バンコクに住んで早10年。その間、週末にはあちこち気の向くまま旅に出ていました。その中から選んだ思い出の場所をシリーズにて。その（10）はタイ東北部イサーン地方のヤソートーン県にあるパヤー・テーン公園
Yasothon Phaya Thaen Public Park です。

ヤソートンに行くには、バンコクからはウボンラチャターニー、またはロ―イエットまで飛行機で行くのが定番。2018年5月、ここで毎年行われるロケット祭り見学に訪れました。祭りもなかなか刺激的でしたが、さらに強烈だったのが湖のほとりにある公園。あっと驚くような巨大なカエルの像があるのです。

公園は湖を囲むように造られています。車で近づいていくとかなり遠くからでもそのお姿が。。。

湖に向かって鎮座するカエル。えー！ナニこれ！と思わず叫ぶ。

車を降りて歩いて更に近づいていくとあきれる程の大きさとリアルさ。細部まで本物そっくりです。

カエルの中は博物館になっていて口の部分が展望台。この時はまだ完成しておらず、内部見学はできませんでした。

一体なぜこんなものを？　なぜカエル？と疑問は増すばかり。実はこのカエルは地元に伝わる伝説　パヤー・カン・カーク　に基づいたもの。国を干ばつから守るために奮闘した王子様の化身なのでした。そういえば姿はカエルでも実は偉い王様や英雄だった、という話は世界中にありますね。しかし、いくら村おこしとはいえマジでこんなものを造ってしまうところがタイ。世界最大のカエル像とうたっていますが、そうでしょう、違いないと思います。

公園の中にはカエル以外にもいろいろなモニュメントがあります。こちらも謎の踊る人達の像。お祭りの様子を再現したもので、一年中お祭り気分になれますよ、とのこと。奥の方にあるのはロケット祭り用の発射台を模した山車。

みんなで一緒に踊りましょー、と記念撮影。カエル王子は後ろ向いてますけどね。😅

カエルグッズのお土産も色々。つい一個買っちゃいました、これ。家に帰ってからどこに置いたらいいのか途方に暮れた。

本場のイサーン（東北）料理はおいしい！ソムタム、ガイヤーンといった人気のタイ料理はイサーンが本家です。辛い。

ロケット祭りの会場は湖の対岸になります。カエル王子からも爆音と共に打ち上げられるロケットが見えました。ヤバくてアブナイお祭りの様子は次回の記事にて。2018.05.

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