関係やパートナーとの良好な関係を築くという点においては、僕は「日々の小さなWow!(ワァオ!)」が大事なのではないかと考えています。ただこのWow!についても閉じた世界で活動する限りは培い続けるのはおそらく難しく、いつかは成長は鈍化に向かってしまうのではないかと考えています。
(抽象的な記載になりましたが、詰まるところ「いつも同じことを話す人って付き合ってても詰まんないよね~」ってことです)

[3]閉じた世界での"変身資産"の成長限界
これは言わずもがなですが、閉じた世界じゃ絶対に広がらないですよね。

3.外の世界へ踏み出す考え方のブレイクスルー

結論を書きますと、ブレイクスルーのポイントとなった考え方は以下の2つです。参照元は後述してますのでもし良かったみてくださいね!
 [1]自分の中に偶発を飼う [2]時間の分散投資

「自分の中に偶発を飼う」に対する自分解釈
自分の視野を広げるためのキッカケとなる偶発的な出会いを、意図的に日々の判断や生活に織り込んでおく

「時間の分散投資」に対する自分解釈
色んな活動に時間を投資(経験)することによって、そこでの投資(経験)の一つが後々大化けすることを期待することにより、実らない投資(経験)についても受け入れる余裕を持つ。

駄文ではありますが、これらの考え方が「自分の中でどのようなブレイクスルーとあったのか?」について触れたいと思います。

【参考:ブレイクスルー前の自分】
「閉じた世界に籠っていてはダメだ」という思いはありつつも、
 [1]不定期に時間をやりくりし、アクションを取る
 [2]時々「せっかく時間をやりくりしたのに」とモヤモヤする体験がある
 [3]そのモヤモヤを感じない様にアクションを厳選する
 [4]本当の意味での(?)偶発が発生しない。
という本末転倒が生じている様な状態でした。

[1]の自分の中に偶発を飼うという考え方は「不定期にアクションを取るからダメなんだ!」という気づきをくれました。ただ、日々の日常に入れ込むということは、それだけそこに費やす時間が増えるということになります。

その壁を越えさせてくれたのが、[2]の時間の分散投資という考え方でした。実際にはどうなるかは分かりませんし、今の僕が取り込んでいる偶発もまだまだイマイチだったりするかもしれませんが、「どれかが大化けすることがあるかもね」という考え方は、少なくとも僕を後押しする十分な内容でした!

と、ここまでの内容は人にとっては当たり前だったりするかもしれませんが、僕にとっては大きなブレイクスルーでした!

次の項目では、実際に今とっているアクションを書いて(恥ずかしながら)整理してみたいと思います💡

【余談】
実際にはそれぞれの投資(経験)を大化けするかどうかは、それぞれの投資(経験)に対する自分の解釈と立ち回り次第なんだろうと思いますし、詰まるところ「Connecting The Dots」の"Dots"を増やす活動かなと思ってます。

(参照元①:自分の中に偶発を飼う)

(参照元②:時間の分散投資)

まるでVC(ベンチャーキャピタル)がいろいろなスタートアップにお金を投資するように、個人もいろいろな活動に時間を投資するようになってきました。 VCは投資先のうちごく一部が大化けすることに賭けています。20社に投資して19社が失敗したとし...

Posted by 黒田 悠介 on Thursday, June 10, 2021

​4.で、実際にはどんなアクションをしてるのか?

(ここまでの項目はまだまだ抽象度が高いことを書いているので、繋がり切らない部分もあるかと思いますが)今、取り組んでいるメインどころをレベル別に3つ紹介したいと思います。

・取り組みレベル1

SNS(facebook)などで「今まで関心を持っていなかったこと」をテーマにしているグループに参加する。※結構アクティブなグループ
 ↓
積極的に投稿する訳ではないですが、他の方の投稿ややり取りを見ることで「こんな世界があったのか💡」などの気づきを得ています。グループだけあって、地味にディープなことが好きな方同士で語られていたりして面白いです。たまに、興味を持ったものにはコメントしたり(SNS上での)会話に参加したりして、今まで縁がなかった方との交友を得たりしています。

基本SNSをチェックするだけなので、ちょっとした空き時間や通勤時間に取り組むことが出来て、実践のハードルも手ごろで僕的にはオススメです!

・取り組みレベル2

週1~各週でちょっと足を延ばして、いつも違う場所でテレワークをする。
 ↓
いつもと違う場所に行くだけでも気づきや発見がありますし、仕事の合間での休憩も"場所が違うからこそ精神面が全力で休憩できる(仕事と休憩の振れ幅が大きく出来る)"ので、テレワーク時の仕事の内容に配慮すれば、仕事の効率も高まる様に思います。また、仕事の合間に居合わせた人と会話をすれば、リアル起点の新たな繋がりが持てたりすることも魅力です!

仕事を休む訳ではなく、あくまで働く場所を変えるだけなので、テレワークが普及している会社なら実践のハードルはそれほど高くない様に思います!

ちなみに最近は以下に足を運びました💡

・取り組みレベル3

(グループワーク主体の) 週末学校に参加する。
 ↓
色々な背景の方が参加する週末学校(Xデザイン学校)に通っています。講義やワークショップ自体だけでも視野の広がりを感じられますが、それだけではなく、グループワークや課題への対応の中で"自分と背景が異なる人"の考え方に触れたり、深い交流が出来るので、とても貴重な場になっています。

カリキュラムがありガッチリスケジューリングされるので、家族の理解は必要ですが、ある種強制イベントである分、"外の世界に出る"という観点ではセーフティライン(※)になってます。※忙しくてもここで絶対に外に触れる

今のところはこの様な状況ですが、これらのアクションもまた少しずつレベルアップしていけたらなと思います!

というところで、迷える大企業勤めの30代が獲得した日々の行動指針 (※2021年時点) は今のところ以上となります!もし、ここまで読んでくださった方がいたとしたら心から感謝します!本当にありがとうございました💡

~ メモ ( ..)φ ~ ※再掲載
30代に突入して2年ほど経過した時点 (2021年時点) で、自分の行動指針を整理することを考え、その当時におおよそ記載していた文章に誤記修正を加えて投稿しているものです。まもなく35歳を迎える中での新行動指針を、ここでの行動指針に対する振り返りつつ記載中です。

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