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マニアック精神医学

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本マガジンは、精神医学におけるマニアックなテーマを、科学的論文をもとに解説いたします。 おそらく、ここまで知っている医療関係者は稀有なのでは!?
精神医学におけるマニアックなネタを紹介します!
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記事一覧

血液型と精神医学: 精神疾患が多いのは何型か?〜海外文献の紹介〜

皆様、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 いきなりプライベートな質問ですが、皆様の…

Society 5.0と精神医学: 社会進化は新たな精神疾患を生む?〜精神科医が未来の精神疾…

皆様、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 "Society 5.0”という言葉を聞いたことはあ…

医師と精神医学: 何科の医師が一番メンタルを病むのか?~海外文献より~

皆様、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 少し前の話ですが、医師による立て篭もり事…

詐病と精神医学: 精神科医は詐病を見抜けるか?〜古典的研究「ローゼンハン実験」の批…

皆様、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 「詐病(さびょう)」という言葉を聞いたこと…

SNSと精神医学: SNSにおける"荒らし(トローリング)"の心理〜海外研究の紹介〜

皆様、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 noteやTwitterなどSNSをされている方の中で…

温泉と精神医学: 温泉に入ると高齢者のうつ病が防げる?〜国内文献の紹介〜

皆様、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 温泉...、最高ですよね☺️ 熱い温泉にゆ…

誕生日と精神医学(後編):誕生日は御用心?"誕生日ブルー効果"の理由とその対策

【鹿冶の考察】ここまで本邦における"誕生日の自殺”という重いテーマに関する研究論文を二つご紹介しました。 二つの論文のメジャーなポイントは…、 …、という点です。 男性において60歳で自殺が増える理由は「定年」だと推測できますが、その他の節目、とくに女性の38歳と77歳については論文中でも「わからない」としております(77歳は喜寿ですが、そこまでこだわる理由は…?)。 男女差に関する考察は困難ではありますが、それではなぜ人は誕生日や人生の節目に自殺をしやすいのでしょ

誕生日と精神医学(前編): 誕生日は御用心?日本における"誕生日ブルー効果"〜国内文献…

皆様こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 唐突ですが、誕生日って特別な日ですよね🎁 …

固定観念と精神医学: 治療者(医師)の性別・人種が治療効果に影響する?〜海外文献の紹…

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お金と精神医学: お金で"うつ状態"が治る?〜海外文献の紹介〜

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狼男と精神医学: 獣人化を科学する〜海外文献の紹介~

皆様、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 ハロウィンが近づいてきましたね👻🎃💀 …

誕生月と精神医学: 海外研究の紹介

皆様、こんにちは。鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 突然ですが、皆様の誕生月は何月ですか? …

踊りと精神医学: 伝説の奇病"ダンシングマニア"

みなさま、こんにちは!鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 皆様はダンス(踊り)は好きですか? 小…

月と精神医学: 月は人を狂わすか?〜海外文献の紹介〜

皆様、こんにちは、鹿冶梟介(かやほうすけ)です。 明日、9月10日(土)は「十五夜」ですね。 中秋の名月を愛でながら、月見団子を喫食し、なみなみと注がれた盃に月を浮かべる…、なんて雅なことをしたいものです(単に酒を飲みたいだけ?)。 ところで皆様は、”月と狂気”の関係をご存知でしょうか? ラテン語のlunaは「月」という意味ですが、lunaから派生した英語、例えばlunaticは「狂っている、狂気の」という意味であり、またlunacyも「精神異常、狂気」を意味します。