(ネタバレ全開)魔翻訳125〜127章

125章 仙楽トリオ再結成おめでとうございます!!!!!!!
慕情〜〜〜〜!!!!!おめでとう!!!!やっぱり気取ってる人が取り乱して人間らしさを剥き出しにしてくれる時の輝きって本当に大好き♪ナイス輝き♪♪今際の際に言いたい事だけ言って死のうとするの(そして死ねないの)めっっちゃ慕情って感じで可愛かった。
いや〜ほんとに慕情の隠してるもの早く知りたいなとは思ってたけど、中心にあるのがそんなに可愛い願いだとは思わなかったなーーー!!!!少し前からちょいちょい殿下の事名前で呼んでたけど憎しみ由来じゃなく本当はもっと親しみたい願望から来た行動だったんだねきっと。可愛いな。ずっと殿下と友だちになりたかったって…殿下はとっくに友だちだと思ってたのに、八百年以上すれ違うなんてなんて不器用なんだこの人たち…。
風信がいくらなんでもデリカシー0すぎて、そのせいでクソッタレ!が慕情に移って、殿下は過去編で移ったからこれで全員同じ罵倒語を使った事になったのも面白かった。そしてこの出来事が象徴してるのが、過去の仙楽トリオも殿下+凸凹コンビだったけどいつの頃からか上手く歯車が噛み合わなくなって結局慕情が欠けたところからどんどん崩壊しちゃって、長いすれ違いを経て今ようやくその歯車が再びガチっと噛み合った…!ということな気がして、この3人らしい良いシーンだな〜!!とも思った。クソッタレで繋がる絆。
やっぱりこの3人が揃うとどんな場面でも切り抜けられる(少なくとも殿下はそう思ってる)し、遠慮ない言葉が飛び交って、本編ではあんまりその頃はじっくり描かれてないけど少年時代からずっと一緒だったからこその距離感を沢山感じられて嬉しかったな。
慕情が人間の言葉を喋った…って驚く殿下とそれに怒る慕情とか、風信がマグマ怨霊に対しお前ら家族まで全員フ◯ックしてやる!!って言ってるのに、殿下が「彼らの家族は皆こんな(ヤバい)姿なのに君は本当にやるのか!?」って言ってる所とか面白すぎて吹き出しちゃったよ。
最後、かつて3人の関係性を決定的に崩壊させた殿下の強盗未遂事件まで持ち出してもギスギスにならない、肩の力を抜いて罵り合ってる慕情と風信と、とばっちりで困ってる殿下の姿に、ようやくあの頃の太蒼山に3人で戻って来れたね…!!と思った!!殿下も本当によかったね〜!!!

126章 前章から引き続き再結成トリオが可愛くて(跳ぶところ息ぴったり)殿下がウキウキしてて良かった本当に。確かにこの3人、いつもわちゃわちゃ走ったりしてるような。同じ事してても通じ合ってると楽しいね、殿下〜!!
三郎の事心配してる場面、慕情に正面から「あいつの事本当に好きなんですか?」って聞かれて不意打ちで耳赤くなってるの可愛かった。あと殿下が「音が聞こえないか!?」→風信慕情「「してるしてる!」」→突っ走る殿下を必死に追いかける所、2人とも規格外な主に振り回される気苦労侍従コンビに戻ってて可愛かったよ!!!これこれ!これが見たかった〜!ってニコニコした。
そして思ったより無事だった三郎、君吾とまともに渡り合えるくらいの武力なんだとここで明確に示されて改めてかっこいいな!愛の力でそこまで強くなったというのがより芯があってかっこいい。白無相にお前なんてただの嫉妬ジジイだ!って罵れるのすごいし胸がスカッとしたさすが!でも武神たちの目が釘付けになるくらいすごい戦いをしてるというのに、殿下に「今度また一緒に飛び降りたら、もっと怒るよ!」と言われてクゥ〜ン…(幻聴)ってしょげる三郎さんはほんと健気な子犬ちゃんだった。2人でいるとすぐ春風吹いちゃうからしょうがないね(君吾にしては良い例え)。

無名君、散った後そうなっていたんだね…消えそうになっても「離れない」って繰り返してたとか泣ける…。三郎が出会いの時殿下に片目について説明していたけど、相変わらず天官賜福にありがちな「発狂して自分で抉ったんだ」の前に(壮絶な出来事がてんこ盛り)付いてる奴じゃないか…!!!!さらっと書かれてるから想像するしかないけど色々あったんだろうなぁ。そして最後の最後に殿下の思いに背かず、無辜の人々を犠牲にする事だけは踏みとどまったんだな。三郎は本当にすごい、それは鬼でも飛昇の資格得られて当然だよ…!!
ということは、一巻で出てきた三郎の噂は全部正確だったのかい!?じゃあ女の姿で過ごしてた時も本当にあったって事…!?ひええ見たい。絶世の美女しかもあらゆる意味で鬼つよつよとか好きでしかないよ〜!!!!殿下も一緒に女相して何らかのデビューをして(?)ーーーー!!!!
そして厄命ちゃんはやっぱり三郎の目で、だから生まれつき殿下大好きなのね。三郎の分身みたいなものだと考えると、ナデナデしてもらったり、いっぱい褒めてもらったり、大きくしてもらったり(意味深)して本当によかったね…!?自我は別にあるっぽいとしても、人格的には殿下と出会った頃の小さい三郎くらいの感じかなとか思うと、より一層可愛い子だ〜!

グッバイ芳心…元の持ち主とはいえあっさり君吾に従っちゃってちょっとショックだ。ピンチになって共闘する背中あわせの殿下と三郎可愛かった。「君が上、私が下!」という言葉でよこしまな想像を喚起されましたが多分そう読んでこそ正解な奴だよなこれ!?何とは言わないがありがとうございます。キリッと指示する殿下と即従う三郎どっちも愛おしい。私の言う事聞かなくて良いよ!って慌てる殿下にしれっと「兄さんの言う事は最善なのに何故聞かない方がいいの?」って返すの、さすが最も忠実な唯一の信徒だよ三郎さん!!自ら剣に貫かれにいくのもさすが過ぎる…!!!!しかし君吾、殿下だけでなく三郎のトラウマも執拗に抉ってきてほんといやらしい奴め。

そしてここからはただただびっくりしたんだけど、てっきり白無相に封印されたと思ってた殿下の白衣禍世の記憶、単に思い出したくなさすぎて自分で思い出さないようにしてたの…!?!?!?それだと殿下、白無相の事に関してと三郎に対して異様に察しが悪い人にならないかな?!と思ったし、過去自分に寄り添ってくれる人が欲しかったって黒水島で言ってた時も本当は無名君の事覚えてたけど、思い出すのが苦痛なのと三郎に過去を知られたら嫌われると思って言い出せなかったってことになる、のか…!?
ちょっとこれまでのモノローグ含めた殿下の内心の描写から嘘だろーーー!?ってなったけど、結局このお話は殿下の視点だから、殿下はずっと「信頼できない語り手」だった、ってコト…!?(確かに記憶が欠落してるって名言された事はなかったかもね…!?)
えーーちょっとまって!!殿下、これ記憶封印されてるじゃん?って思ったとこからまた読み直さないと…!!
正直すぐ認識を改めるにはこの点俄かに信じがたいんだけど、でも墨香先生の手によって様々な角度から人間の複雑性というものを描写積み重ねて見せられてきたから、罪の意識だけでここまで殿下が自分で自分を騙し続けてきたというのも過去の壮絶さを思えば起こり得る事なのかもしれないな…!?極度のストレスが掛かる事柄に関して脳が心の安全を守るために記憶にロックをかける、というのは現実にもありうる訳だし、とは少し納得し始めてる。
いやーーーーでもちょっと意外すぎて呆然。

まあでもこれであとはお互いのまだ言ってない事を打ち明け合うだけだから、2人の関係性には何の問題もないからその点では良かった〜!!!重要なのは「あなた」で、「どんな」あなたではない(2人の関係性を一言で表せる最高の名言すぎる…)のだから、怖がらないでね殿下!三郎だけは絶対に大丈夫だよーーーー!!!

127章 呪枷どうやって外すのかと思ったら、そうやってか!!!!!!!ある意味最高にこの2人らしい解決方法で緊迫した状況なのにニッコニコしちゃったよ!!!!!
周囲が爆発するくらい熱いキッスをずっと見せつけられてた君吾、どんな気持ちで終わるの待ってたんだ…。この光景シュールすぎる(好き)。
殿下の身体の許容量を超えるくらい法力渡せる三郎、千万の信徒などいらない、「あなたにはたった一人いれば充分だ」の有言実行かっこ良すぎるけどアッ同担拒否…!?ってなっちゃったな。私ももう殿下の信徒なんですが…!?このお話読んで殿下の信徒にならない人いないと思いますが…!?!?
だってこんなに可愛くて慈悲深いのに、昔手合わせで君吾とえぐい数の剣戟交わしてるのカッコ良すぎるし(しかも四百回も刺してる!!!鬼市潜入前の会話では刺したの一回かと思ってたよそりゃ当時の殿下は謝るわ!!)もうさ、ぼろぼろになりながら君吾の事ずっときっぱり拒絶してるの壮絶すぎて読みながら涙出そうだったけど、長い間良いようにされてきた君吾に一泡吹かせ、矜持と信念を掲げた殿下が最高に輝いていて本当にかっこいいシーンだった…!そして結果はどうあれ殿下の作った隙に皆が一斉に攻撃したのも、胸が熱くなる展開だったよ…!!こっちに来るなって言われてちゃんと忠犬ステイしてたけど、殿下を取り戻す隙は見逃さず厄命飛ばす三郎えらいよ〜!!!!
最強形態君吾強いし最高に狂ってますね…でほんと怖いんだけど、敵が怖ければ怖い程2人の愛がより強く輝くんだよな〜!!!
三郎が殿下が正しい、殿下が勝つ!って繰り返し堂々主張してるところまさに「狂信」って感じで迫力ありつつ美しかったし、自分がぼろぼろなのに一生懸命三郎大丈夫?って聞いてる殿下もおいたわしいけど美しかった…。
かつての主人に国師の声はもう届かなそうだし(この主従できれば少し和解して欲しかったので残念)、慕情も風信もなんか大変な事になってるけど、これでいよいよ殿下が最強形態になるので続きにただワクワク出来るよ楽しみ〜!!!!

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