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東南アジアの風景 (65) タイ バンコク|赤十字施設で毒ヘビの知識を深める

東南アジアの国々は国土のほとんどが熱帯ジャングル。数多くの多種多様なヘビが生息するヘビ天国。バンコクにはスネークファームという施設があり、専門家の方々による毒ヘビ対策としての血清の研究が日々続けられています。

研究所があるのは市の中心部。ルンピ二公園から歩いてすぐ。

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立派で美しい建物。正式名称はサオワパー王妃記念研究所。

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ちゃんとした赤十字施設ですが、毒蛇博物館としての機能もあり一般公開されている。また、ここでは世界各地を旅行する際に必要な各種予防接種が安価で受けられるため、長期旅行者、バックパッカーにとっても重要な施設なのです。

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展示は素晴らしく見応えあり。ヘビの毒液が入った嚢胞の展示なんて初めて見ました。その大きさにもびっくり。

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こんなヘビなら毒持ちなので注意、という図解。種類が多すぎて覚えられない。

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噛まれるとこんなことに、という実例。沖縄のハブセンターにもありますね。痛々しい。

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真面目な研究施設ですが、それで終わらないのがタイ。訪問者の一番の目的、それは職員の方々による毒ヘビショーなのです。これが大人気。

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いろいろな毒ヘビを実際に見せてくれます。英語のナレーションもやってくれる。全員研究所の職員の方々です。シロウト感満載なんですが一生懸命盛り上げようとするホスピタリティに頭が下がる。

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カマ首あげてシャーシャー言ってます。見ていてハラハラする。

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最後に観客代表にヘビ(毒なし)を首にかけてもらって楽しいショーはお開きとなるのでした。ヘビ好きの方は是非行ってみてください。(2015年撮影)

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