(ネタバレ全開)魔翻訳 122〜124章

122章 三郎の「そうとは限らない」、2人の子どもが今後永遠に絶対いないとは限らないよね…!!殿下も、なんなら三郎も全然産めそうだし(!?)あと600年くらいでいけるんじゃないか!?なんらかのご都合アイテムなどで!!!!!!もちろん2人がそう望むのを大前提としてね!!!!!

という訳でとうとう威容が消滅した…!!2巻から逃げ続けようやく。長かったけど最後呆気なさすぎるし、殿下が威容の最後に対し恐ろしく感情が「無」なのがクズキャラの面目躍如って感じだったな…。最後に谷子のために君吾へ声を上げようとした事(不発)&庇った事(これは良くやった)で少し格が上がったが…ようやく威容にも子どもという一つの拠り所ができたという点で僅かに救いがあったが…谷子のお父さんは結局戻らず(この辺容赦ないリアリティ)…完全巻き込まれ事故の谷子が2巻から始終可哀想だった。でも最後のあたりはまともに美味しいものもあげてたのね。酷い扱いされてたのにたったそれだけでこんなに無垢に慕ってくれる存在が側にいたのは、威容の一生の中でこのひととききりだったんだな。せめて人間だった頃にこういう出会いがあったらな〜。まあもうこうなってしまったので、谷子には優しい新しい家族が出来てずっと幸せな生活をして欲しい。ほんとちっちゃいのにずっと過酷な環境で頑張り過ぎたよ。おつかれさま…。

裴茗生きてた良かった!半月ちゃん裴宿もいたー!!!でも裴茗が宣姫に説教してんの内容は一理あるとしても、お前が始めた物語(アバンチュール)だろうがーーーーー!!!!!!!!ってなっちゃったな。そもそも敵国の将だった宣姫に先に手を出したのは裴茗だったよな!?!?お前が原因なんじゃ!!!!やっぱり裴茗のこの悪癖、一回誰かにちゃんと指摘してがっつり怒られるくらいは最低でもしてもらわないと個人的には納得いかんよ〜!!いくら面白かっこよくても他人をモノ扱いしてポイ捨てする側面がある人は好きになれん。

雨師大人かっこいい!!強い!!!控えめだけど始終素敵な人だ…。武神たちは現在散り散りばらばらなんだな。権一真くんは引玉殿下と黒水鬼域でぷかぷかしてんのか…なんかその光景可愛いな重症&死体の組み合わせだけど…お大事に。
やっぱり風信慕情いなかった。流石に静かすぎるか(特に風信)。
千秋がずっと色んな場面で真っ直ぐに頑張ってて良い子で流石殿下の弟子だなって思う。仇への復讐完遂出来なかったの、殿下と一緒だね…。

風師ちゃん!!!!!葛藤やトラウマ、迷いが沢山あったと思うけど、しっかりやるべき事をやれてすごい…!!!あと何気にすごいのが、モブ神官たちの沢山の目に晒されても焦ったり恥じたりせず、助けてくれ!!とさっと言えるところ、どんな姿でも屈託なく人と交われる風師ちゃんの良い所出てる〜!!ところでほんの思いつきなんだけども、この風師ちゃんの側にいる「花城」さん、もしかして黒水だったりしませんか…!?吹っ飛ばしたりするところ、三郎の殿下以外への容赦の無さだとしてもまあ自然な範疇なんだけど、ちょっと対応に憎しみがこもり過ぎてる気がするし、なんか風師ちゃんに異様に冷たいし無くしたはずの風師扇は何故か持ってるし…。夢見過ぎなのかもしれないけどもし黒水が風師ちゃんの様子どうしても気になって三郎に色々頼んだゆえの借金だとしたら、それは嬉しすぎるが…!?!?どうなのか…!?!?!

あと鬼市のみんなたちが来てくれて嬉しかったーーーー城主楽しそうですね♪って言ってて可愛いかった。うんうん三郎ずっと殿下にくっついてるからご機嫌で楽しそうだよね!縮地千里の「開!」って掛け声かっこいいけどこれまで全然言ってなかったから、もしかしてテンションあがっちゃったんですか三郎さん?だとしたらとてもとても可愛い。
山怪剣めっちゃ強い!!!さすが四天王!!!!君吾への憎しみ籠ってるぅ!!!ところで剣になっちゃったって事はこの人らもう山の身体なくなっちゃったのかな!?君吾に粉砕された!?怖!!
巨大神像が停止して花冠武神に戻り三郎と殿下が地に降り立つところ、アニメだと丁度エンディングテーマ(一花一剣)流れてくるぐらい、もうこの話終わりだぜ…!!!って雰囲気全開なんだけど、まあ生きてるわな絶対…国師もそう言ってるし。しかしどこへ行ったんだろう?

123章 あっちにうろうろこっちにうろうろしてる白無相、殿下に追っかけてきてほしい乙女かな…??可愛くないぞ!
慕情…風信…三郎…みんな怪しい!?!?と思ったけど、三郎だけは積極的に信じていきたい気持ちがある。若邪も懐いてるしな。でも若邪ってそもそもは白無相の法力から生まれてるわけだから、もし欺いてたら偽物でも言うこと聞いちゃう可能性もある…??いやいや、やっぱり三郎の事信じるぞ!でも殿下、お願いだから目の前の人と赤い糸しっかり繋がってるか試してみて〜!!!!
33人神官、過去編で出てきた時お?こいつらは?って思ったけど三郎が挑戦状送った人数には風信慕情が入ってたから違うか?と一度流しておいたんだけど、一巻読み直したら挑戦状送られたのは35人で、風信慕情抜いた33人がきっちり三郎から制裁を受けたという話だったのね!!!!すっきりした。三郎さん超グッジョブ、過去編でこいつら殴りたい!!!!!ってずっと思ってたから高らかにハイタッチしたい。
この33神官事件にせよ威容の巣を潰して血雨探花になった件にせよ、改めて今まで三郎が有名になった出来事が全部殿下のためにやった事ばかりなの、ほんと忠実な信徒すぎて…恐ろしい逸話すらもう全部すごい愛おしい。
マグマの川渡る時も、国師が「殿下はそんなにか弱くない!」って鼻白らむくらい殿下大事に大事にしてて可愛かったよ。厄命ちゃんは大丈夫なのかな??不吉なサイコロも気になる前振りだった(自分の博打癖全棚上げ国師面白い。国師、もはや口を開けば全部面白い人になってる、川渡る時とか)。心配殿下が「私が君を守るから、離れないで」ってつい言っちゃって三郎もめちゃくちゃ嬉しそうに「うん。兄さん、俺を守ってね」って言うところ可愛かった〜多分「私のために生きなさい」って言われた時の紅紅児ちゃんに戻っちゃってる〜KAWAII!!!!!!!
お互いがお互いを守りながらも相手の意思を尊重し続ける、なんて理想のカップルなんだ…。
殿下が三郎大好きすぎて風信慕情にすぐ飛びつくな!って言われたり顔に目が眩んでる!的な事言われてる所ほんっっっっとに好きだった…何回もチューしてるのに三郎の顔が好きすぎて直視出来ない殿下可愛すぎる…。指摘されてあわあわしてるのも可愛かった。というわけで最後のシーンも信じてるぞ、三郎!!!

あとは盛りだくさんだったから箇条書きで好きなところ!
・銅路山をあんまり怖くなかったって言う殿下最強武神すぎかっこよすぎ
・谷子が足にくっ付いてる千秋w(ちょっとかわいい)
・裴茗を以前と変わらずマイペースに揶揄う風師ちゃんかわいい
・皇城の人たち、いきなり巨大で美しすぎる神像がドーンと建ってて朝になったらびっくりするだろうなぁ。きっと後から太子廟にいっぱいお礼参りの人が来るに違いない!
・一回書いたけど、三郎の事心配すぎて行くなとまで言いたくなる殿下ほんと愛がすごくて、殿下の中で三郎が頼れる人であると同時に「守るべき人」としても扱われてる所にキュンとするんだよな〜三郎もキュンキュンしてる…
・国師を老人扱いしてかつての恨みを晴らしてると思しき三郎、かわいい(多分殿下もかわいいと思ってる)
・身のこなしが異常な三郎さん、その三郎さんすら言葉が間に合わないくらい速い殿下流石!
・殿下がなでなですると落ち着く厄命ちゃん犬過ぎてかわいい
・影と技だけで相手を判別できる仙楽トリオの絆〜!!!!
・懐かしの四字熟語しりとり!殿下が風信慕情2人の喧嘩に巻き込まれてぐったりしてる姿ずっと大好き
・裏切りの若邪、死んだふりして誤魔化すのかわいい
・ひそひそ通霊口令かわいい

あと君吾の手に落ちたと思しき慕情!!良い事をしようとすると疑われるの、日頃の行い〜!!!!!でも根本的には君が殿下と風信を絶対裏切らないって信じてるよ!!でも胎霊の話は絶対嘘だな、あいつ風信のことめちゃくちゃ馬鹿にしてたじゃん、寄り添うのはないでしょ…。わざと下手な作り話で殿下たちになんか知らせようとしてるのかな…??それとも単にその場しのぎ…??

124章 ヒヤヒヤしてホッとしてまたヒヤヒヤした〜(心臓に負担すぎる交互浴)!!!!慕情、命の危機&殿下と己の格の違いを改めてまざまざと見せつけられた事により完全に呆然自失なってる…極限状態でないと見られない慕情の素直さ、そして最後のシーンで無意識に若邪を掴んで殿下を助けようとした事、2人の関係の雪解けが近い…!!!!と感じたよ。最新のピンチを頑張って乗り越えたらさっさと話してお互いわだかまり無くなってほしい!!!
白無相はずっと慕情使ってテストしてるのかな、武器庫で殿下がまた自己犠牲で己を傷つけるか、マグマの川で誰かを見捨てるか、最後はマグマに落下する前に白無相に助けを求めてくるか?かな??…うーん、書いてて悪あがき感と胸糞がすごい。
殿下に縋った慕情の言葉がかつて殿下から投げかけられ応えられなかった質問だったの皮肉がすごくて唸った。せめて答えない事があの場の慕情の最低限の誠意だったのかもしれないけど、殿下が伸ばした手を無視した事は変わらないから、そりゃ三郎も慕情を絶対許さない訳だよな。でも殿下はそんな事は傍に置いてとにかく助けようとしてくれるし、力強く引き上げてくれるんだよなその手で迷いなく…なんて尊いお方だ。そして殿下の選択に自分は絶対に反対しない、と言い切る三郎の信念も眩しく尊い…。
三郎、今回は情緒忙しい回だったな、前半の武器庫で殿下が自己犠牲をやらかすかもしれない恐怖からおかしくなってその後は反動かすごく弱って、殿下を抱きしめながらそんな(傷つく事を軽く扱う)冗談笑えない…って繰り返すの可哀想だった。三郎にとってそれは鬼になるほど絶望的で悲しかった出来事の再現になってしまうからトラウマなんだね…。後半は殿下がマグマに落ちないかずっと戦々恐々してるし、感情剥き出しな姿が多めで良かった!

それはそうと風信がだいぶ殿下のパートナーとしての三郎を受け入れ始めてる気がする!

あと色んな意味でドキドキ展開の中に挟まれる抜け殻人間サーフィン、異常すぎる絵柄でだいぶ面白かった。墨香先生、ギャグ挟むタイミング絶妙だな〜!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?